大門実紀史の発言 (財政金融委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○大門実紀史君 そのとおりだと思います。
私、なぜこれにこだわったかといいますと、やっぱり山本幸三さんだからですね。誰が異次元金融緩和をずうっと求めてきて、日銀にやれやれということをおっしゃってきたかということから、日本銀行は何か本当にもう政権の、政権の意のままにということをこれにも感じたものですから、取り上げさせていただいたということでございます。
日銀のその独立性に関して、これはもうその山本さんが言われたとかじゃなくて、日銀そのものが、何といいますかね、自ら政権に迎合しつつあるんではないかというのが、今日も取り上げられておりましたけど、地銀再編統合に関する問題でございます。
私は、日銀以上に日銀のことを心配しているんです。何というんですかね、本当に独立性を保って、プライドを持って業務やってほしいなという点から、余り政権に、時の政権に迎合したり、あるいはいろいろ圧力掛けられたりということが多過ぎたんで大変心配しているんですけども、この地銀の再編統合に関していえば、日銀の方からちょっと迎合しているんじゃないかという点で取り上げさせていただきたいと思います。
菅総理が地銀の数が多過ぎるということを言って、地銀の再編統合問題が注目を集めております。金融庁だけではなく、どういうわけか日銀まで関与をし始めたということでございます。
まず、地銀が大変だというのは私もそれは分かっておりますので、資料に、資料の五枚目ですかね、大手行と地銀の利ざやの推移ということで、日銀の資料を付けてございます。
これは、午前中、西田さんからもあったとおり、なぜこれだけ利ざやが下がってきているかというと、一番は長期にわたる低金利ですね、ゼロ金利政策ですね。人口減少、企業減少、高齢化などの国内要因が大きいと。大手行に比べて地銀の方が大変だというのは、大手行はまだ海外取引の部分がありますけれど、地銀というのは、もう国内取引、まあ証券投資やっておりますけど、そういう関係からいって、国内要因をストレートに受けるという点からこの利ざやの推移が厳しくなっているんだというふうに思います。
金融庁に基本的なことを伺いますけれども、地銀の経営基盤が厳しくなっているというのはもう誰が見てもそうだというのはそのとおりなんですけど、菅総理は地銀の数が多過ぎるということをおっしゃいました。それが衝撃を与えているわけですが、地銀の数が多過ぎるということと地銀の経営が厳しいということとは、私は別のことだと思っております。金融庁はそもそも今の地銀の数が多過ぎるという認識でしょうか。