猪口邦子の発言 (環境委員会)
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○猪口邦子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いしたいです。
それでは次に、私は、国際発信の重要性、そして多国間主義の復活、これについてお伺いしてまいりたいと思います。
もとより、大臣は大変国際発信に心を用いてくださいまして、効果を上げています。
振り返って考えますと、これは所信にもございましたけれども、環境庁の創設から来年で五十年であります。それから、環境省になって今年が二十年となると思います。私は、橋本行革のメンバーとして環境省の設置、これに参加できたこと、私にとって今でも本当に大事なことでございます。
行革、行革ですから、本来は省の数を減らすことが課題である。にもかかわらず、橋本総理は、ここだけは省の増設、前向きに議論してくれというお考えでありました。その熱意は今も残る会議録及び様々な非公式な意見交換の記録などでも表れていると思います。
そのときの橋本総理のお考えはこういうものだったんです。これからは地球規模のことを国際的に日本が考え、発信し、議論に参加することが大事になるんではないだろうか。そういう展望の下、それはやはり省にしてあげないとという、そういうお気持ちがあったと思います。
菅総理から小泉環境大臣への御指示の一つが、この大臣所信にも書いてありましたけれども、国際的発信に取り組むこと、こういうことであると述べられました。まさに、環境省設置から二十年の今年、そういうことが改めて指示されているんだなということを感じます。
その発信ですけれども、具体的な中身を伴わないとやっぱりインパクトが十分ではなくなりますので、早速ですね、この二〇五〇年カーボンニュートラル、温室効果ガス排出全体としてゼロ、その打ち出しはすばらしいんですけれども、これをどのように達成していくのか、段階的、その段階的な発信もあるのか、途中経過の国際とのシェアリング、こういうことも視野に入るのか。
これは、所信に大臣も述べておられますが、ゼロカーボンシティの拡大、急ピッチに進んでいて、こういうことがやっぱり発信力の強さの効果であると、大臣の効果であると思っております。
あるいは、民間企業におきましても、事業用電力を再生エネルギー一〇〇%で、これはRE二〇と呼ばれまして、リニューアブルエナジー一〇〇への参画、こういうことをすごく日本はやってきていると思います。
多国間主義ですけれども、いろんな国との関係で、これが栄えるときと低調なときとがありますけれども、やはり国連の枠組みを含めましたこの多国間主義によって環境政策を推進する、もうこれしかこの環境問題に対しては対応がないと思います。アメリカも、大統領予定者、パリ協定に戻る、そのように宣言しているところでございます。
今年から来年に延期されましたこのCOP26ですね、気候変動枠組条約第二十六回締約国会議、これ来年きちっと開催される予定であると思いますけれども、こういうところでの発信力、また本当に重要であります。そこでは、自然の力に基づく解決策、ネーチャーベースドソリューションズ、こういう考え方ですね、冒頭大臣御説明されましたが、循環経済についてもこういうこととも関連性があると考えます。
また、先ほど政府参考人から説明いただいたこのCOP15、生物多様性条約の新たな目標を定めること、これ非常に重要でありまして、こういうことも来年カミングアップであります。
このような多国間主義の中での日本の途中経過の報告も含めまして、どういう予定でいるのか、政府参考人の方でも大丈夫ですので、お答えいただければと思います。