古川俊治の発言 (厚生労働委員会)

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○古川俊治君 これ、一回打ち出しちゃうと、評価といってもすごく難しいと思うんですよね。これから実際それが世の中に打たれるようになると、途中で多分効果なくなってもよく分からないということが起こってくると思うんですよ。インフルエンザワクチンも、あれよく分からないで打っていますよね。効果があったという年と恐らくなかった年が本当に繰り返しているわけですよね、結局。それはなぜかというと、やっぱりウイルスというのは常に同じじゃないから。その点予測はできないんで、そこが限界かもしれません、もしかするとですね。
 ただ、これだけ大々的にワクチンを接種していくということになると、エスケープという現象もあって、やっぱりそこから逃れるものだけが生きていくということもあるので、今まではそれは一応系統が変わっちゃうほどのウイルス変異は起こっていなかったけれども、そこでワクチンというものを介入することによってそうしたエスケープするような変異を誘導するということもありますから、これ是非、その情報を収集しながら、日本としてもサイエンスに遅れないように頑張っていただきたいと、ここはすごく今まで感じていましたので、是非お願いをしたいと思います。
 それから、先ほども申し上げましたけれども、メッセンジャーRNAワクチン、やっぱり早いですよね、開発が。やっぱりそれができたということはすごいと思うんですが、あれ、モデルナが一番最初ワクチンを人に打ったというのは、何とSARS―CoV―2のフルゲノムシークエンスが分かってから十週以内なんですね。こんなこと、過去には絶対なかったんですよ。十週間でワクチンができちゃうと、人に打てるものがですね。すごいなと思ったんですけれども、メッセンジャーRNAワクチンというのはとても、言ってみると大量生産が簡単にできて、キャパシティーとしても安い、開発するのはなかなかデザインが難しいんですけれども、やっぱりコストを掛けなくても結構できるし、あるいはこれから参入する分野としても一番いいんじゃないかと私思っているんですが。
 少なくとも、今回、今まで日本のワクチン、国内で作れないよねとずっと言われてきて、今回は、アストラゼネカのアデノウイルスワクチンと、それからノババックス、これから出てくるだろう武田のノババックスは、これ一応原薬から日本で作るというふうに伺っておりますから、そういうノウハウを実は残すということも今回の政策の中で重要じゃないかと思っているんですが。ファイザーのはもう供給して終わりみたいな形ですから、何も結局日本に残らないんですよね、ワクチン開発という意味では。
 そういう意味で、選択にちょっとそういうところを加味すべきではないか、国策としては、ちょっと考えるときあるんですが、いかがなんでしょうか。

発言情報

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発言者: 古川俊治

speaker_id: 4087

日付: 2020-11-24

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会