麻生太郎の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたこの財政審議会の二十五日のあれで、いろいろポイントありますけれども、新型コロナ感染拡大の防止、経済回復に加え財政健全化というこの三つ、三匹のウサギを追えと、簡単に言えばそういうことが書いてあるんですが、私どもといたしましては、この令和三年度予算の編成等に関する建議の趣旨は、私ども、経済再生と財政健全化、両立をしっかり進めていくということを私どももこれまで申し上げておりますので、私どもの趣旨にも合致しておると思っておりますけれども、いかにして次の世代に未来をつないでいくかというところがポイントなんだと思っております。
したがいまして、これまでの対策の効果などをよく見た上で、特にコロナに関しましては最初の頃はとにかく資金繰り対策だけで追われましたので、そういった意味で、ポストコロナを見据えたこの経済というものを考えるときに、構造変化への対応とか生産性の向上とか、そういったものの支援というものに重点化していくと。同時に、構造変化というものが起きておりますので、そういったものに対応していない施策というものを見直したりして、ワイズスペンディングとかスクラップ・アンド・ビルドとかいろんな表現がされておりますけど、そういったものを徹底してやっていくべきだと考えております。
また、国民に不安とか、安心を与えていないとかいう意味での社会保障制度というものをこれは次の世代に確実に引き継いでいくという責任を果たすためにも、これは受益、いわゆる給付、受益と負担というものの不均衡というものをこれ是正しないと、なかなかこの制度というものを持続可能なるものにはなりませんので、そういったものを確保するためには改革は必要だと思っております。
このいただいた建議を踏まえまして、令和二年度の三次補正予算並びに令和三年度の本予算等々を、これ質の高い、いわゆる将来を見据えたものにしてまいらねばならぬと今鋭意努力させていただいておるところであります。