二之湯智の発言 (予算委員会)
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○二之湯智君 自民党の二之湯智です。
まず初めに、九月十六日に第九十九代菅義偉内閣総理大臣が誕生いたしました。テレビ、新聞のマスコミは、秋田県の農家出身で、地元の高校を出て上京、働きながら大学に通い、今日の地位にまでたどり着いた、たたき上げの苦労人であると、秋田県初の総理大臣の誕生を好意的に報道をいたしております。
東北出身の総理大臣は、戦前は平民宰相原敬、そしてお二人の海軍の軍人でありました斎藤実、そして米内光政、戦後は鈴木善幸総理大臣であるわけでございます。そして、菅総理は東北で五人目の内閣総理大臣、秋田県では初めての方であるわけでございます。
総理は、高校を卒業して東京へ出て、一念発起して大学に通い、それから神奈川県で地元の国会議員の秘書として随分と苦労されたと、このように思うわけでございます。血縁のないこの地域で一生懸命頑張って横浜の市会議員になり、そして国政に進出して今日の地位まで上り詰められた、まさに徒手空拳で頑張ってこられた方であるわけでございます。
市会議員というのは市民にとって最も身近な議員でありまして、選挙のとき、日常活動、路地裏にまで入って、そしていろいろと市民と対話して、そしてその地位を確保し、そしてその声を市政に反映をしていくということでありまして、庶民感覚を肌身で感じられた、そういう政治家であるわけでございます。
私事になりますけれども、私も三重県の片田舎で中学校まで過ごして、そして京都に出てまいりまして、そして学校を卒業して地元の国会議員の秘書をし、後援会事務局長をして京都市会議員になり、国政にまで出させていただきました。そういう面では菅総理と非常に重なる部分がございまして、非常に共感を覚えるといいますか、頑張ってもらいたいなと、このように思っているところでございます。これからの菅総理の頑張りを心より期待をして、私の質問に入りたいと思います。
まず、現在、非常に大きな話題となっております日本学術会議について、会員の選出方法、そして第三者による学術会議の実績の評価、そして外国人研究者の比率、さらに幹部の選考、会員の任命手続、そして組織の在り方の視点から質問をいたします。
まずは会員の選出方法でありますが、学術会議は、報道では学者の国会と言われるように、研究者を代表して政府に提言を行う存在なのであります。
では、現在、日本には約九十万人の研究者がいる中、学術会議を構成する約二百人の会員、そして二千人の連携会員は、それぞれどのように選ばれているのでしょうか。会員は、連携会員からの持ち上がりが七割、そして残りは現在の会員と連携会員の推薦から選ばれております。そして、連携会員というのは会員の推薦で選ばれます。これでは結局、国民には本当に分からず、密室で選んでいるということになっているのではないでしょうか。
そこで、G7、主要先進国のアカデミー、学術団体は会員についてどのような選び方をし、実績は誰がどう評価しているのでしょうか。外国人を含め、多様性をどのように確保しているのでしょうか。その点を政府にお伺いをしたいと思います。