鈴木憲和の発言 (外務委員会)
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○鈴木(憲)委員 ありがとうございました。
大臣のアメリカ時代の経験も踏まえて御答弁いただいたと思います。我々も、しっかりいろいろなことを考えながら、慎重に検討していかなければいけない課題だというふうに思っています。
最後に、時間もありませんが、東日本大震災からの復興について一点だけお伺いします。
今、日本産食品の諸外国での輸入規制撤廃に向けて、政府、頑張っていただいていると思います。現在、十五の国と地域で今規制が残っていますが、その中でも一番厳しい規制の措置をやっているのが、中国、香港、マカオ、韓国、台湾です。私は、二国間関係、様々ありますから、その中でこれは解決されるべきときが来るときもあるというふうに思います。難しい国とのやり取りというのもあると思います。
しかしながら、一方、そんな中で、先日、台湾については、中国が突然、台湾のパイナップル、収穫直前になって、台湾のパイナップルは禁輸をするという措置をしました。これがニュースになっておりまして、大体約五万トンぐらい台湾から中国にはパイナップルを輸出をしていたわけなんですが、その五万トンの行き先が急遽なくなった際に、台湾としては、もちろんこれを、世界中に助けてくださいということをやるわけです。
そうした結果、どのような報道がこのニューズウィーク・ジャパンでされているかというと、余った大体五万トンものパイナップルのうち、九十六時間後までに大体これが売れたという報道になっています。その記事によれば、世界で最も厳しい食品輸入基準のある日本も、最も早く反応した国の一つだった、日本からの受注が六二%増加をして、そして、今年の対日輸出量は前代未聞の五千トンに達すると予測をしたという記事があります。これは台湾政府当局の人の発言ということで、その記事には載っています。
一方で、台湾は、日本からの原子力発電所の事故を踏まえた対応については、住民投票をして、入れないという措置をいまだにやっています。
あした、東日本大震災から十年なんです。私は、もちろん、相手のところが困っているときに助けるというのは大切なことだというふうに思いますし、これは政府がどうこうということではないというふうに思いますが、ただ、外交というのは、私はそうではない面もあってしかるべきだろうというふうに思うんです。
このような状況を踏まえたときに、震災前は、台湾は日本産食品の有力な輸出先の地域でした。是非、台湾に対し、この一番厳しい規制のまず撤廃、どういうふうにするか、この十年という節目を機に、よりギアを上げて私は政府に取り組んでいただきたいと思います。是非その辺、お伺いをします。