小沢雅仁の発言 (総務委員会)
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○小沢雅仁君 ありがとうございます。
デジタル懇談会、スタートしたばかりでございますけれど、日本郵政グループが成長、発展できるように是非とも前向きな御討論をお願いをさせていただきたいと思いますし、先ほどユニバーサルサービスのコストについては、大臣おっしゃるとおりだというふうに思います。まずはやっぱり企業としてしっかりとユニバーサルサービスを提供できるように努力していくことが極めて重要だというふうに思っておりますが、片方で、やっぱり監督官庁として、指導監督だけではなくて、先ほどのデジタル懇もそうなんですけれど、どのようにやっぱり日本郵政グループが成長、維持発展できるのかという観点でも引き続き私は支援をしていただきたいと思いますので、併せてお願いをさせていただきたいと思いますし、先ほどの大臣の答弁、社長の皆さんお聞きになられていると思いますので、是非ともその大臣の言葉をしっかり受け止めていただいて経営執行に当たっていただきたいというふうに思います。
最後に、今日お時間をいただいて様々この郵便法に関連する議論をさせていただきましたけれど、私は、やっぱりあの二〇〇五年九月、小泉総理により郵政民営化を問うワンイシューの衆議院解散・総選挙はまさしく衝撃の出来事でありました。二〇〇七年十月に民営・分社化して十三年が経過をしましたけれど、確かに東日本大震災の復興財源の確保等、復興に寄与できたことはありましたが、まさしくこの十三年間は苦悩の連続でございました。働く者にとって厳しい判断を受け入れざるを得ないということも様々ございました。かんぽ生命の不適切な営業問題では、たくさんのお客様に御迷惑をお掛けをしました。と同時に、私たちの仲間、社員も大きく傷つきました。
こうした問題は、民営化後、会社が働く者、すなわち社員を大事にしてこなかったからこそ起こっていると言っても過言ではありません。上層部に対し問題が起こっていると伝えても、経営陣まで問題の本質が伝わらない。様々な問題がこの間起こってしまったことに、郵政OBである私も責任を痛感をしているところでございます。
今も新型コロナウイルス感染対策に仲間が懸命に応えている中で、これまで経営形態問題や郵政民営化阻止に取り組んでいただいた多くの皆さんに、そして、この総務委員会の理事として当時先頭で闘っていただき三年前に亡くなられた伊藤基隆元参議院議員を始め、衆参の先輩議員各位に私は心からおわびを申し上げたいというふうに思っております。
本日は経営陣から決意を伺いましたが、お客様からの信頼を取り戻すことはもちろん、日本郵政グループで働く者が会社を愛することができる体制づくり、地域社会に貢献する会社であり続ける、そして働く者が自信と誇りを持って働けるような会社になること、そのためには働く者を大切にする会社になることを、今日、社長の皆さん方にも是非誓っていただきたいというふうに思います。
最後に、総務大臣にお伺いしたいと思いますが、今日のこれまでの質疑や会社答弁を踏まえて、このような厳しい経営下に置かれている日本郵政グループをどう立て直すのか、民営化を成功にどう導き出すのか、もしお考えがあれば最後にお伺いをしたいと思います。