馬場成志の発言 (災害対策特別委員会)
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○馬場成志君 しっかりやっていただきたいというふうに思います。
さて、令和二年七月豪雨については、河川の氾濫や土砂災害等により熊本県下で六十五名の尊い命が失われ、今もなお二名の方が行方不明となって、甚大な被害をもたらしました。
この災害対策特別委員会においても、九月九日に現地に赴き、被害の大きかった人吉市や球磨村の惨状を目の当たりにしました。
政府においては、自衛隊の早期派遣を始め、発災後は直ちに現地災害対策室を設置し、プッシュ型支援を行うとともに、激甚災害の早期指定、さらには四千億円を超える対策パッケージの取りまとめなど、切れ目のない強力な支援策を迅速に打ち出していただきました。また、流失した十個の橋を始めとする国道二百十九号や熊本県道、さらには芦北町や津奈木町などの治山施設の権限代行による災害復旧事業に速やかに着手いただき、感謝を申し上げておるところであります。そうした支援により、被災者の住まいや生活再建、被災した学校の再開など、少しずつではありますが、復旧復興に向けた明るい兆しも見え始めているところであります。
しかしながら、復旧はまだ始まったばかりで、今後、更なる被災者や被災地域の復旧復興を成し遂げ、そして持続可能な地域を実現していくためにも、将来の住民の安全、安心の確保を目指す球磨川流域の新たな治水の方向性が大前提となります。
そうした状況を踏まえ、昨日、熊本県の蒲島知事が、将来の球磨川流域の治水の方向性として、新たな流水型ダムを含めた緑の流域治水の推進を表明しました。過去に対立の激しさからダムを白紙に戻した知事の重い決断でありますので、二点ほど国交省に確認をしたいというふうに思います。
一点目は、ダムに慎重な人たちの中には、ダムの効果には限界があり、ダムで全てを解決することはできないという意見があります。つまり、ダムだけで治水は完結できないと言っているのですが、それは当たり前のことであって、じゃ、ダムなしでこの治水ができるのかということで、お答えをいただきたいと思います。