麻生太郎の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) これは御存じのように、新型コロナというこれまでに経験したことがないようないわゆる危機的な状況に対して、これは、国民の生命とか暮らしとか安全とかいうものを守るためにはいろんな形での財政出動を余儀なくされたと思っております。
ただ、不確実性というのが強まっております中において、やっぱりいざというときに備えるためにこれリスクマネジメントというのをきちんとしておかねばなりません。その意味で、財政健全化というのをきちんとしておかないと対応ができないということになりますので、対応余力というのを残しておく必要があるんだと思っております。
御存じのように、日本の場合はこのコロナが始まる前から給付と負担の問題でいえば少子高齢化という構造的な課題というものをこれ抱えております。したがいまして、高齢化に伴います社会保障の増加、それから少子によります支え手の減少ということによりまして財源が減少します。という大きな課題というものをいかにやっていくかが大事なところで、世界に冠たる国民皆保険とか社会保障制度というものを、これをきちんと次の世代に引き渡していく責任というのも我々に与えられているんだと思っております。
特に、団塊の世代が後期高齢者というか、後期高齢者入りする二〇二二年というのには、これ、給付と負担の見直しというものを始めとするいろいろな問題をきちんと実現しなきゃならぬと思っておりますので、このプライマリーバランスというものを二〇二五年度までには黒字化というものをやらねばならぬと。また、社会保障制度というものを、サステーナブル、持続可能なものにするというためなどにこれ、歳出歳入両面からの改革というのは引き続き大事な課題として取り組んでいかねばならぬところだと思っております。