梅村みずほの発言 (東日本大震災復興特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○梅村みずほ君 御答弁ありがとうございます。
大臣からは、風評を絶対に発生させないんだと、風評被害を発生させないんだという強い意思も受け取ることはできるんです。けれども、大臣が就任なさる前に、私、今年の通常国会、六月三日にお伝えしたのは、松井一郎大阪市長が大阪湾に処理水を流すことも検討すると発言されていたんですね、昨年。その発言もあって、今年の通常国会で私は、海のない県を除く三十九都道府県に協力を仰いではどうかと、そのようにも申し上げたんですね。私どもは、科学が風評に負けることがあってはいけないというふうに思っております。ですから、海洋放出には賛成なんです。けれども、風評を心配している皆さんの気持ちを思えば、福島ありきは余りに余りだ、そのように考えているわけなんです。
そして、先月の予算委員会では、我が党の松沢成文議員が、全国にお願いするよりも、コストが抑えられる南鳥島周辺への海洋放出を御提案申し上げております。私どもは対案を出すというのが党是でございますので、風評被害に遭わないためにこれはどうですか、あれはどうですかというふうに御提案申し上げております。けれども、全く取り合っていただいたことってないんですね。やはり国はどこまでも福島ありきで進んでいるように思えるんです。
福島の方にお話を伺うと、我慢強いことと、もう一つ福島の魅力をお伝えくださいます。それは人があったかいこととおっしゃいます。政府は懇切丁寧に説明をしていらっしゃると思うんですけれども、その説明の全てが福島ありきであることに温かさあるいは思いやりを見出せずに、寄り添うという言葉だけが上滑りしているのではないかというふうに私の目には映るわけなんです。
ですので、配付資料の三枚目になります。大阪府の吉村洋文知事は、十月十六日、処理水に関しまして、国からの要請があれば協力すべきだと思うと述べ、大阪湾での放出に理解を示しています。
大臣、孔子の論語を私、大好きなんですけれども、その中に「巧言令色鮮し仁」という言葉があります。総理や経産大臣、復興大臣や環境大臣がこれまで再三口になさっていた福島に寄り添うというお言葉、それが本当に誠意や温かさ、思いやりを伴うものであれば、そして、風評を何としてでも発生させないんだという強い思いがあるのであれば、私はこの吉村知事の発言を突破口にしていただきたい、そのように思うんですね。
大阪漁協を敵に回しての発言なんです。知事という仕事は全国的な人気を得る必要はないわけなんです。そうすると、このような発言を知事がするというのはどれだけリスキーなことかというふうに考えるんです。ですので、大阪からこれ私は助け船だと思っているんですけれども、処理水問題の解決に関しては。こういった助け船を出すというのは、これが最後ではないかと思うんです。
大臣、申し訳ございません、通告はしていないんですが、吉村知事に話を聞いてみる、そんなおつもりはございませんか。