杉本和巳の発言 (外務委員会)
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○杉本委員 ありがとうございます。改めて御見識を伺えてよかったなと思っております。
それでは次に、この議定書の承認案件にちょっと入らせていただきます。
何人か御質問されているのに重なる部分もあるかと思いますが、改めて伺いますけれども、一年延長となる現行の議定書等、有効期間が二〇一六年から二〇二〇年の五年間であったものを、有効期間は五年だったということでありますけれども、今般、アメリカの政権交代等の事情から、コロナ禍ということもあるかもしれませんが、一年延長という、はたから見ると暫定的な議定書改正の承認というふうになったと理解させていただいていますが、その先を見据えて、再来年度以降どうされていくのかということが非常に大事ではないかなというふうに思っています。
またちょっと僭越な言い方をして恐縮なんですけれども、歴史を振り返りますと、今二〇二一年でございますけれども、四十年前というと、大体四十年ごとに我々ちょっと考えていく必要があるんじゃないかと実は思っておりまして、一九八〇年、大平総理でした。そして、第何代というのがちょっと多いかもしれないですが、そのときの外務大臣は百三代の大来佐武郎外務大臣でありました。その一九八〇年から更に四十年遡ると、これは申し上げた松岡洋右外務大臣であって、そのときの総理大臣は近衛文麿氏でありました。
四十年前は、茂木大臣も私も、これから政治家にとか、あるいは、志は、いつかと私は思っておったようなときなんですけれども、それからあっという間に四十年がたちました。そして今日を迎えているんですけれども、逆にその一九八〇年から四十年遡ると日本が踏み間違えたときというようなことでもあるので。
ちょっと僭越ですけれども、今回、五年というタームがあるという質疑も、先ほど外務省の方から答弁があったのも聞いておりましたけれども、五年と言わず、やはり日米同盟、日米関係というのは十年、二十年、あるいはこの四十年ぐらいを展望して、昨日、桜井よしこさんがテレビで言っておられましたけれども、中国の国力というか人口というかはこれから減っていくのではないか、逆にアメリカは、移民等もあって、若い人が産み、増えているというような状況の中で、だんだん人口が近接していって、また先は、今、中国の台頭が非常に行っているけれども、その先を見れば、やはり普遍的価値を共有する国々というのがまた力を持ってくるんじゃないかというような思いの中で、やはりここは何とかしのいで、そして、抑止力とかそういうものはしっかり蓄えつつも、茂木大臣がおっしゃった、信頼によって得たものは永遠である、不変であるというようなお言葉、大事だと思うので。
そういった意味から、私も今日は浦野代議士に代わって質疑させていただいていますけれども、できれば、勉強をすると、今回の件についても、SACO合意ですか、スペシャル・アクション・コミッティー・オン・オキナワですね、これは平成七年、一九九五年、日米両政府による設置、あるいは、昔を思い出す、いわゆる思いやり予算と言われるような部分、いろいろ、今も赤嶺先生が質疑されたようなこと、いろいろ何層にもわたって今の仕組みができていて非常に分かりにくいというのも確かにあると思います。
そういった意味で、建設的な意味でやはり見直しをしていく必要が私はあると思っておりますので、今のところ、これからは当然検討していくとか、そういう官僚的な答えと言ったら官僚の方に失礼なんですけれども、そういう事務的な答えは全然要らないんですけれども、むしろ、やはり長期を展望する、建設的な見通しを立てていく、あるいは、それこそ申し上げた四十年ぐらい先を見通すとか、あるいは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、二十二世紀、二一〇一年を見通す日米関係なのか、あるいは日本外交なのか、あるいは日本の防衛なのかというような点で、どんな展望をお持ちでこの次の交渉を考えていかれるのかを、基本的な部分を確認させていただければと思います。
〔伊藤(信)委員長代理退席、委員長着席〕