赤羽一嘉の発言 (国土交通委員会)

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○国務大臣(赤羽一嘉君) 私は、初当選からもう二十七年間を経過するんですが、この間に、無駄な公共事業の議論というのは大変国会で占めてきました。無駄な公共事業とは何ぞやというときに出てきたのがやっぱりBバイCの概念だったと思います。
 ただ、そのときに、もう既に私は阪神・淡路大震災の被災をした経験がありましたので、交通量が多いところが無駄な公共事業ではない、交通量が少ないところは無駄な公共事業だというような考え方だと、いざといったときのセーフティーネットというかそうしたことは評価されないということについては、私は個人的に、これは果たして正しい、何というか、評価基準なのかということは個人的に思ってまいりました。しかしながら、大変公共事業に対する見方の厳しい時代がありましたので、BバイCというのは大変な影響力を持ってきた。
 それに対して、もう御承知のように是正もされておりまして、例えば災害時における人や物資の輸送ですとか違うファクターも入っておりますが、しかし、多分、国土交通省とか公共事業の関連のところにはBバイCの概念というのが多分刷り込まれていて、BバイCがこれプラスにならないともう駄目という、これはもう最初からなっていると。こうしたことで、やはりそこは改善の余地は随分あるんじゃないかと。
 今日御質問のその一宮西港道路というのは、私、知らなかったので昨日地図を見ていたんですが、これは、結構、北陸の方から来る道と名古屋のど真ん中をつなぐ、こんなにこれ効果が、BバイC相当高いんじゃないかというふうな話をしたら、いや、ここ土地代も高くて、実は通行量も多いけれど費用も掛かるのでBバイC的には非常に厳しい数字が出るんですと、何か非常にそれは違和感がありまして。そうしたこととか、あと、ミッシングリンクを解消するみたいな副次的な効果まで入れないと本当の意味でのネットワークの評価というのはならないのではないかと、私もそう思います。
 ですから、そうした御質問もいただいたので、今後、公共事業の評価手法研究委員会がございますので、このBバイCの在り方、公共事業の本当の意味での、時代の状況も変わってきましたので、これだけ災害が多い、また感染症といったようなこともありますから、そうしたことも広く考えながら、ミッシングリンクも随分進んでいるのでそうした効用も入れた、なかなか完璧な評価基準というのは難しいかもしれませんが、できるだけ改善していくように、委員会の先生方にも私からもお願いする予定でございます。

発言情報

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発言者: 赤羽一嘉

speaker_id: 22425

日付: 2020-11-26

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会