財政金融委員会
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会
会議録情報#0
令和二年十二月一日(火曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
十一月二十五日
辞任 補欠選任
清水 真人君 櫻井 充君
石川 大我君 古賀 之士君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 佐藤 信秋君
理 事
西田 昌司君
藤末 健三君
宮島 喜文君
牧山ひろえ君
秋野 公造君
委 員
櫻井 充君
中西 健治君
中西 祐介君
馬場 成志君
藤川 政人君
宮沢 洋一君
元榮太一郎君
勝部 賢志君
古賀 之士君
水岡 俊一君
横山 信一君
音喜多 駿君
上田 清司君
小池 晃君
大門実紀史君
浜田 聡君
渡辺 喜美君
国務大臣
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融)
) 麻生 太郎君
副大臣
内閣府副大臣 赤澤 亮正君
内閣府副大臣 三ッ林裕巳君
財務副大臣 中西 健治君
厚生労働副大臣 山本 博司君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 和田 義明君
事務局側
常任委員会専門
員 前山 秀夫君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 梶尾 雅宏君
内閣官房成長戦
略会議事務局次
長 松浦 克巳君
内閣府大臣官房
審議官 村手 聡君
内閣府地域経済
活性化支援機構
担当室長 石田 晋也君
内閣府規制改革
推進室次長 彦谷 直克君
内閣府子ども・
子育て本部審議
官 藤原 朋子君
金融庁総合政策
局長 中島 淳一君
金融庁企画市場
局長 古澤 知之君
金融庁監督局長 栗田 照久君
総務省大臣官房
審議官 黒瀬 敏文君
消防庁国民保護
・防災部長 荻澤 滋君
法務省大臣官房
審議官 福原 道雄君
法務省大臣官房
司法法制部長 金子 修君
財務省大臣官房
長 茶谷 栄治君
財務省大臣官房
総括審議官 新川 浩嗣君
財務省主計局次
長 角田 隆君
財務省主計局次
長 宇波 弘貴君
財務省主税局長 住澤 整君
財務省理財局長 大鹿 行宏君
国税庁次長 鑓水 洋君
文化庁審議官 出倉 功一君
厚生労働省大臣
官房危機管理・
医務技術総括審
議官 佐原 康之君
厚生労働省大臣
官房年金管理審
議官 日原 知己君
厚生労働省大臣
官房審議官 堀内 斉君
国土交通省大臣
官房審議官 山田 知裕君
参考人
日本銀行理事 衛藤 公洋君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○財政及び金融等に関する調査
(金融機能の再生のための緊急措置に関する法
律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理の
ために講じた措置の内容等に関する報告に関す
る件)
(国際金融センターの実現に向けた取組に関す
る件)
(地域金融機関の経営基盤強化に関する件)
(令和三年度予算編成に関する件)
(学校法人森友学園に関する件)
(自動車安全特別会計に関する件)
(経済財政政策の目標達成状況の検証に関する
件)
(地域経済における信用金庫・信用組合の在り
方に関する件)
(新型コロナウイルス感染症対策に関する件)
─────────────
この発言だけを見る →午前十時開会
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委員の異動
十一月二十五日
辞任 補欠選任
清水 真人君 櫻井 充君
石川 大我君 古賀 之士君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 佐藤 信秋君
理 事
西田 昌司君
藤末 健三君
宮島 喜文君
牧山ひろえ君
秋野 公造君
委 員
櫻井 充君
中西 健治君
中西 祐介君
馬場 成志君
藤川 政人君
宮沢 洋一君
元榮太一郎君
勝部 賢志君
古賀 之士君
水岡 俊一君
横山 信一君
音喜多 駿君
上田 清司君
小池 晃君
大門実紀史君
浜田 聡君
渡辺 喜美君
国務大臣
財務大臣
国務大臣
(内閣府特命担
当大臣(金融)
) 麻生 太郎君
副大臣
内閣府副大臣 赤澤 亮正君
内閣府副大臣 三ッ林裕巳君
財務副大臣 中西 健治君
厚生労働副大臣 山本 博司君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 和田 義明君
事務局側
常任委員会専門
員 前山 秀夫君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 梶尾 雅宏君
内閣官房成長戦
略会議事務局次
長 松浦 克巳君
内閣府大臣官房
審議官 村手 聡君
内閣府地域経済
活性化支援機構
担当室長 石田 晋也君
内閣府規制改革
推進室次長 彦谷 直克君
内閣府子ども・
子育て本部審議
官 藤原 朋子君
金融庁総合政策
局長 中島 淳一君
金融庁企画市場
局長 古澤 知之君
金融庁監督局長 栗田 照久君
総務省大臣官房
審議官 黒瀬 敏文君
消防庁国民保護
・防災部長 荻澤 滋君
法務省大臣官房
審議官 福原 道雄君
法務省大臣官房
司法法制部長 金子 修君
財務省大臣官房
長 茶谷 栄治君
財務省大臣官房
総括審議官 新川 浩嗣君
財務省主計局次
長 角田 隆君
財務省主計局次
長 宇波 弘貴君
財務省主税局長 住澤 整君
財務省理財局長 大鹿 行宏君
国税庁次長 鑓水 洋君
文化庁審議官 出倉 功一君
厚生労働省大臣
官房危機管理・
医務技術総括審
議官 佐原 康之君
厚生労働省大臣
官房年金管理審
議官 日原 知己君
厚生労働省大臣
官房審議官 堀内 斉君
国土交通省大臣
官房審議官 山田 知裕君
参考人
日本銀行理事 衛藤 公洋君
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本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○財政及び金融等に関する調査
(金融機能の再生のための緊急措置に関する法
律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理の
ために講じた措置の内容等に関する報告に関す
る件)
(国際金融センターの実現に向けた取組に関す
る件)
(地域金融機関の経営基盤強化に関する件)
(令和三年度予算編成に関する件)
(学校法人森友学園に関する件)
(自動車安全特別会計に関する件)
(経済財政政策の目標達成状況の検証に関する
件)
(地域経済における信用金庫・信用組合の在り
方に関する件)
(新型コロナウイルス感染症対策に関する件)
─────────────
佐
佐藤信秋#1
○委員長(佐藤信秋君) ただいまから財政金融委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石川大我君及び清水真人君が委員を辞任され、その補欠として古賀之士君及び櫻井充君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、石川大我君及び清水真人君が委員を辞任され、その補欠として古賀之士君及び櫻井充君が選任されました。
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佐
佐藤信秋#2
○委員長(佐藤信秋君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官梶尾雅宏君外二十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官梶尾雅宏君外二十四名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
佐
佐
佐藤信秋#4
○委員長(佐藤信秋君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行理事衛藤公洋君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に日本銀行理事衛藤公洋君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
佐
佐
佐藤信秋#6
○委員長(佐藤信秋君) 財政及び金融等に関する調査を議題といたします。
まず、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件について、政府から説明を聴取いたします。麻生内閣府特命担当大臣。
この発言だけを見る →まず、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条の規定に基づく破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告に関する件について、政府から説明を聴取いたします。麻生内閣府特命担当大臣。
麻
麻生太郎#7
○国務大臣(麻生太郎君) 平成三十年六月二十二日及び十二月十八日に、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第五条に基づき、破綻金融機関の処理のための講じた措置の内容に関する報告書を国会に提出させていただいております。
報告対象期間は、通算して、平成二十九年十月一日以降平成三十年九月三十日までとなっております。
御審議に先立ちまして、その概要を御説明させていただきます。
まず、今回の報告対象期間中に、金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分は行われておりません。
次に、預金保険機構による資金援助のうち、救済金融機関等に対する金銭の贈与は、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で十九兆三百十九億円となっております。
また、預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取りは、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で六兆五千百九十二億円となっております。
なお、預金保険機構の政府保証付借入れ等の残高は、平成三十年九月三十日現在、各勘定合計で二兆二百七十億円となっております。
ただいま概要を御説明申し上げましたとおり、破綻金融機関の処理等に関しましては、これまでも適時適切に所要の措置を講じることに努めてきたところであります。
金融庁といたしましては、今後とも、各金融機関の健全性にも配慮しつつ、金融システムの安定確保に向けて、万全を期してまいる所存であります。
御審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。
この発言だけを見る →報告対象期間は、通算して、平成二十九年十月一日以降平成三十年九月三十日までとなっております。
御審議に先立ちまして、その概要を御説明させていただきます。
まず、今回の報告対象期間中に、金融整理管財人による業務及び財産の管理を命ずる処分は行われておりません。
次に、預金保険機構による資金援助のうち、救済金融機関等に対する金銭の贈与は、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で十九兆三百十九億円となっております。
また、預金保険機構による破綻金融機関等からの資産の買取りは、今回の報告対象期間中にはなく、これまでの累計で六兆五千百九十二億円となっております。
なお、預金保険機構の政府保証付借入れ等の残高は、平成三十年九月三十日現在、各勘定合計で二兆二百七十億円となっております。
ただいま概要を御説明申し上げましたとおり、破綻金融機関の処理等に関しましては、これまでも適時適切に所要の措置を講じることに努めてきたところであります。
金融庁といたしましては、今後とも、各金融機関の健全性にも配慮しつつ、金融システムの安定確保に向けて、万全を期してまいる所存であります。
御審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。
佐
藤
藤末健三#9
○藤末健三君 おはようございます。自民党・国民の声の藤末健三でございます。
私は、まず初めに、香港の金融機能の日本への誘致について御質問をさせていただきたいと思います。
これは新聞記事にも載ったんですが、来月一月六日から霞が関におきまして拠点開設サポートオフィスという、英語でかつオンラインで金融機関の登録申請などができるオフィスが開設されることが決まりました。
これ、中西財務副大臣が前の国会でこの財政金融委員会で提言され、実際にプロジェクトチームをつくり、国会の方からもプッシュを掛けたものでございますが、同時に私自身も麻生大臣に直接提言させていただき、いよいよ動き出したなという感じがしております。
私自身、やはり、この動きを見ていますと、本当に金融庁がほかの省庁も動かしながら大きく動きを始めていただいておりまして、まさしく、これはもうお世辞じゃなく、麻生金融担当大臣のイニシアティブがあってからこそ、これだけの動きができたのではないかと思います。
香港におきましては、国家安全維持法が制定されまして、やはり金融機関等も非常に動揺しておりまして、私が実際に直接その金融担当者から聞いた話でも、本当にこの香港にいれるのかどうか、いつ政府から圧力を受けるか分からない状況である中で、やはりこの拠点を移さなきゃいけないという話を聞いていました。実際に今、世界の百大銀行のうち七十銀行がアジアの拠点を香港に置き、約一兆ドルの、これ新聞記事でございますが、一兆ドルのファンドが香港から逃げようとしているという情報もございます。
そういう中で、皆様のお手元にお配りしました紙がございますが、こちらにありますように、世界に開かれた国際金融センターの実現に向けてということで金融庁がまとめた資料でございますが、これの中を見ていただきますと、非常にいろいろな内容が書いてございますが、一番大きいと思いますのは、この下の図にございますように、金融庁が中心となって、関係する省庁、法務省や総務省、あと病院関係で厚生労働省、そして学校の関係で文科省、経済産業省といった他の役所を調整し、中心となってこの計画を進めていただいているというのは非常に大きな動きだと思っております。
実際に私自身がいろいろ会っている仲間からいいますと、海外でやっている金融機関の人たち、実際に五十人ぐらいの小さなフィンテック企業でも、もう当初から全世界二十四時間展開。ですから、ロンドン、ニューヨーク、そしてアジアの拠点をどうするかということを当初から考えているような状況を見ておりまして、是非、私はアジアの拠点は日本であるという地位をこの機に確立していただきたいと思っております。
実際に、世界金融センター指数という指数がございまして、これは二〇二〇年の三月、公表されたものでございますが、東京は前年の六位から三位に上がっているという状況です。ニューヨーク、ロンドン、そして東京という状況でございまして、その後、上海とシンガポールが続く、そして香港となっております。
このような中、是非とも、この機に金融のハブとしての日本ということを是非、麻生大臣に築き上げられていただきたいと思いますし、御地元の福岡におきましても、九月にはチーム福岡が立ち上がったという状況でございますので、是非、麻生大臣の今後の香港からの金融機関の誘致についての思いをお聞かせいただければと思います。お願いいたします。
この発言だけを見る →私は、まず初めに、香港の金融機能の日本への誘致について御質問をさせていただきたいと思います。
これは新聞記事にも載ったんですが、来月一月六日から霞が関におきまして拠点開設サポートオフィスという、英語でかつオンラインで金融機関の登録申請などができるオフィスが開設されることが決まりました。
これ、中西財務副大臣が前の国会でこの財政金融委員会で提言され、実際にプロジェクトチームをつくり、国会の方からもプッシュを掛けたものでございますが、同時に私自身も麻生大臣に直接提言させていただき、いよいよ動き出したなという感じがしております。
私自身、やはり、この動きを見ていますと、本当に金融庁がほかの省庁も動かしながら大きく動きを始めていただいておりまして、まさしく、これはもうお世辞じゃなく、麻生金融担当大臣のイニシアティブがあってからこそ、これだけの動きができたのではないかと思います。
香港におきましては、国家安全維持法が制定されまして、やはり金融機関等も非常に動揺しておりまして、私が実際に直接その金融担当者から聞いた話でも、本当にこの香港にいれるのかどうか、いつ政府から圧力を受けるか分からない状況である中で、やはりこの拠点を移さなきゃいけないという話を聞いていました。実際に今、世界の百大銀行のうち七十銀行がアジアの拠点を香港に置き、約一兆ドルの、これ新聞記事でございますが、一兆ドルのファンドが香港から逃げようとしているという情報もございます。
そういう中で、皆様のお手元にお配りしました紙がございますが、こちらにありますように、世界に開かれた国際金融センターの実現に向けてということで金融庁がまとめた資料でございますが、これの中を見ていただきますと、非常にいろいろな内容が書いてございますが、一番大きいと思いますのは、この下の図にございますように、金融庁が中心となって、関係する省庁、法務省や総務省、あと病院関係で厚生労働省、そして学校の関係で文科省、経済産業省といった他の役所を調整し、中心となってこの計画を進めていただいているというのは非常に大きな動きだと思っております。
実際に私自身がいろいろ会っている仲間からいいますと、海外でやっている金融機関の人たち、実際に五十人ぐらいの小さなフィンテック企業でも、もう当初から全世界二十四時間展開。ですから、ロンドン、ニューヨーク、そしてアジアの拠点をどうするかということを当初から考えているような状況を見ておりまして、是非、私はアジアの拠点は日本であるという地位をこの機に確立していただきたいと思っております。
実際に、世界金融センター指数という指数がございまして、これは二〇二〇年の三月、公表されたものでございますが、東京は前年の六位から三位に上がっているという状況です。ニューヨーク、ロンドン、そして東京という状況でございまして、その後、上海とシンガポールが続く、そして香港となっております。
このような中、是非とも、この機に金融のハブとしての日本ということを是非、麻生大臣に築き上げられていただきたいと思いますし、御地元の福岡におきましても、九月にはチーム福岡が立ち上がったという状況でございますので、是非、麻生大臣の今後の香港からの金融機関の誘致についての思いをお聞かせいただければと思います。お願いいたします。
麻
麻生太郎#10
○国務大臣(麻生太郎君) 今言われましたように、日本の場合は香港と違って、まずは政治の安定、そして法律制度がしっかりしております。また、治安もいい。生活環境等々いろんなもので優れた強みがあるんだと、私どもはそう思っております。
また、そういうものがあっても、実体経済としてもある程度の規模がなきゃいかぬと思うんですが、少なくとも実体経済と株式市場というものもありますし、加えて今、二〇一九年末現在で個人金融資産、いわゆる家計金融資産ですが、これが約一千八百九十三兆円、薄気味悪い金があります。加えて、その中で現預金が一千三兆円。株式より現預金、キャッシュが一千三兆円ということは約五三%ぐらいになろうかと思いますが、そういったもので、株式とか投資信託の保有比率が極めて低いという状況は、これは現預金に勝る魅力を感じさせていないというところが今の現状なんだということを考えれば、私どもは、資産運用ビジネスをもってなりわいとしている人たちがこの金融の人たちですから、そういった人たちにとりましては、東京というか日本のマーケットというのは極めて大きな可能性を秘めたマーケットに映らない方がおかしいと、そう思っております。
したがいまして、日本のそういう強みがあるわけですから、そういったものを生かして、国際金融センターというようなものを、地位としてそういう立場というものを、そう言ったからなるわけじゃありませんから、そういった立場というものを確保するという意識を持ってやっていくとかやっていないとかいうのは全然違うんだと思っております。
今言われましたように、まずは言葉の話で、これはロンドンもニューヨークも、今ほとんど世界の金融市場は英語で事が動いておりますので、いわゆる資産運用会社等々の登録から監督に至るまで英語でワンストップで対応できるという拠点サポートをするオフィスを立ち上げるべく、十一月六日に今言われましたように公表させていただいております。
また、金融当局による施策に加えまして、これは来る人たちの在留資格の問題があります。また、住居とか子供の教育とか病院とかいった、入国手続、生活改善、まあ環境の改善ですかな、そういったものにつきましても、これは意欲のある地方自治体というものと連携をして取り組んでいく必要があるんだと思っております。金融庁が幾ら言ったって、その他の意識がなければできませんから。
そうした上で、こうした強みを我々は積極的にプロモーションをしていかないかぬと思っておりますので、海外の金融機関とか、そういった高度な金融にプロの人材というものを呼び込んで日本の金融というのを動かしていくというのは、私どもとしては、今GDPよりグロス・ナショナル・インカム、GNIの方が大きいと、今は二十兆ぐらい大きくなっていると思いますが、GDPよりGNIの方が多いという現状を考えたら、こういったようなものに関しまして、より積極的なことをやっていくのは国益に資すると、私どもは基本的にそう思っております。
この発言だけを見る →また、そういうものがあっても、実体経済としてもある程度の規模がなきゃいかぬと思うんですが、少なくとも実体経済と株式市場というものもありますし、加えて今、二〇一九年末現在で個人金融資産、いわゆる家計金融資産ですが、これが約一千八百九十三兆円、薄気味悪い金があります。加えて、その中で現預金が一千三兆円。株式より現預金、キャッシュが一千三兆円ということは約五三%ぐらいになろうかと思いますが、そういったもので、株式とか投資信託の保有比率が極めて低いという状況は、これは現預金に勝る魅力を感じさせていないというところが今の現状なんだということを考えれば、私どもは、資産運用ビジネスをもってなりわいとしている人たちがこの金融の人たちですから、そういった人たちにとりましては、東京というか日本のマーケットというのは極めて大きな可能性を秘めたマーケットに映らない方がおかしいと、そう思っております。
したがいまして、日本のそういう強みがあるわけですから、そういったものを生かして、国際金融センターというようなものを、地位としてそういう立場というものを、そう言ったからなるわけじゃありませんから、そういった立場というものを確保するという意識を持ってやっていくとかやっていないとかいうのは全然違うんだと思っております。
今言われましたように、まずは言葉の話で、これはロンドンもニューヨークも、今ほとんど世界の金融市場は英語で事が動いておりますので、いわゆる資産運用会社等々の登録から監督に至るまで英語でワンストップで対応できるという拠点サポートをするオフィスを立ち上げるべく、十一月六日に今言われましたように公表させていただいております。
また、金融当局による施策に加えまして、これは来る人たちの在留資格の問題があります。また、住居とか子供の教育とか病院とかいった、入国手続、生活改善、まあ環境の改善ですかな、そういったものにつきましても、これは意欲のある地方自治体というものと連携をして取り組んでいく必要があるんだと思っております。金融庁が幾ら言ったって、その他の意識がなければできませんから。
そうした上で、こうした強みを我々は積極的にプロモーションをしていかないかぬと思っておりますので、海外の金融機関とか、そういった高度な金融にプロの人材というものを呼び込んで日本の金融というのを動かしていくというのは、私どもとしては、今GDPよりグロス・ナショナル・インカム、GNIの方が大きいと、今は二十兆ぐらい大きくなっていると思いますが、GDPよりGNIの方が多いという現状を考えたら、こういったようなものに関しまして、より積極的なことをやっていくのは国益に資すると、私どもは基本的にそう思っております。
藤
藤末健三#11
○藤末健三君 是非、私、麻生大臣には大きく期待させていただいていまして、実は、ちょっと、二〇一九年ぐらいのデータになりますけれど、アメリカにおける全産業における金融業の利益がどれだけの割合かといいますと、大体三〇%ございます。ロンドンのデータを見ると約三割という状況でございまして、ちょっと残念ながら日本のデータは取れなかったんですが、約その企業の収益の中で三割近くが金融が上げているという状況でございます。私自身は、日本もこれなれると思っておりまして、本当に、アジアのハブとしての、金融のハブとしての日本ができれば、当然のことながら資金も集まりますでしょうし、同時に情報も集まり人も集まるということでございますので、是非、金融庁の、この金融を育てる、行政の大きな柱として是非進めていただければと思っております。
そういう中で、ちょっと小さな話になりますけれど、この金融庁が作られた資料の中に、上の方の一番下に、STO、セキュリティー・トークン・オファリングの発行等の民間取組の環境整備というのがございまして、これ、金融庁が中心となって暗号資産の法整備を進めていただきました。やはり海外の人たちに聞いても、日本の法整備が一番進んでいるということを言われていまして、やはり、日本にこの暗号資産、特に今、かつて仮想通貨と言われたビットコインなんかの動きでございますけれど、活用したいという声も聞こえております。
ただ、一点ございますのが、やはり、今我が国において、このトークン、暗号資産につきましては、取引のための単位となっていまして、投資の対象になっていないというのがございます。
アメリカを見ますと、ちょうど、十一月でございますけれど、ビットコインとか暗号資産を年金の、企業年金の対象にするという商品が実はもう先月生まれておりまして、是非、我が国もこういうビットコインなんかの使い方として、交換手段ということのみならず、流通させて、かつ資産的に運用するような制度もつくるべきではないかと思うんですが、金融庁の御意見いただきたいと思います。
この発言だけを見る →そういう中で、ちょっと小さな話になりますけれど、この金融庁が作られた資料の中に、上の方の一番下に、STO、セキュリティー・トークン・オファリングの発行等の民間取組の環境整備というのがございまして、これ、金融庁が中心となって暗号資産の法整備を進めていただきました。やはり海外の人たちに聞いても、日本の法整備が一番進んでいるということを言われていまして、やはり、日本にこの暗号資産、特に今、かつて仮想通貨と言われたビットコインなんかの動きでございますけれど、活用したいという声も聞こえております。
ただ、一点ございますのが、やはり、今我が国において、このトークン、暗号資産につきましては、取引のための単位となっていまして、投資の対象になっていないというのがございます。
アメリカを見ますと、ちょうど、十一月でございますけれど、ビットコインとか暗号資産を年金の、企業年金の対象にするという商品が実はもう先月生まれておりまして、是非、我が国もこういうビットコインなんかの使い方として、交換手段ということのみならず、流通させて、かつ資産的に運用するような制度もつくるべきではないかと思うんですが、金融庁の御意見いただきたいと思います。
中
中島淳一#12
○政府参考人(中島淳一君) お答えいたします。
暗号資産に用いられているブロックチェーン技術については肯定的な評価が多い一方、暗号資産については様々な意見があり、その評価はいまだ定まっていないと考えられるところでございまして、こうした中、金融庁では、これまで利用者保護とイノベーションとのバランスを踏まえつつ、暗号資産に係る所要の制度整備を行ってきたところであります。また、一般論として、海外の金融事業者が日本に拠点を置き、利用者保護等の観点に照らし適正なサービスを提供することは望ましいことであり、議員御指摘の暗号資産の決済手段としての利用を含め、海外の事業者から相談があった場合には適切に対応してまいりたいと考えております。
一方で、投資信託については、法律上、主として有価証券など投資を容易にすることが必要な資産での運用を目的とするものとされておりますが、暗号資産は、株式等と異なり一般に裏付けとなる資産がなく、価格が大きく変動するリスクを抱えていることを踏まえると、投資家が国内か海外の者であるかを問わず、日本の投資信託制度の下で暗号資産に対する投資を一層容易とするということについては慎重な検討が必要と考えております。
この発言だけを見る →暗号資産に用いられているブロックチェーン技術については肯定的な評価が多い一方、暗号資産については様々な意見があり、その評価はいまだ定まっていないと考えられるところでございまして、こうした中、金融庁では、これまで利用者保護とイノベーションとのバランスを踏まえつつ、暗号資産に係る所要の制度整備を行ってきたところであります。また、一般論として、海外の金融事業者が日本に拠点を置き、利用者保護等の観点に照らし適正なサービスを提供することは望ましいことであり、議員御指摘の暗号資産の決済手段としての利用を含め、海外の事業者から相談があった場合には適切に対応してまいりたいと考えております。
一方で、投資信託については、法律上、主として有価証券など投資を容易にすることが必要な資産での運用を目的とするものとされておりますが、暗号資産は、株式等と異なり一般に裏付けとなる資産がなく、価格が大きく変動するリスクを抱えていることを踏まえると、投資家が国内か海外の者であるかを問わず、日本の投資信託制度の下で暗号資産に対する投資を一層容易とするということについては慎重な検討が必要と考えております。
藤
藤末健三#13
○藤末健三君 国内の投資家保護というのはよく分かりますけれど、一つ提案ございますのは、顧客が海外に限って行うこともあり得ると思います。実際に、ビットコインであり、テザーという暗号資産については、外国の取引、非常に多うございますので、我が国に拠点があったとしても外国の顧客に対しては例えば投資的なサービスができるようなことをすることも一案ではないかと思いますので、これだけで、これ提案だけで終わらさせていただきます。
次にございますのは、前回の委員会で大門委員から、日銀と金融庁の重複の検査とか考査の作業をなるべく統一化し、かつデジタル化すべきじゃないかという自民党側の提案につきまして、日銀の独立性をちょっと忘れているんではないかという御指摘がございました。
いろいろ考えなきゃいけないところはあるとは思うんですが、私自身、やはり現場の金融機関の方々からお聞きしますと、金融庁と日銀の縦割りという問題はよくお聞きしております。そしてまた、申請書も手書きでやらなきゃいけないとかそういう話もございまして、かつ個人的に言うと、やっぱり日銀と金融庁の考査と検査のバランス悪いんじゃないかと思っていまして、自民党が出されましたこの提言書には非常に意義が私はあると考えております。
このような日銀と金融庁におけるそういう金融機関への監督、考査などの負担の軽減につきまして考えをお聞かせいただきたいと思いますし、同時に、当然のことながら今印鑑ゼロという運動がございますので、その取組について、金融庁の取組を簡潔に伺いたいと思います。お願いいたします。
この発言だけを見る →次にございますのは、前回の委員会で大門委員から、日銀と金融庁の重複の検査とか考査の作業をなるべく統一化し、かつデジタル化すべきじゃないかという自民党側の提案につきまして、日銀の独立性をちょっと忘れているんではないかという御指摘がございました。
いろいろ考えなきゃいけないところはあるとは思うんですが、私自身、やはり現場の金融機関の方々からお聞きしますと、金融庁と日銀の縦割りという問題はよくお聞きしております。そしてまた、申請書も手書きでやらなきゃいけないとかそういう話もございまして、かつ個人的に言うと、やっぱり日銀と金融庁の考査と検査のバランス悪いんじゃないかと思っていまして、自民党が出されましたこの提言書には非常に意義が私はあると考えております。
このような日銀と金融庁におけるそういう金融機関への監督、考査などの負担の軽減につきまして考えをお聞かせいただきたいと思いますし、同時に、当然のことながら今印鑑ゼロという運動がございますので、その取組について、金融庁の取組を簡潔に伺いたいと思います。お願いいたします。
中
中島淳一#14
○政府参考人(中島淳一君) お答えいたします。
ただいま委員御指摘の自民党からの提言も踏まえまして、金融庁としては、金融機関から書面により提出される報告書類、計表の電子化、システム化、また、金融庁と日銀等に提出される類似の報告書類、計表の統合、廃止、さらに、金融庁と日銀の共同データプラットフォームの構築等について日本銀行との間で意見交換を行っているところでございます。
こうした取組を具体的に進めることにより、金融機関の負担軽減を図りつつ、効果的なモニタリングの実施につなげてまいりたいと考えております。
また、押印廃止については、金融庁が金融機関等から受け付ける申請、届出等のうち押印を求めているものが四百六十五手続ございますが、これらの押印について本年中に全て廃止する方向で準備を進めているところでございます。
この発言だけを見る →ただいま委員御指摘の自民党からの提言も踏まえまして、金融庁としては、金融機関から書面により提出される報告書類、計表の電子化、システム化、また、金融庁と日銀等に提出される類似の報告書類、計表の統合、廃止、さらに、金融庁と日銀の共同データプラットフォームの構築等について日本銀行との間で意見交換を行っているところでございます。
こうした取組を具体的に進めることにより、金融機関の負担軽減を図りつつ、効果的なモニタリングの実施につなげてまいりたいと考えております。
また、押印廃止については、金融庁が金融機関等から受け付ける申請、届出等のうち押印を求めているものが四百六十五手続ございますが、これらの押印について本年中に全て廃止する方向で準備を進めているところでございます。
藤
藤末健三#15
○藤末健三君 続きまして、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告、FRCについてお話をさせていただきたいと思います。
皆様のお手元に資料を配っていまして、「全株式市場における低PBR(実績)下位十社」というのがございます。これ、全株式におけるPBR、簡単に言いますと、株の時価総額を純資産で割った値であります。何かというと、株の時価総額というのは、株価掛ける株式数で出る値、実際に市場でその会社を買うときに幾ら掛かるかというもの、そして純資産は実際にその企業が持っている資産であります。
ですから、何かといいますと、例えばこの一位になっているのは銀行でございますけれど、〇・〇九ということは、その持っている資産のうち何とその九%の価値しか市場で付いていないということになります。ですから、極端なことを言いますと、百あるうちの九の価値しか生んでいない。また、二番目の企業については〇・一一PBRがということになっておりまして、百のうち十一の価値しかないような状況になっていると。これを見ていただきますと分かりますように、ことごとく金融機関が並んでいるという状況でございます。
私自身、この問題は非常に大きいものだと思っておりまして、実際に破綻金融機関というわけではないですけれど、市場における評価が非常に低くなっているもの、これに対して例えば金融庁が補助事業をします、MアンドAするときに補助事業をします、また、日銀が〇・一%の上乗せ金利などで対応しているというわけでございますけれど、私自身やはりそれだけでは足りないんではないかと思いますが、金融庁のこういう状況に対する考え方を簡潔にお聞かせください。お願いします。
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ですから、何かといいますと、例えばこの一位になっているのは銀行でございますけれど、〇・〇九ということは、その持っている資産のうち何とその九%の価値しか市場で付いていないということになります。ですから、極端なことを言いますと、百あるうちの九の価値しか生んでいない。また、二番目の企業については〇・一一PBRがということになっておりまして、百のうち十一の価値しかないような状況になっていると。これを見ていただきますと分かりますように、ことごとく金融機関が並んでいるという状況でございます。
私自身、この問題は非常に大きいものだと思っておりまして、実際に破綻金融機関というわけではないですけれど、市場における評価が非常に低くなっているもの、これに対して例えば金融庁が補助事業をします、MアンドAするときに補助事業をします、また、日銀が〇・一%の上乗せ金利などで対応しているというわけでございますけれど、私自身やはりそれだけでは足りないんではないかと思いますが、金融庁のこういう状況に対する考え方を簡潔にお聞かせください。お願いします。
栗
栗田照久#16
○政府参考人(栗田照久君) お答え申し上げます。
株価に関する指標についてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、市場の評価といたしましては、資金利益の長期的な減少トレンドですとか、有借金企業の継続的な減少、低金利の長期化などが地域銀行のPBRの低下要因でなっているという声があるというふうに承知しておるところでございます。
こうした中で、金融機関の経営者におきましては、危機感を持って早め早めに自らの将来を見据えた経営改革に取り組み、自らの経営基盤を強化していただく必要があると考えております。
具体的な経営基盤強化の手法については各金融機関の経営判断に基づいて検討されるべきものではございますけれども、各金融機関が経営基盤を強化することによって自らの金融機能を高め、地域企業の事業承継ですとか経営改善支援にしっかり取り組んで、これを通じて地域企業、経済の成長につながっていくということが重要であるというふうに考えておりまして、金融庁としては、そうしたことを後押しするため、規制緩和などの環境整備に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
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こうした中で、金融機関の経営者におきましては、危機感を持って早め早めに自らの将来を見据えた経営改革に取り組み、自らの経営基盤を強化していただく必要があると考えております。
具体的な経営基盤強化の手法については各金融機関の経営判断に基づいて検討されるべきものではございますけれども、各金融機関が経営基盤を強化することによって自らの金融機能を高め、地域企業の事業承継ですとか経営改善支援にしっかり取り組んで、これを通じて地域企業、経済の成長につながっていくということが重要であるというふうに考えておりまして、金融庁としては、そうしたことを後押しするため、規制緩和などの環境整備に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
藤
藤末健三#17
○藤末健三君 簡潔にお願いできれば有り難いです。
私、これを見ていただきますと分かりますように、例えばこの二番目にある銀行は、一時期、時価総額五十億円でした。どういうことかというと、五十億円あれば一つの銀行は買えている、買えるという状況です。
何が私質問させていただきたいかというと、銀行法上、原則二〇%以上の株主になるときには事前審査ということでございますけれど、一〇%、じゃ、買うときどうするのと、一九%だったらどうするのかという話があって、実は大株主にすぐなれるような状況です、個人でも、恐らく、外国人でも。
金融というのは、我が国を支える非常に重要な生活インフラであるものが、このような状況でいいんではないか、まずいんではないかというふうに考えております。
実際に、アメリカを見ますと、アメリカはFIRRMAという経済安全保障の関する法律などにおいて実は銀行保険は経済安全保障の対象になっているという状況でございますが、金融庁、その点についていかがですか。外国の企業が安く日本の金融機関を買えれるという状況、それについて見解を端的に教えてください。
この発言だけを見る →私、これを見ていただきますと分かりますように、例えばこの二番目にある銀行は、一時期、時価総額五十億円でした。どういうことかというと、五十億円あれば一つの銀行は買えている、買えるという状況です。
何が私質問させていただきたいかというと、銀行法上、原則二〇%以上の株主になるときには事前審査ということでございますけれど、一〇%、じゃ、買うときどうするのと、一九%だったらどうするのかという話があって、実は大株主にすぐなれるような状況です、個人でも、恐らく、外国人でも。
金融というのは、我が国を支える非常に重要な生活インフラであるものが、このような状況でいいんではないか、まずいんではないかというふうに考えております。
実際に、アメリカを見ますと、アメリカはFIRRMAという経済安全保障の関する法律などにおいて実は銀行保険は経済安全保障の対象になっているという状況でございますが、金融庁、その点についていかがですか。外国の企業が安く日本の金融機関を買えれるという状況、それについて見解を端的に教えてください。
栗
栗田照久#18
○政府参考人(栗田照久君) 銀行法におきましては、今御指摘がありました主要株主以外の株主につきましても、五%超を保有される株主については銀行法上の届出義務を課しておりまして、これらの者に対しましても銀行の経営に対する実質的な影響力のチェックを行うことになっておりまして、金融庁としては、こうしたチェックを通じて、不適切な者が参入しないように監督してまいりたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →藤
藤末健三#19
○藤末健三君 もう時間が来ましたので多くは言いませんけど、私は、銀行法だけでは不足しているんではないかと思っております。外為法、掛からないじゃないですか、今。
ですから、是非とも横並びをやっていただきたいと思いますし、恐らくこれから、香港の話を先ほど申し上げましたけれど、中国はVの字回復をしているという状況でございまして、やっぱり聞いていますと、ファンドもすごい盛況な状況。その中で、我が国の日経平均は上がっていますけれど、そのほかの部分は逆に全然上がらずに落ちているような状況で、特にこの金融機関、ここにリストあるような金融機関については全然株価が上がっていないような状況で、申し訳ないですが、先ほど銀行のその個別の経営努力で対応するというふうにおっしゃいましたけど、私、無理だと思うんですよ、正直申し上げて。株価の話なんかしませんけれど。
ですから、恐らく金融庁さんが経営努力経営努力と言っているうちになかなか低迷したままになり、かつ海外の金融機関からいえば、それほど高くないです、これ。極端な話言うと、もう余ったお金で買えるぐらいの状況に僕はあると思うんですよ。
そういう中で、どうその地方の金融機関、地域経済を支える金融機関を守っていくか、そして復活していただくかということはもっと真剣に考えていただかなければならないということを申し上げまして、質問を終わらさせていただきます。
どうもありがとうございました。
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ですから、恐らく金融庁さんが経営努力経営努力と言っているうちになかなか低迷したままになり、かつ海外の金融機関からいえば、それほど高くないです、これ。極端な話言うと、もう余ったお金で買えるぐらいの状況に僕はあると思うんですよ。
そういう中で、どうその地方の金融機関、地域経済を支える金融機関を守っていくか、そして復活していただくかということはもっと真剣に考えていただかなければならないということを申し上げまして、質問を終わらさせていただきます。
どうもありがとうございました。
古
古賀之士#20
○古賀之士君 おはようございます。立憲民主・社民の古賀之士でございます。
まず、質問通告の一番ではなく、二番の新生銀行について、金融担当大臣であります麻生太郎大臣にお尋ねをいたします。
資料の一及び二、御覧いただきたいと思います。
公的資金の返済に関する新生銀行の発表資料でございます。この中で、真ん中に傍線が、アンダーラインが引かれておりますが、「公的資金返済の具体的な道筋を早急につけるよう、最善の努力を図ります。」と書いてございます。そして、この点につきまして、資料の二、実はこの点につきまして、実は去年、麻生大臣に質問をさせていただいております。金融庁といたしましては、この横棒のところでございますが、公的資金の回収に向けて新生銀行がこれは継続して企業価値を高めていくことが肝要であると考えておりますので、引き続き経営健全化計画を適正にフォローアップしていくことが必要であると考えております、こういう御答弁をいただいておりますが、この新生銀行の発表は、このところずっとこの同じ文言が続いております。
したがいまして、もう一度、今年も麻生大臣に質問をさせていただきます。
新生銀行からの公的資金の回収のめどについて、現状そして今後の見通しについて、麻生大臣からお答えいただけますでしょうか。
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資料の一及び二、御覧いただきたいと思います。
公的資金の返済に関する新生銀行の発表資料でございます。この中で、真ん中に傍線が、アンダーラインが引かれておりますが、「公的資金返済の具体的な道筋を早急につけるよう、最善の努力を図ります。」と書いてございます。そして、この点につきまして、資料の二、実はこの点につきまして、実は去年、麻生大臣に質問をさせていただいております。金融庁といたしましては、この横棒のところでございますが、公的資金の回収に向けて新生銀行がこれは継続して企業価値を高めていくことが肝要であると考えておりますので、引き続き経営健全化計画を適正にフォローアップしていくことが必要であると考えております、こういう御答弁をいただいておりますが、この新生銀行の発表は、このところずっとこの同じ文言が続いております。
したがいまして、もう一度、今年も麻生大臣に質問をさせていただきます。
新生銀行からの公的資金の回収のめどについて、現状そして今後の見通しについて、麻生大臣からお答えいただけますでしょうか。
麻
麻生太郎#21
○国務大臣(麻生太郎君) お尋ねの新生銀行につきましては、これはもう経営健全化計画に基づいて企業価値の向上に取り組んでいるところですが、毎年の利益の積み上げが行われているんだと存じます。事実、確実にある程度の利益が三百億とか四百億とかという単位で上がってきていることは正しいんだと思いますが。
金融庁としては、この公的資金の回収に向けて新生銀行が継続して企業価値を高めていくことが肝要なんだと思っておるんですが、例えば公的資金の回収目標額約三千五百億なんです、三千四百九十四億なんですが、そのためにこれを株で例えば回収しようといたしますと、株価が七千四百五十円ぐらいにならぬとそういった額にはならぬと。
現状どうかといえば、昨日の終値が千二百四十何円ですから、なかなかそこのところまで三倍ぐらい違っているということになっておりますので、そういった意味では、引き続きこの経営健全化計画をフォローアップしてやっていってもらう以外に手がない。
特に銀行、今のところ、金利差等々、低金利になったりいろんな厳しい状況にもありますので、これ、なかなか株価の価値も上がってきていないというのが現状だと理解しておりますので、引き続き、そういったものが、企業価値というものが上がっていくように努力していってもらうように、我々も支援をして、それが回収につながってくると思っております。
この発言だけを見る →金融庁としては、この公的資金の回収に向けて新生銀行が継続して企業価値を高めていくことが肝要なんだと思っておるんですが、例えば公的資金の回収目標額約三千五百億なんです、三千四百九十四億なんですが、そのためにこれを株で例えば回収しようといたしますと、株価が七千四百五十円ぐらいにならぬとそういった額にはならぬと。
現状どうかといえば、昨日の終値が千二百四十何円ですから、なかなかそこのところまで三倍ぐらい違っているということになっておりますので、そういった意味では、引き続きこの経営健全化計画をフォローアップしてやっていってもらう以外に手がない。
特に銀行、今のところ、金利差等々、低金利になったりいろんな厳しい状況にもありますので、これ、なかなか株価の価値も上がってきていないというのが現状だと理解しておりますので、引き続き、そういったものが、企業価値というものが上がっていくように努力していってもらうように、我々も支援をして、それが回収につながってくると思っております。
古
古賀之士#22
○古賀之士君 ありがとうございます。企業価値を高める努力を是非続けていただきますよう、指導監督をよろしくお願いをいたします。
資料の四を御覧ください。資料三を飛ばさせていただきます。
これは、令和三年度以降のオーバーヘッドレシオについて書かれている欄がございます。横書きにいたしますと、右下の星印のところでございます。
金融庁の参考人にお尋ねをいたします。
リストラの経費率を下げるようにこれ経営計画も立てられているわけなんですが、これ、下がっていないんですよね。むしろ、予定ですが、計画的にもこれ上がっていくような状況が記されております。これについてどのように金融庁は考えていらっしゃるのでしょうか。参考人に伺います。
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これは、令和三年度以降のオーバーヘッドレシオについて書かれている欄がございます。横書きにいたしますと、右下の星印のところでございます。
金融庁の参考人にお尋ねをいたします。
リストラの経費率を下げるようにこれ経営計画も立てられているわけなんですが、これ、下がっていないんですよね。むしろ、予定ですが、計画的にもこれ上がっていくような状況が記されております。これについてどのように金融庁は考えていらっしゃるのでしょうか。参考人に伺います。
栗
栗田照久#23
○政府参考人(栗田照久君) 御指摘のように、新生銀行の経営健全化計画におきましては、同行のオーバーヘッドレシオは、令和二年度末から令和三年度末にかけて減少いたしました後、令和三年度以降については横ばいの計画となっております。
これは、オーバーヘッドレシオの算出に用います業務粗利益及び経費がそれぞれ結果として横ばいになるということでございますけれども、業務粗利益につきましては、銀行本体での個人カードローンの事業撤退に伴う個人業務での減少を見込む一方で、法人業務等の他のビジネスでその落ち込みをカバーすると、経費につきましては、重点分野へ経営資源を積極的に配分する一方で、事務効率化による経費抑制を見込んで、その結果として横ばいになるという計画でございまして、重点分野に能力を注入することによって、結果としてオーバーヘッドが横ばいになっているということでございますけれども、金融庁といたしましても、今後とも業務効率化の状況についてはフォローアップをしてまいりたいというふうに考えてございます。
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古
古賀之士#24
○古賀之士君 大変金融機関も厳しい状況に置かれているというのは理解ができますし、また、今お話しのように、オーバーヘッドレシオをなかなか下げていくということも厳しい状況にあるということも理解はできますけれども、計画の段階から、見通しからこういうその横ばいという状況を許容していいかということになると、また話は別になってくるかと思います。是非、この辺は、監督庁である金融庁としても、もう一度この辺を見直すなり、あるいは計画をしっかりとチェックしていく、そういうことをお願いしたいと思います。
それでは、次の質問をさせていただきます。三番の通告に書いてございます財政制度等審議会の答申についてお尋ねをいたします。
まず、麻生財務大臣にお尋ねをいたします。
資料の五の一、それから五の二ないし五の三、この辺に先ほど述べました財政制度等審議会の令和三年度予算編成に関する建議、この概要を資料として添付させていただいております。こういった様々な予算編成に関する建議が行われているわけでございますが、これは先週の二十五日答申されたわけでございますので、まだ一週間たっておりません。その中で、予算編成に対しまして大臣はどのような形でこの建議を反映させていくとお考えでしょうか、お尋ねさせていただきます。
この発言だけを見る →それでは、次の質問をさせていただきます。三番の通告に書いてございます財政制度等審議会の答申についてお尋ねをいたします。
まず、麻生財務大臣にお尋ねをいたします。
資料の五の一、それから五の二ないし五の三、この辺に先ほど述べました財政制度等審議会の令和三年度予算編成に関する建議、この概要を資料として添付させていただいております。こういった様々な予算編成に関する建議が行われているわけでございますが、これは先週の二十五日答申されたわけでございますので、まだ一週間たっておりません。その中で、予算編成に対しまして大臣はどのような形でこの建議を反映させていくとお考えでしょうか、お尋ねさせていただきます。
麻
麻生太郎#25
○国務大臣(麻生太郎君) 今御指摘のありましたこの財政審議会の二十五日のあれで、いろいろポイントありますけれども、新型コロナ感染拡大の防止、経済回復に加え財政健全化というこの三つ、三匹のウサギを追えと、簡単に言えばそういうことが書いてあるんですが、私どもといたしましては、この令和三年度予算の編成等に関する建議の趣旨は、私ども、経済再生と財政健全化、両立をしっかり進めていくということを私どももこれまで申し上げておりますので、私どもの趣旨にも合致しておると思っておりますけれども、いかにして次の世代に未来をつないでいくかというところがポイントなんだと思っております。
したがいまして、これまでの対策の効果などをよく見た上で、特にコロナに関しましては最初の頃はとにかく資金繰り対策だけで追われましたので、そういった意味で、ポストコロナを見据えたこの経済というものを考えるときに、構造変化への対応とか生産性の向上とか、そういったものの支援というものに重点化していくと。同時に、構造変化というものが起きておりますので、そういったものに対応していない施策というものを見直したりして、ワイズスペンディングとかスクラップ・アンド・ビルドとかいろんな表現がされておりますけど、そういったものを徹底してやっていくべきだと考えております。
また、国民に不安とか、安心を与えていないとかいう意味での社会保障制度というものをこれは次の世代に確実に引き継いでいくという責任を果たすためにも、これは受益、いわゆる給付、受益と負担というものの不均衡というものをこれ是正しないと、なかなかこの制度というものを持続可能なるものにはなりませんので、そういったものを確保するためには改革は必要だと思っております。
このいただいた建議を踏まえまして、令和二年度の三次補正予算並びに令和三年度の本予算等々を、これ質の高い、いわゆる将来を見据えたものにしてまいらねばならぬと今鋭意努力させていただいておるところであります。
この発言だけを見る →したがいまして、これまでの対策の効果などをよく見た上で、特にコロナに関しましては最初の頃はとにかく資金繰り対策だけで追われましたので、そういった意味で、ポストコロナを見据えたこの経済というものを考えるときに、構造変化への対応とか生産性の向上とか、そういったものの支援というものに重点化していくと。同時に、構造変化というものが起きておりますので、そういったものに対応していない施策というものを見直したりして、ワイズスペンディングとかスクラップ・アンド・ビルドとかいろんな表現がされておりますけど、そういったものを徹底してやっていくべきだと考えております。
また、国民に不安とか、安心を与えていないとかいう意味での社会保障制度というものをこれは次の世代に確実に引き継いでいくという責任を果たすためにも、これは受益、いわゆる給付、受益と負担というものの不均衡というものをこれ是正しないと、なかなかこの制度というものを持続可能なるものにはなりませんので、そういったものを確保するためには改革は必要だと思っております。
このいただいた建議を踏まえまして、令和二年度の三次補正予算並びに令和三年度の本予算等々を、これ質の高い、いわゆる将来を見据えたものにしてまいらねばならぬと今鋭意努力させていただいておるところであります。
古
古賀之士#26
○古賀之士君 三兎を追うという大変厳しい状況を理解させていただきました、改めまして。
その中でも、資料の五の二、一番下の段落にございます雇用についてお尋ねをしたいと思っております。「雇用調整助成金の特例は、経済活動の自律的で円滑な回復を図る観点から、雇用情勢が大きく悪化しない限り、できる限り早期に段階的に縮減・廃止すべき。」という、こういう文言でございます。
先ほど、大臣がいみじくも不安ではなく安心をという言葉がありましたように、ある意味、この一週間もたたない前に出された建議の中で、もうできる限り雇調金は段階的に縮減、廃止すべきという、こういう文言が書かれていることに対しまして不安を覚える国民も少なからずいるのではないかというふうに考えますが、大臣はこの建議について、雇用の部分についてどうお考えでしょうか。
この発言だけを見る →その中でも、資料の五の二、一番下の段落にございます雇用についてお尋ねをしたいと思っております。「雇用調整助成金の特例は、経済活動の自律的で円滑な回復を図る観点から、雇用情勢が大きく悪化しない限り、できる限り早期に段階的に縮減・廃止すべき。」という、こういう文言でございます。
先ほど、大臣がいみじくも不安ではなく安心をという言葉がありましたように、ある意味、この一週間もたたない前に出された建議の中で、もうできる限り雇調金は段階的に縮減、廃止すべきという、こういう文言が書かれていることに対しまして不安を覚える国民も少なからずいるのではないかというふうに考えますが、大臣はこの建議について、雇用の部分についてどうお考えでしょうか。
麻
麻生太郎#27
○国務大臣(麻生太郎君) 今委員御質問の話ですけど、これは対策の内容が決まっているものではまだありませんので、したがいまして、総理の指示が出された考え方を踏まえて今、目下検討している最中でありますので、これは答えというわけではございません。
この発言だけを見る →古
古賀之士#28
○古賀之士君 では、是非不安をできる限り避ける意味合いの文言なり結論が出るように期待をしております。
それと、もう一点は、資料の五の四、こちらの持続化給付金や家賃支援給付に関して、資料には星のマークが付いていると思いますが、予定どおりの終了又は中小企業への特化が提言されていますが、第三次補正予算を含め、現段階ではどのように考えていらっしゃるのでしょうか。これは財務省の参考人にお尋ねをいたします。
この発言だけを見る →それと、もう一点は、資料の五の四、こちらの持続化給付金や家賃支援給付に関して、資料には星のマークが付いていると思いますが、予定どおりの終了又は中小企業への特化が提言されていますが、第三次補正予算を含め、現段階ではどのように考えていらっしゃるのでしょうか。これは財務省の参考人にお尋ねをいたします。
角
角田隆#29
○政府参考人(角田隆君) お答え申し上げます。
この建議におきましては、持続化給付金等は、危機時における事業者の事業継続を支えたという意義があったと考えられるが、緊急時の対応であり予定どおり終了させるべき、仮に支援を継続する場合には、業態転換や事業の多角化といった前向きな取組を行う中小企業への支援に特化すべきと、議員御指摘のとおりでございます。また、先般の経済対策の策定に係る総理指示におきましては、地域の中小企業の経営転換支援が含まれているところでございます。
これらを踏まえ、新型コロナの下での経済の動向をしっかり見つつ、中小企業の支援の在り方について関係省庁とよく議論していきたいと考えております。
この発言だけを見る →この建議におきましては、持続化給付金等は、危機時における事業者の事業継続を支えたという意義があったと考えられるが、緊急時の対応であり予定どおり終了させるべき、仮に支援を継続する場合には、業態転換や事業の多角化といった前向きな取組を行う中小企業への支援に特化すべきと、議員御指摘のとおりでございます。また、先般の経済対策の策定に係る総理指示におきましては、地域の中小企業の経営転換支援が含まれているところでございます。
これらを踏まえ、新型コロナの下での経済の動向をしっかり見つつ、中小企業の支援の在り方について関係省庁とよく議論していきたいと考えております。