外務委員会
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会
会議録情報#0
令和三年三月十九日(金曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 あべ 俊子君
理事 伊藤信太郎君 理事 鈴木 貴子君
理事 鈴木 憲和君 理事 辻 清人君
理事 中根 一幸君 理事 阿久津幸彦君
理事 小熊 慎司君 理事 佐藤 茂樹君
井出 庸生君 井上 貴博君
うえの賢一郎君 小田原 潔君
尾身 朝子君 大串 正樹君
城内 実君 黄川田仁志君
國場幸之助君 新藤 義孝君
杉田 水脈君 鈴木 隼人君
高木 啓君 中曽根康隆君
中谷 真一君 松島みどり君
簗 和生君 青山 大人君
岡田 克也君 篠原 豪君
津村 啓介君 緑川 貴士君
屋良 朝博君 山川百合子君
渡辺 周君 竹内 譲君
赤嶺 政賢君 穀田 恵二君
杉本 和巳君 山尾志桜里君
…………………………………
外務大臣 茂木 敏充君
外務副大臣 鷲尾英一郎君
外務副大臣 宇都 隆史君
国土交通副大臣 大西 英男君
防衛副大臣 中山 泰秀君
外務大臣政務官 國場幸之助君
外務大臣政務官 鈴木 隼人君
外務大臣政務官 中西 哲君
防衛大臣政務官 大西 宏幸君
政府参考人
(総務省大臣官房審議官) 藤野 克君
政府参考人
(出入国在留管理庁出入国管理部長) 石岡 邦章君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 赤堀 毅君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 曽根 健孝君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 河津 邦彦君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 徳田 修一君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 御巫 智洋君
政府参考人
(外務省北米局長) 市川 恵一君
政府参考人
(外務省国際協力局長) 植野 篤志君
政府参考人
(海上保安庁警備救難部長) 瀬口 良夫君
政府参考人
(防衛省大臣官房長) 芹澤 清君
政府参考人
(防衛省大臣官房施設監) 杉山 真人君
政府参考人
(防衛省防衛政策局次長) 大和 太郎君
政府参考人
(防衛省人事教育局長) 川崎 方啓君
政府参考人
(防衛省地方協力局次長) 青木 健至君
参考人
(日本放送協会理事) 松崎 和義君
外務委員会専門員 小林 扶次君
―――――――――――――
委員の異動
三月十九日
辞任 補欠選任
薗浦健太郎君 大串 正樹君
中曽根康隆君 杉田 水脈君
緑川 貴士君 屋良 朝博君
山川百合子君 津村 啓介君
渡辺 周君 篠原 豪君
穀田 恵二君 赤嶺 政賢君
浦野 靖人君 杉本 和巳君
同日
辞任 補欠選任
大串 正樹君 うえの賢一郎君
杉田 水脈君 高木 啓君
篠原 豪君 渡辺 周君
津村 啓介君 山川百合子君
屋良 朝博君 緑川 貴士君
赤嶺 政賢君 穀田 恵二君
杉本 和巳君 浦野 靖人君
同日
辞任 補欠選任
うえの賢一郎君 井出 庸生君
高木 啓君 中曽根康隆君
同日
辞任 補欠選任
井出 庸生君 井上 貴博君
同日
辞任 補欠選任
井上 貴博君 薗浦健太郎君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
参考人出頭要求に関する件
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件(条約第二号)
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 あべ 俊子君
理事 伊藤信太郎君 理事 鈴木 貴子君
理事 鈴木 憲和君 理事 辻 清人君
理事 中根 一幸君 理事 阿久津幸彦君
理事 小熊 慎司君 理事 佐藤 茂樹君
井出 庸生君 井上 貴博君
うえの賢一郎君 小田原 潔君
尾身 朝子君 大串 正樹君
城内 実君 黄川田仁志君
國場幸之助君 新藤 義孝君
杉田 水脈君 鈴木 隼人君
高木 啓君 中曽根康隆君
中谷 真一君 松島みどり君
簗 和生君 青山 大人君
岡田 克也君 篠原 豪君
津村 啓介君 緑川 貴士君
屋良 朝博君 山川百合子君
渡辺 周君 竹内 譲君
赤嶺 政賢君 穀田 恵二君
杉本 和巳君 山尾志桜里君
…………………………………
外務大臣 茂木 敏充君
外務副大臣 鷲尾英一郎君
外務副大臣 宇都 隆史君
国土交通副大臣 大西 英男君
防衛副大臣 中山 泰秀君
外務大臣政務官 國場幸之助君
外務大臣政務官 鈴木 隼人君
外務大臣政務官 中西 哲君
防衛大臣政務官 大西 宏幸君
政府参考人
(総務省大臣官房審議官) 藤野 克君
政府参考人
(出入国在留管理庁出入国管理部長) 石岡 邦章君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 赤堀 毅君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 曽根 健孝君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 河津 邦彦君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 徳田 修一君
政府参考人
(外務省大臣官房参事官) 御巫 智洋君
政府参考人
(外務省北米局長) 市川 恵一君
政府参考人
(外務省国際協力局長) 植野 篤志君
政府参考人
(海上保安庁警備救難部長) 瀬口 良夫君
政府参考人
(防衛省大臣官房長) 芹澤 清君
政府参考人
(防衛省大臣官房施設監) 杉山 真人君
政府参考人
(防衛省防衛政策局次長) 大和 太郎君
政府参考人
(防衛省人事教育局長) 川崎 方啓君
政府参考人
(防衛省地方協力局次長) 青木 健至君
参考人
(日本放送協会理事) 松崎 和義君
外務委員会専門員 小林 扶次君
―――――――――――――
委員の異動
三月十九日
辞任 補欠選任
薗浦健太郎君 大串 正樹君
中曽根康隆君 杉田 水脈君
緑川 貴士君 屋良 朝博君
山川百合子君 津村 啓介君
渡辺 周君 篠原 豪君
穀田 恵二君 赤嶺 政賢君
浦野 靖人君 杉本 和巳君
同日
辞任 補欠選任
大串 正樹君 うえの賢一郎君
杉田 水脈君 高木 啓君
篠原 豪君 渡辺 周君
津村 啓介君 山川百合子君
屋良 朝博君 緑川 貴士君
赤嶺 政賢君 穀田 恵二君
杉本 和巳君 浦野 靖人君
同日
辞任 補欠選任
うえの賢一郎君 井出 庸生君
高木 啓君 中曽根康隆君
同日
辞任 補欠選任
井出 庸生君 井上 貴博君
同日
辞任 補欠選任
井上 貴博君 薗浦健太郎君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
参考人出頭要求に関する件
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件(条約第二号)
――――◇―――――
あ
あべ俊子#1
○あべ委員長 これより会議を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として日本放送協会理事松崎和義君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人といたしまして外務省大臣官房審議官赤堀毅君、大臣官房審議官曽根健孝君、大臣官房参事官河津邦彦君、大臣官房参事官徳田修一君、大臣官房参事官御巫智洋君、北米局長市川恵一君、国際協力局長植野篤志君、総務省大臣官房審議官藤野克君、出入国在留管理庁出入国管理部長石岡邦章君、海上保安庁警備救難部長瀬口良夫君、防衛省大臣官房長芹澤清君、大臣官房施設監杉山真人君、防衛政策局次長大和太郎君、人事教育局長川崎方啓君、地方協力局次長青木健至君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本件審査のため、本日、参考人として日本放送協会理事松崎和義君の出席を求め、意見を聴取することとし、また、政府参考人といたしまして外務省大臣官房審議官赤堀毅君、大臣官房審議官曽根健孝君、大臣官房参事官河津邦彦君、大臣官房参事官徳田修一君、大臣官房参事官御巫智洋君、北米局長市川恵一君、国際協力局長植野篤志君、総務省大臣官房審議官藤野克君、出入国在留管理庁出入国管理部長石岡邦章君、海上保安庁警備救難部長瀬口良夫君、防衛省大臣官房長芹澤清君、大臣官房施設監杉山真人君、防衛政策局次長大和太郎君、人事教育局長川崎方啓君、地方協力局次長青木健至君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
あ
あ
渡
渡辺周#4
○渡辺(周)委員 おはようございます。立憲民主党の渡辺でございます。
まず、この法案の質問に入ります前に、先般行われました2プラス2、三月十六日に行われた2プラス2を受けて、大臣に数問質問をさせていただきます。
直近四回のこれまでの2プラス2の文書では、中国と明示をしてこなかった。大分古い話ですが、オバマ政権時代の二〇一三年の協議では、地域の安定や繁栄のため、中国に責任ある建設的な役割を求めた。
書きぶりとしては、当時の状況を鑑みれば、いろいろ、オバマ政権時代に、北朝鮮の非核化でありますとか、あるいはいわゆるパリ協定への中国の参加、様々な優先課題としてきたことによって、南シナ海を始めとして中国が海洋覇権を拡大してきた。こうしたことが、オバマ政権が終わった後の様々な検証の中で、オバマ政権時代の対中あるいは対アジアの政策がどうだったのかということは、いろいろ指摘をされております。当時の副大統領であったバイデン副大統領が今回就任をして、この八年間の間に中国観は大きく変わったんだろうというふうに思います。
それは、今回、御案内のとおり、中国による既存の国際秩序と合致しない行動は、日米同盟及び国際社会に対する政治的、経済的、軍事的及び技術的な問題を提起していることを認識したというような書きぶりから始まって、尖閣へのコミット、それから、その前に海警法への懸念、そして尖閣へのコミット、そして台湾海峡。それから、二〇一六年の国際仲裁裁判所の結論を受け、これが最終的な判断であると、いわゆるスプラトリー諸島、中国とフィリピンの、当時はフィリピンの大統領は今の大統領ではありませんでしたけれども、いわゆる中国の九段線と言われる根拠を否定して、そのことを最後に締めた形で、具体的な地域の名前に言及されました。
これは、御案内のとおり、尖閣から台湾海峡、そして南沙諸島を結べば第一列島線になるわけでございます。こうしたことでございます。
この八年間で、オバマ政権時代から、当時のバイデン副大統領が今、大統領に就任した。この書きぶりも相当、これは極めて厳しい書き方。
その2プラス2に出席をされた大臣、やはり、アメリカの対中国の姿勢、そしてアメリカの政権の姿勢、これはどのように変わったというふうに、どういう背景があってこのように変わってきたということは分析をされましたでしょうか。いかがでしょうか。
この発言だけを見る →まず、この法案の質問に入ります前に、先般行われました2プラス2、三月十六日に行われた2プラス2を受けて、大臣に数問質問をさせていただきます。
直近四回のこれまでの2プラス2の文書では、中国と明示をしてこなかった。大分古い話ですが、オバマ政権時代の二〇一三年の協議では、地域の安定や繁栄のため、中国に責任ある建設的な役割を求めた。
書きぶりとしては、当時の状況を鑑みれば、いろいろ、オバマ政権時代に、北朝鮮の非核化でありますとか、あるいはいわゆるパリ協定への中国の参加、様々な優先課題としてきたことによって、南シナ海を始めとして中国が海洋覇権を拡大してきた。こうしたことが、オバマ政権が終わった後の様々な検証の中で、オバマ政権時代の対中あるいは対アジアの政策がどうだったのかということは、いろいろ指摘をされております。当時の副大統領であったバイデン副大統領が今回就任をして、この八年間の間に中国観は大きく変わったんだろうというふうに思います。
それは、今回、御案内のとおり、中国による既存の国際秩序と合致しない行動は、日米同盟及び国際社会に対する政治的、経済的、軍事的及び技術的な問題を提起していることを認識したというような書きぶりから始まって、尖閣へのコミット、それから、その前に海警法への懸念、そして尖閣へのコミット、そして台湾海峡。それから、二〇一六年の国際仲裁裁判所の結論を受け、これが最終的な判断であると、いわゆるスプラトリー諸島、中国とフィリピンの、当時はフィリピンの大統領は今の大統領ではありませんでしたけれども、いわゆる中国の九段線と言われる根拠を否定して、そのことを最後に締めた形で、具体的な地域の名前に言及されました。
これは、御案内のとおり、尖閣から台湾海峡、そして南沙諸島を結べば第一列島線になるわけでございます。こうしたことでございます。
この八年間で、オバマ政権時代から、当時のバイデン副大統領が今、大統領に就任した。この書きぶりも相当、これは極めて厳しい書き方。
その2プラス2に出席をされた大臣、やはり、アメリカの対中国の姿勢、そしてアメリカの政権の姿勢、これはどのように変わったというふうに、どういう背景があってこのように変わってきたということは分析をされましたでしょうか。いかがでしょうか。
茂
茂木敏充#5
○茂木国務大臣 今週の火曜日、ブリンケン国務長官そしてオースティン国防長官、両長官が、初めての外遊先として、決して偶然ではなく、よく考えた上で日本を訪問し、日米外相会談、そしてまた2プラス2を開催したわけであります。
そこで、四時間ぐらいかけましてじっくりと議論を行ったわけでありますが、一つはやはり、東シナ海、南シナ海も含めてインド太平洋地域の戦略的な環境、以前とは全く異なる次元になっている、こういったことを確認したところであります。
同時に、対中国、唯一の競争相手、このようにバイデン政権は位置づけているわけでありますが、それにしっかり、間違っていることは間違っていると言っていく上では、同盟国そして有志国との結束というのが大きな力になってくる、そこの中でも日米同盟というのは非常に大きな力になる、こういう認識を確認したところであります。
委員の方からも御紹介ありましたが、2プラス2の共同発表におきましても、全体、二ページありますが、その三分の一近くが中国、具体的に言及をしているということでありまして、中国による既存の国際秩序と合致しない行動は、日米同盟及び国際社会に対する政治的、経済的、軍事的及び技術的な課題を提起している、閣僚は、ルールに基づく国際体制を損なう地域の他者に対する威圧や安定を損なう行動に反対することを確認した。海警法の問題も書いてあります。そして、日米安全保障条約の第五条が尖閣に適用されること、現状変更を試みる、あるいは、尖閣諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも引き続き反対するということ。さらには、台湾に対する言及、これも十年ぶりのことであります。さらには、南シナ海、そしてフィリピンと中国との、御指摘いただいた仲裁裁判。そして、香港、新疆ウイグルの人権状況。
中国に関わりまして、日米、さらには国際社会の様々な懸案について、しっかり議論をし、また共同発表に盛り込むことができた、このように考えております。
この発言だけを見る →そこで、四時間ぐらいかけましてじっくりと議論を行ったわけでありますが、一つはやはり、東シナ海、南シナ海も含めてインド太平洋地域の戦略的な環境、以前とは全く異なる次元になっている、こういったことを確認したところであります。
同時に、対中国、唯一の競争相手、このようにバイデン政権は位置づけているわけでありますが、それにしっかり、間違っていることは間違っていると言っていく上では、同盟国そして有志国との結束というのが大きな力になってくる、そこの中でも日米同盟というのは非常に大きな力になる、こういう認識を確認したところであります。
委員の方からも御紹介ありましたが、2プラス2の共同発表におきましても、全体、二ページありますが、その三分の一近くが中国、具体的に言及をしているということでありまして、中国による既存の国際秩序と合致しない行動は、日米同盟及び国際社会に対する政治的、経済的、軍事的及び技術的な課題を提起している、閣僚は、ルールに基づく国際体制を損なう地域の他者に対する威圧や安定を損なう行動に反対することを確認した。海警法の問題も書いてあります。そして、日米安全保障条約の第五条が尖閣に適用されること、現状変更を試みる、あるいは、尖閣諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも引き続き反対するということ。さらには、台湾に対する言及、これも十年ぶりのことであります。さらには、南シナ海、そしてフィリピンと中国との、御指摘いただいた仲裁裁判。そして、香港、新疆ウイグルの人権状況。
中国に関わりまして、日米、さらには国際社会の様々な懸案について、しっかり議論をし、また共同発表に盛り込むことができた、このように考えております。
渡
渡辺周#6
○渡辺(周)委員 そういう現状が今あるという中で、説明を受けた、私が党のヒアリング等でも、外務省の事務方からも資料をもらって話を聞きました。
日本側が言ってほしいことは大体網羅されたんだというふうにおっしゃっていましたけれども、例えば、国務長官と国防長官が最初の訪問国に、いろいろ、ヨーロッパとかもあったんだけれども、日本を選んだ。そして、報道されているところでは、来月に総理が訪米する、対面で会う首脳会談は日本が初めてというふうに言われていますけれども、日本への厚遇を私は決して手放しで喜ぶだけではいけないと思うんですね。これは逆に、アメリカ側が求める日本の役割と責任の拡大につながっていくだろうというふうに思います。
そこで、この共同発表の中に、日本は国家の防衛を強固なものとし、日米同盟を更に強化するために能力を向上させることを決意した、米国は、核を含むあらゆる種類の米国の能力による日本の防衛に対する揺るぎないコミットメントを強調したというふうにあるわけでございます。
トランプ政権時代に当時の国防長官が、二〇一九年の八月、エスパー国防長官が、いわゆるINF条約が失効した、その直後にアジアを訪問して、アジア各国にこの中距離弾を配備することを検討と。幾つかの報道の中で、アメリカ領グアム、あるいはフィリピン、あるいは幾つかの国が挙がる中で、オーストラリアとか、日本も可能性があるんじゃないかということが言われました。
あわせて、つい最近ですけれども、三月九日、上院の軍事委員会でインド太平洋軍のデービッドソン司令官は、台湾への脅威はこれから六年以内に明らかになるだろうというふうに証言をしているわけなんですね。七月に中国共産党は党創立の百年を迎える。そして、これまでも、台湾は核心的利益だ、習近平国家主席は、あるいはその執行部は、統一に野心を燃やしている、これはずっと言われてきたわけです。
そこで、この日本の防衛に対する揺るぎないコミットメントの中で、トランプ時代に言われた、敬称略で言いますけれども、このいわゆるINFの失効、これに伴って、実は、アメリカとロシアが開発や保有をしなかった間に、中国の中距離ミサイルが、中距離ミサイルだと射程五百五十キロから五千五百キロ、この中距離ミサイルで圧倒的な優位に立ったという中で、これまでの、まさにINFが冷戦終結のシンボルだった、あのINFの失効が今度は逆に新冷戦時代の到来という象徴になったと指摘されることもある。
そこで伺いますけれども、アメリカの対中国戦略あるいは台湾防衛の可能性から、いわゆる中国の作戦遂行の抑止戦略としてアジアにミサイルを配備する、あるいは、日本に失効を受けて開発が始まったアメリカの中距離弾を配備する可能性、こういうことは、大臣、いかがお考えでしょう。
この発言だけを見る →日本側が言ってほしいことは大体網羅されたんだというふうにおっしゃっていましたけれども、例えば、国務長官と国防長官が最初の訪問国に、いろいろ、ヨーロッパとかもあったんだけれども、日本を選んだ。そして、報道されているところでは、来月に総理が訪米する、対面で会う首脳会談は日本が初めてというふうに言われていますけれども、日本への厚遇を私は決して手放しで喜ぶだけではいけないと思うんですね。これは逆に、アメリカ側が求める日本の役割と責任の拡大につながっていくだろうというふうに思います。
そこで、この共同発表の中に、日本は国家の防衛を強固なものとし、日米同盟を更に強化するために能力を向上させることを決意した、米国は、核を含むあらゆる種類の米国の能力による日本の防衛に対する揺るぎないコミットメントを強調したというふうにあるわけでございます。
トランプ政権時代に当時の国防長官が、二〇一九年の八月、エスパー国防長官が、いわゆるINF条約が失効した、その直後にアジアを訪問して、アジア各国にこの中距離弾を配備することを検討と。幾つかの報道の中で、アメリカ領グアム、あるいはフィリピン、あるいは幾つかの国が挙がる中で、オーストラリアとか、日本も可能性があるんじゃないかということが言われました。
あわせて、つい最近ですけれども、三月九日、上院の軍事委員会でインド太平洋軍のデービッドソン司令官は、台湾への脅威はこれから六年以内に明らかになるだろうというふうに証言をしているわけなんですね。七月に中国共産党は党創立の百年を迎える。そして、これまでも、台湾は核心的利益だ、習近平国家主席は、あるいはその執行部は、統一に野心を燃やしている、これはずっと言われてきたわけです。
そこで、この日本の防衛に対する揺るぎないコミットメントの中で、トランプ時代に言われた、敬称略で言いますけれども、このいわゆるINFの失効、これに伴って、実は、アメリカとロシアが開発や保有をしなかった間に、中国の中距離ミサイルが、中距離ミサイルだと射程五百五十キロから五千五百キロ、この中距離ミサイルで圧倒的な優位に立ったという中で、これまでの、まさにINFが冷戦終結のシンボルだった、あのINFの失効が今度は逆に新冷戦時代の到来という象徴になったと指摘されることもある。
そこで伺いますけれども、アメリカの対中国戦略あるいは台湾防衛の可能性から、いわゆる中国の作戦遂行の抑止戦略としてアジアにミサイルを配備する、あるいは、日本に失効を受けて開発が始まったアメリカの中距離弾を配備する可能性、こういうことは、大臣、いかがお考えでしょう。
茂
茂木敏充#7
○茂木国務大臣 まず日米同盟でありますけれども、日本が言ってほしいことをお願いしてアメリカに言ってもらう、若しくは、米側から何かを要求されて日本がそれに応じる、そういう関係ではなくて、日米双方で同盟強化に向けて自らの役割を踏まえて主体的に取り組んでいくもの、このように深化しているのは、私は間違いないと思っております。
その上で、御指摘の地上発射型の中距離ミサイルについては、米国から、直ちに配備する状況にはなく、また、具体的な配備先について検討は行っておらず、さらに、どの同盟国に対してもその受入れや配備に関し打診を行っていない旨の説明を受けているところであります。
この発言だけを見る →その上で、御指摘の地上発射型の中距離ミサイルについては、米国から、直ちに配備する状況にはなく、また、具体的な配備先について検討は行っておらず、さらに、どの同盟国に対してもその受入れや配備に関し打診を行っていない旨の説明を受けているところであります。
渡
渡辺周#8
○渡辺(周)委員 トランプ政権時代のまさに中距離ミサイルの開発を受けて、当然、このアジアに配備するということについて、バイデン政権がこれを引き継いでいるのかどうなのか、この点については、何らかの形で大臣は確認をされていますでしょうか。
もちろん、今の現状で、直ちにという話で、直ちには配備する計画もないし、検討していないと言いますけれども、先ほどの一連の文書の中で、やはり、次の台湾有事に備えた形で、何らかのその抑止力として、例えばですけれども、沖縄に中距離弾が配備をされるということについて、日本政府として、アメリカがそういうことを考えている、あるいは、そうなった場合に我が国としてどう対応するのかということについては、検討はしていますでしょうか。
この発言だけを見る →もちろん、今の現状で、直ちにという話で、直ちには配備する計画もないし、検討していないと言いますけれども、先ほどの一連の文書の中で、やはり、次の台湾有事に備えた形で、何らかのその抑止力として、例えばですけれども、沖縄に中距離弾が配備をされるということについて、日本政府として、アメリカがそういうことを考えている、あるいは、そうなった場合に我が国としてどう対応するのかということについては、検討はしていますでしょうか。
茂
茂木敏充#9
○茂木国務大臣 バイデン政権として、今、外交政策も含めて、一連の政策レビューを行っている。そして、その政策レビューが終わった後に、国家安全保障戦略等というものがその後に検討されるということになってくると思っております。
東アジアそしてインド太平洋地域の安全保障環境等々については、今回の日米外相会談、2プラス2でも幅広く議論をさせていただき、そして日本の考え方というのもしっかりお伝えをして、ちょうどこの政策レビューが行われているこの時期に米国の国務長官そして国防長官が来日して、お互いの考え方をすり合わせることができたということは極めて意味が大きいと思っております。
具体的に、例えばA2ADに対してどうするかとか、細かい議論をどこまで行ったか、これについては、まさに今後の政策であったりとか戦略にも関わってくる問題でありますので、やり取りの詳細については控えたいと思いますが、これからもアメリカとの間でしっかり意思疎通をしていきたい、こんなふうに思っております。
この発言だけを見る →東アジアそしてインド太平洋地域の安全保障環境等々については、今回の日米外相会談、2プラス2でも幅広く議論をさせていただき、そして日本の考え方というのもしっかりお伝えをして、ちょうどこの政策レビューが行われているこの時期に米国の国務長官そして国防長官が来日して、お互いの考え方をすり合わせることができたということは極めて意味が大きいと思っております。
具体的に、例えばA2ADに対してどうするかとか、細かい議論をどこまで行ったか、これについては、まさに今後の政策であったりとか戦略にも関わってくる問題でありますので、やり取りの詳細については控えたいと思いますが、これからもアメリカとの間でしっかり意思疎通をしていきたい、こんなふうに思っております。
渡
渡辺周#10
○渡辺(周)委員 このミサイル配備の問題、あるいは検討されているかどうか。今後、いろいろな動きが出てくる中で、また改めて、一般質疑等もありますから、是非またここで議論をしたいと思います。
それで、ちょっとウイグルの問題について、EUがアメリカと歩調を取って中国を制裁すると昨日の夕刊から今朝の朝刊にかけて報道されておりますが、まさに先ほど大臣も言及されたウイグルの問題。
つまり、安全保障については、アメリカと今後、密接な関係を持っていく。もう一つは、今度はいわゆる海洋進出についてでございますけれども。今回は、例えば人権という面では、アメリカはEU等々といわゆる人権外交を積極的に展開をする中で、こうした経済制裁をEUが行う。この点については、もう何回もここでも議論がされておりますけれども、アメリカとEUが人権問題で中国批判、足並みをそろえる中で、日本としてはこの点についてはどうするのかということに尽きます。
2プラス2を受けて、日本にも当然、同調を迫る、日本だけが曖昧な態度というわけにはいくまい。それを考えますと、やはり日本にも何らかの形の同調を求められた場合、日本としてどう考えていくのか。その点については、大臣、いかがですか。
この発言だけを見る →それで、ちょっとウイグルの問題について、EUがアメリカと歩調を取って中国を制裁すると昨日の夕刊から今朝の朝刊にかけて報道されておりますが、まさに先ほど大臣も言及されたウイグルの問題。
つまり、安全保障については、アメリカと今後、密接な関係を持っていく。もう一つは、今度はいわゆる海洋進出についてでございますけれども。今回は、例えば人権という面では、アメリカはEU等々といわゆる人権外交を積極的に展開をする中で、こうした経済制裁をEUが行う。この点については、もう何回もここでも議論がされておりますけれども、アメリカとEUが人権問題で中国批判、足並みをそろえる中で、日本としてはこの点についてはどうするのかということに尽きます。
2プラス2を受けて、日本にも当然、同調を迫る、日本だけが曖昧な態度というわけにはいくまい。それを考えますと、やはり日本にも何らかの形の同調を求められた場合、日本としてどう考えていくのか。その点については、大臣、いかがですか。
茂
茂木敏充#11
○茂木国務大臣 香港さらには新疆ウイグルの人権問題、極めて深刻な状況にある、このように考えておりまして、これは日米の間でもそうですけれども、既に御案内のとおり、G7におきましても、香港について、また新疆ウイグル等々についても、外相共同声明、これを発表しているところでありまして、考え方、基本的な方向というのは一致をしている、このように考えております。
その上で、人権外交の進め方、それは、それぞれの国のやり方というのはあるという部分はあるんだと思うんですね、そこの部分につきましては。そこは、それぞれ役割分担であったりとか、これまで進めてきたやり方の中で進めていく、そのことについて米側が日本にどうしてほしい、こういう要求が具体的にあるということはございません。
この発言だけを見る →その上で、人権外交の進め方、それは、それぞれの国のやり方というのはあるという部分はあるんだと思うんですね、そこの部分につきましては。そこは、それぞれ役割分担であったりとか、これまで進めてきたやり方の中で進めていく、そのことについて米側が日本にどうしてほしい、こういう要求が具体的にあるということはございません。
渡
渡辺周#12
○渡辺(周)委員 では、アメリカから具体的にどうしてほしいという話はなくとも、日本として行動を起こすか否かということについて、日本は、それでは、このウイグルの問題、後でちょっと香港の問題を触れますけれども、こうしたウイグルの問題については、日本政府としてはどうしていくかということについてはいかがですか。
この発言だけを見る →茂
渡
渡辺周#14
○渡辺(周)委員 それは何らかの形で、やはり国連が、例えば人道の査察の問題、こうしたことに、するべきだということが各国で決議をされたり、あるいは国家の首脳が、このウイグルの問題については様々なアクションを起こすべきだということを言っています。例えば、遺憾に思うとか、深刻な懸念を抱えている、これはもうみんな分かっているわけでございます。では、具体的に我が国はどうするのかということになったときに、ここは国際社会と協調しながら何らかのやはりアクションを起こすべきだと思います。
ただ、今の大臣の御発言ですと、いつどうするかはちょっと分からないようなお答えでございまして、やはり私はG7で足並みをそろえるべきだろうというふうに思うんですけれども、再度伺いますが、日本政府として決意はいかがですか。
この発言だけを見る →ただ、今の大臣の御発言ですと、いつどうするかはちょっと分からないようなお答えでございまして、やはり私はG7で足並みをそろえるべきだろうというふうに思うんですけれども、再度伺いますが、日本政府として決意はいかがですか。
茂
茂木敏充#15
○茂木国務大臣 G7としての足並みはそろっていると私は先ほども申し上げたとおりであります。
その上で、国際社会の動向等々を見ながら判断をしていく。今日、今の時点で、こういうことをします、こういうことはしませんということを完全に決めているという状態ではございません。
この発言だけを見る →その上で、国際社会の動向等々を見ながら判断をしていく。今日、今の時点で、こういうことをします、こういうことはしませんということを完全に決めているという状態ではございません。
渡
渡辺周#16
○渡辺(周)委員 また改めて、このことも深掘りをしながら質疑をしていきたいというふうに思っています。
では、法案についてお尋ねをします。
これは、在日アメリカ軍の駐留経費について、この2プラス2の文書の中でも、新たな複数年度の合意に向けて取り組むことを指示したというふうに記述をされております。
この複数年というのが果たして何年なのか。今回、一年異例の延長という形になりました。これは、アメリカで政権交代が起きて、ここでも私、取り上げましたけれども、交渉の当事者がトランプ政権なのか、それとも次期バイデン政権なのかという移行期だということも含めて、そしてまた、今年度の予算に間に合わせるためには昨年のうちに決着を急がなければいけなかったという様々な事情があったというふうには思っておりますが。この複数年というのは、従来どおり五年なのか、それとも、例えば二〇二二年度から三年、つまりバイデン大統領の在任期間、在職期間、在職任期ですね、これに合わせるのかということについては、今、交渉の中で、複数年というのは何年ということをある程度念頭に置いて交渉していますでしょうか。
この発言だけを見る →では、法案についてお尋ねをします。
これは、在日アメリカ軍の駐留経費について、この2プラス2の文書の中でも、新たな複数年度の合意に向けて取り組むことを指示したというふうに記述をされております。
この複数年というのが果たして何年なのか。今回、一年異例の延長という形になりました。これは、アメリカで政権交代が起きて、ここでも私、取り上げましたけれども、交渉の当事者がトランプ政権なのか、それとも次期バイデン政権なのかという移行期だということも含めて、そしてまた、今年度の予算に間に合わせるためには昨年のうちに決着を急がなければいけなかったという様々な事情があったというふうには思っておりますが。この複数年というのは、従来どおり五年なのか、それとも、例えば二〇二二年度から三年、つまりバイデン大統領の在任期間、在職期間、在職任期ですね、これに合わせるのかということについては、今、交渉の中で、複数年というのは何年ということをある程度念頭に置いて交渉していますでしょうか。
茂
茂木敏充#17
○茂木国務大臣 まずは現行の特別協定の一年間の延長となったわけでありますけれども、バイデン政権発足後のこの早いタイミングで必要な合意に至ることができた、このことは、日米同盟の結束に対する両国の強いコミットメントを示すとともに、日米同盟の信頼性を高め、それを国際社会に発信するものだと高く評価をいたしております。
現時点で、来年、二〇二二年四月以降の新たな特別協定の交渉の内容、その期間がどうなるか、そういったことも含めて、その進め方、予断することは差し控えたいとは思いますが、一層厳しさを増す地域の安全保障環境や我が国の厳しい財政状況等を踏まえて、HNSが適切な内容、水準のものとなるよう対応していく考えであります。
もちろん、何にも考えずに交渉に臨むということはありません。それは、様々なシミュレーション、日米貿易交渉のときもそうでありましたし、様々な交渉ではします。しかし、交渉が始まる前に、こんなふうにします、こんなことを考えていますと言ったら、交渉上は不利になるんですよ。交渉の基本というのは、いかに自分の情報を少なく出して相手の情報をたくさん取るか、また同時に、そういった中で、相手との信頼関係を持ちながら、ゼロサムではなくてウィン・ウィンな交渉にしていくか、これが基本でありますから、この段階で、どういうことを考えていますということは、国益を考えても答弁は控えさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →現時点で、来年、二〇二二年四月以降の新たな特別協定の交渉の内容、その期間がどうなるか、そういったことも含めて、その進め方、予断することは差し控えたいとは思いますが、一層厳しさを増す地域の安全保障環境や我が国の厳しい財政状況等を踏まえて、HNSが適切な内容、水準のものとなるよう対応していく考えであります。
もちろん、何にも考えずに交渉に臨むということはありません。それは、様々なシミュレーション、日米貿易交渉のときもそうでありましたし、様々な交渉ではします。しかし、交渉が始まる前に、こんなふうにします、こんなことを考えていますと言ったら、交渉上は不利になるんですよ。交渉の基本というのは、いかに自分の情報を少なく出して相手の情報をたくさん取るか、また同時に、そういった中で、相手との信頼関係を持ちながら、ゼロサムではなくてウィン・ウィンな交渉にしていくか、これが基本でありますから、この段階で、どういうことを考えていますということは、国益を考えても答弁は控えさせていただきたいと思います。
渡
渡辺周#18
○渡辺(周)委員 私も、与党時代に防衛省の副大臣を務めました、十三か月やりましたので、この思いやり予算については、私の前任者も含めて、様々な交渉過程があったことも分かっております。いろいろと、当時のこととはいえ、なかなかつまびらかにできないようなこともここではある。当然、辞めても守秘義務がかかっている部分もあります。私、分かっている上で、いろいろ質問をしているんですけれども。
ちょっとここで伺いたいのは、トランプ前大統領は、このホスト・ネーション・サポート、思いやり予算について、ボルトンさんの回顧録の中で、四倍の予算を求めたというふうにあるんですね。八十億ドルというふうなことを言ってきたと。
二〇〇四年のアメリカの国防総省の報告資料、これ以降、アメリカは公表をしていないわけでありますが、そもそも、これはこの国会でも議論されています。日本側が負担する以外、在日アメリカ軍の駐留経費というのは一体総額幾らで、日本がどれだけを負担していて、アメリカはそもそも幾ら、どれだけかかっているのかという、この総額については、なかなかその実態が分からない。
今、そうした中で、やはり複数年の中である程度先を予見できる形の中で、様々なアメリカの戦略の中で、どうしていくかということも当然出てくるだろうと思いますが、この点について具体的な話をちょっとしますと、一九七八年に六十二億円でそもそも始まったいわゆる思いやり予算、その後、米軍基地で働く労務者のやはり給与の安定というようなことも含めまして、様々な積み重ねがあって、一九九九年には最大の二千七百五十六億円に達しました。二〇二一年度予算は二千十七億円でありますけれども、この思いやり予算という、これは、この名前がもうふさわしいかどうかと思います、これだけの巨額のいわゆる在日米軍駐留に係る経費というものがどんどん肥大化をしてきました。
その中で、先ほど来お話のあったアメリカの対中戦略あるいは対アジア戦略の中で、だんだんだんだん、当初の労務費でありますとかあるいは施設の建設の一部だとかというところが、今後ますます、いわゆる米軍の運用に関わることにまでどんどんどんどんこの思いやり予算が使われるんじゃないか、つまり青天井になっていくのではないかという懸念があるんですね。
そこの点について、かつて財務省の方からも聖域とするなというようなことは、前回の交渉の前に、財政審議会から、厳しい財政状況の下、財政健全化の取組を進める上で、在日米軍駐留経費負担についても聖域視することなく見直しを行い、その縮減を図る必要があるというようなことが、これは平成二十八年度、二〇一六年予算の編成等に関する建議の中でこのように言われているわけでございます。
私どもも、様々、レジャー性の強いものについて、収益性の図られるものについてはやはり見直していくべきだということで、政権交代前からこの問題に取り組んでまいりました。幾つかの部分については改善をしていったわけでございますが、一つ、ここに、今日は資料を出している。これは古くて新しい問題です。NHKの方にも今日来ていただいておりますけれども、まさに、先ほど申し上げた、聖域視することなく見直しを行いと、財務省が、財政審議会の中で出てきた言葉でございます。
しかし、ここで聖域視されているのかなと思うのが、NHKの受信料の問題なんですね。NHKの受信料のことにつきまして、今お手元に資料を配付しましたけれども、米軍の受信料、これはやはりこの国会でも取り上げられておりますが、「NHKの見解」、アメリカの「軍人や軍属、その家族がNHKの放送を受信できるテレビを設置した場合には、基地内においても、受信契約を結び、受信料を支払わなければならない。」というふうにあります。
今、現状、米軍はNHKの受信料を払っていますか。いかがですか。
この発言だけを見る →ちょっとここで伺いたいのは、トランプ前大統領は、このホスト・ネーション・サポート、思いやり予算について、ボルトンさんの回顧録の中で、四倍の予算を求めたというふうにあるんですね。八十億ドルというふうなことを言ってきたと。
二〇〇四年のアメリカの国防総省の報告資料、これ以降、アメリカは公表をしていないわけでありますが、そもそも、これはこの国会でも議論されています。日本側が負担する以外、在日アメリカ軍の駐留経費というのは一体総額幾らで、日本がどれだけを負担していて、アメリカはそもそも幾ら、どれだけかかっているのかという、この総額については、なかなかその実態が分からない。
今、そうした中で、やはり複数年の中である程度先を予見できる形の中で、様々なアメリカの戦略の中で、どうしていくかということも当然出てくるだろうと思いますが、この点について具体的な話をちょっとしますと、一九七八年に六十二億円でそもそも始まったいわゆる思いやり予算、その後、米軍基地で働く労務者のやはり給与の安定というようなことも含めまして、様々な積み重ねがあって、一九九九年には最大の二千七百五十六億円に達しました。二〇二一年度予算は二千十七億円でありますけれども、この思いやり予算という、これは、この名前がもうふさわしいかどうかと思います、これだけの巨額のいわゆる在日米軍駐留に係る経費というものがどんどん肥大化をしてきました。
その中で、先ほど来お話のあったアメリカの対中戦略あるいは対アジア戦略の中で、だんだんだんだん、当初の労務費でありますとかあるいは施設の建設の一部だとかというところが、今後ますます、いわゆる米軍の運用に関わることにまでどんどんどんどんこの思いやり予算が使われるんじゃないか、つまり青天井になっていくのではないかという懸念があるんですね。
そこの点について、かつて財務省の方からも聖域とするなというようなことは、前回の交渉の前に、財政審議会から、厳しい財政状況の下、財政健全化の取組を進める上で、在日米軍駐留経費負担についても聖域視することなく見直しを行い、その縮減を図る必要があるというようなことが、これは平成二十八年度、二〇一六年予算の編成等に関する建議の中でこのように言われているわけでございます。
私どもも、様々、レジャー性の強いものについて、収益性の図られるものについてはやはり見直していくべきだということで、政権交代前からこの問題に取り組んでまいりました。幾つかの部分については改善をしていったわけでございますが、一つ、ここに、今日は資料を出している。これは古くて新しい問題です。NHKの方にも今日来ていただいておりますけれども、まさに、先ほど申し上げた、聖域視することなく見直しを行いと、財務省が、財政審議会の中で出てきた言葉でございます。
しかし、ここで聖域視されているのかなと思うのが、NHKの受信料の問題なんですね。NHKの受信料のことにつきまして、今お手元に資料を配付しましたけれども、米軍の受信料、これはやはりこの国会でも取り上げられておりますが、「NHKの見解」、アメリカの「軍人や軍属、その家族がNHKの放送を受信できるテレビを設置した場合には、基地内においても、受信契約を結び、受信料を支払わなければならない。」というふうにあります。
今、現状、米軍はNHKの受信料を払っていますか。いかがですか。
松
松崎和義#19
○松崎参考人 お答え申し上げます。
基地内に居住する在日米軍関係者につきましては、在日米軍が日本のNHKの基地内への立入り等を認めていないため、現在も受信契約の締結を勧奨することができない状況になっております。
NHKでは、一九七八年以来、米軍側と文書や会談による対応を重ね、受信料の性格について説明をし、契約及び支払いについて、協力要請や基地内への立入りの申込みを行ってきました。最近では、二〇二〇年十二月に文書により、在日米軍、それから米国大使館、外務省、総務省、NHKの五者による状況打開に向けた会合の開催を求めておりますけれども、現在、米軍から回答を得られておりません。
今後も、関係機関の協力を得ながら米軍への働きかけに努めてまいりたいということでございます。今はいただいていないということでございます。
この発言だけを見る →基地内に居住する在日米軍関係者につきましては、在日米軍が日本のNHKの基地内への立入り等を認めていないため、現在も受信契約の締結を勧奨することができない状況になっております。
NHKでは、一九七八年以来、米軍側と文書や会談による対応を重ね、受信料の性格について説明をし、契約及び支払いについて、協力要請や基地内への立入りの申込みを行ってきました。最近では、二〇二〇年十二月に文書により、在日米軍、それから米国大使館、外務省、総務省、NHKの五者による状況打開に向けた会合の開催を求めておりますけれども、現在、米軍から回答を得られておりません。
今後も、関係機関の協力を得ながら米軍への働きかけに努めてまいりたいということでございます。今はいただいていないということでございます。
渡
渡辺周#20
○渡辺(周)委員 そうなんですね。これはもうずっとです。
米軍の言いぶりは、日米地位協定の第十三条、これを根拠に言っておりますけれども、合衆国側は、日本放送協会の放送受信料が一種の租税であり、地位協定の規定、地位協定第十三条の第三項、「合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族は、これらの者が一時的に日本国にあることのみに基づいて日本国に所在する有体又は無体の動産の保有、使用、これらの者相互間の移転又は死亡による移転についての日本国における租税を免除される。」というふうにある。つまり、NHKの受信料は税金だと言っているわけですね。
しかし、我々は税金だというふうにはこれは思っていないんですが、その点について、この資料にありますように、交渉の経緯、昭和五十三年から五十四年に米軍とNHKが直接の交渉をした。郵便、電話による契約勧奨の実施を求めたり、あるいは文書により基地内への立入りを申し入れている。けれども、一切、この地位協定を根拠にして、NHKの受信料が払われてこなかった。
当然、日本にいて、米軍の方々が朝ドラをどれだけ見ているか分かりませんが、だけれども、BS番組を見れば「ワールドニュース」をやっているわけですよね。これは、アメリカのニュースからイギリスのニュースから、私たちも朝、見ますけれども、世界各国の、これは英語で放送をやっていますよね。当然、情報収集のために見ているであろうと思うんですけれども、今日まで何回となく申入れをしているけれども返事はないんだということです。
この通常国会で放送法が、先般閣議決定をされて、提出をされます。その放送法では、受信料の適正かつ公平な負担を図るための制度の整備ということで、正当な理由がなく規定の期限までに受信契約の申込みをしなかった場合について受信料及び割増金を徴収できるとする事項、これを新たに設置した。これまで執行されたことはほとんどないとは聞いているんですが、延滞利息とは別に受信料の二倍の割増金を求めるということなんですね。受信料の公平な負担をうたう法案を出すけれども、米軍については相変わらず今日のままということなんです。
これはNHKとして、今回、様々な、ほぼ二割の人が受信契約を結んでいないという中で、検討会の中では、届出の義務化なんかを持ち出して、民放からの反対もあって、そんなことをしたらテレビの購入そのものが減るじゃないかというような意見もあって、今テレビ離れ、もうスマホやタブレットがあれば見ることができるようになる、そういう状況の中で、様々なこの徴収についての法案も含めて出すわけですが。
この点について、NHKは今そうあります。日本政府として、米軍に対して、これは租税じゃなくて公共料金、受信料を払うということについて、米軍と本気でどこまで交渉していますか。いかがですか。NHK任せですか。その点については、政府、いかがですか。
この発言だけを見る →米軍の言いぶりは、日米地位協定の第十三条、これを根拠に言っておりますけれども、合衆国側は、日本放送協会の放送受信料が一種の租税であり、地位協定の規定、地位協定第十三条の第三項、「合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族は、これらの者が一時的に日本国にあることのみに基づいて日本国に所在する有体又は無体の動産の保有、使用、これらの者相互間の移転又は死亡による移転についての日本国における租税を免除される。」というふうにある。つまり、NHKの受信料は税金だと言っているわけですね。
しかし、我々は税金だというふうにはこれは思っていないんですが、その点について、この資料にありますように、交渉の経緯、昭和五十三年から五十四年に米軍とNHKが直接の交渉をした。郵便、電話による契約勧奨の実施を求めたり、あるいは文書により基地内への立入りを申し入れている。けれども、一切、この地位協定を根拠にして、NHKの受信料が払われてこなかった。
当然、日本にいて、米軍の方々が朝ドラをどれだけ見ているか分かりませんが、だけれども、BS番組を見れば「ワールドニュース」をやっているわけですよね。これは、アメリカのニュースからイギリスのニュースから、私たちも朝、見ますけれども、世界各国の、これは英語で放送をやっていますよね。当然、情報収集のために見ているであろうと思うんですけれども、今日まで何回となく申入れをしているけれども返事はないんだということです。
この通常国会で放送法が、先般閣議決定をされて、提出をされます。その放送法では、受信料の適正かつ公平な負担を図るための制度の整備ということで、正当な理由がなく規定の期限までに受信契約の申込みをしなかった場合について受信料及び割増金を徴収できるとする事項、これを新たに設置した。これまで執行されたことはほとんどないとは聞いているんですが、延滞利息とは別に受信料の二倍の割増金を求めるということなんですね。受信料の公平な負担をうたう法案を出すけれども、米軍については相変わらず今日のままということなんです。
これはNHKとして、今回、様々な、ほぼ二割の人が受信契約を結んでいないという中で、検討会の中では、届出の義務化なんかを持ち出して、民放からの反対もあって、そんなことをしたらテレビの購入そのものが減るじゃないかというような意見もあって、今テレビ離れ、もうスマホやタブレットがあれば見ることができるようになる、そういう状況の中で、様々なこの徴収についての法案も含めて出すわけですが。
この点について、NHKは今そうあります。日本政府として、米軍に対して、これは租税じゃなくて公共料金、受信料を払うということについて、米軍と本気でどこまで交渉していますか。いかがですか。NHK任せですか。その点については、政府、いかがですか。
市
市川恵一#21
○市川政府参考人 お答えいたします。
まさに今委員御指摘のとおりでございますけれども、日米地位協定上、米軍の構成員及び軍属並びにそれらの家族について、NHK受信料の免除等については規定されておりません。
当該構成員等が受信設備を設置する場合には、放送法及びNHKの放送受信規約の規定に基づきまして、放送受信契約を締結しまして放送受信料を支払う義務があるものと政府としては考えております。
外務省としては、これまでもそうですが、総務省及びNHKと連携しつつ、米側に対してこのような受信契約に関する我が国の立場を繰り返し説明してきているところでございまして、この未払い問題を解決すべく、今後とも、引き続き米側に対して申し込んでいくつもりでございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →まさに今委員御指摘のとおりでございますけれども、日米地位協定上、米軍の構成員及び軍属並びにそれらの家族について、NHK受信料の免除等については規定されておりません。
当該構成員等が受信設備を設置する場合には、放送法及びNHKの放送受信規約の規定に基づきまして、放送受信契約を締結しまして放送受信料を支払う義務があるものと政府としては考えております。
外務省としては、これまでもそうですが、総務省及びNHKと連携しつつ、米側に対してこのような受信契約に関する我が国の立場を繰り返し説明してきているところでございまして、この未払い問題を解決すべく、今後とも、引き続き米側に対して申し込んでいくつもりでございます。
以上でございます。
渡
渡辺周#22
○渡辺(周)委員 これは、返事がないというのか、それとも同じ回答が来ているのか、どうなんですか、そこのところ。
つまり、この話はもう余りにも形骸化しちゃって、何か、申し入れました、いつものこと、どうせ払ってはくれないんだろうけれども、今までの慣例でやっておこうということなのか、本気でやはり少し、これは根拠はないわけですね、支払わないという。そのことについてはやはり謙虚に受け止めて、アメリカ側も考えろということは、これは相当言えるんじゃないかと思うんですね。この点はどうですか。
つまり、これだけ血税が、先ほどから言っているように、どんどんどんどん膨れ上がっていく。思いやり予算の名前で始まって、二千億まで今いってしまった。この後ちょっと触れたいと思いますけれども、それ以外にも幾つか、光熱水料の問題でありますとか、あるいは住宅建設における単価の高さだとか、いろいろなことが指摘されているわけですよ。今、国民には公正な負担をと言っているNHKの受信料については払われていない、ここ何十年も。これは累積したら相当な額になると思う。今日はその話は聞きませんが。
この点について、再度、やはり政府の取組、少し本腰入れてやるべきじゃないかと思いますが、いかがですか。
この発言だけを見る →つまり、この話はもう余りにも形骸化しちゃって、何か、申し入れました、いつものこと、どうせ払ってはくれないんだろうけれども、今までの慣例でやっておこうということなのか、本気でやはり少し、これは根拠はないわけですね、支払わないという。そのことについてはやはり謙虚に受け止めて、アメリカ側も考えろということは、これは相当言えるんじゃないかと思うんですね。この点はどうですか。
つまり、これだけ血税が、先ほどから言っているように、どんどんどんどん膨れ上がっていく。思いやり予算の名前で始まって、二千億まで今いってしまった。この後ちょっと触れたいと思いますけれども、それ以外にも幾つか、光熱水料の問題でありますとか、あるいは住宅建設における単価の高さだとか、いろいろなことが指摘されているわけですよ。今、国民には公正な負担をと言っているNHKの受信料については払われていない、ここ何十年も。これは累積したら相当な額になると思う。今日はその話は聞きませんが。
この点について、再度、やはり政府の取組、少し本腰入れてやるべきじゃないかと思いますが、いかがですか。
市
市川恵一#23
○市川政府参考人 先ほども申し上げましたけれども、我々政府の立場としては、NHK受信料は地位協定上免除されておらないということでございます。
残念ながら米側の立場は異なるわけでございますけれども、これまでも累次にわたりまして、総務省さん、あるいはNHK自ら、あるいは総務省、NHKと連携しつつ、外務省としても、米側には繰り返し、本件について解決すべく問題を提起してきているところでございますので、この点については、引き続き粘り強くやっていきたいと思っております。
この発言だけを見る →残念ながら米側の立場は異なるわけでございますけれども、これまでも累次にわたりまして、総務省さん、あるいはNHK自ら、あるいは総務省、NHKと連携しつつ、外務省としても、米側には繰り返し、本件について解決すべく問題を提起してきているところでございますので、この点については、引き続き粘り強くやっていきたいと思っております。
渡
渡辺周#24
○渡辺(周)委員 当然、そうなれば、滞納料だとか、あるいは先ほど言っていた何らかの形での水増しで請求をすべきだと思います。是非、その点について、我々もできる限りの後押しをしていきたいと思います。
何よりも、思いやり予算が思い上がり予算などとならないように、もうとにかくアメリカが何でもかんでも要求を出せば、最後はアメリカの様々な運用にまで負担を回すようなことになって、結果的に、先ほどの話で、納税者のやはり理解が得られなくなるような制度になると、これはやはり今後の不公平感、不公正感というものを生むと、私は、在日アメリカ軍に対する在り方についても何らかの国民的な感情の中に複雑な思いが生まれてくるんだろうと、今もありますけれども。その点についてはまた改めて指摘をしたいと思います。
残りの時間で、ちょっと香港の問題を質問したいと思います。
先般、三月十六日に、対中政策に関する国会議員連盟という超党派の議員連盟の中で、私も出てまいりました、まさに先ほど冒頭に大臣がおっしゃったような、ウイグルであるとかチベットであるとか香港であるとかいう様々な人道を抑圧されている、この中国の在り方に対して、日本の国としてどうするのか。
一つには、やはり要望がありました、声明を採択したんですけれども、昨年八月に。制定された国家安全維持法、国安法ですね、これに対して、日本は香港と捜査共助の協定を結んでいます。この点について、日本は、この法律、国安法の怖いところは、香港に永住権を持たない人でも、つまり外国人でもこの法律は適用されるという、あってはならぬ法律になっている。例えば、私どもがこういう質問をして、先般来られた香港の民主化運動を日本でやっている在日香港人の方々の運動を後押ししている。そうなったときに、当然、ブラックリストに載れば、我々が香港に行ったときに、香港までは行けるけれども、香港に入国できない。もしかしたら、これは法の解釈というのを日本政府に求めるのは難しいと思いますけれども、例えば香港経由でどこかに行く、トランジットした場合も、ひょっとしたらそこで身柄を拘束されるかもしれないという可能性はなきにしもあらずなんです。
もっと言うと、民主化運動をやっている人たちのフェイスブックにいいねとクリックしたことも、ひょっとしたら、これ、そのままブラックリストに載るかもしれない。好ましからざる人物になってしまうのではないかと思うんですが。
そういう状況の中で、日本の国としてこの在日香港人の方々に何ができるかということについては、日本政府は、当然、この方々が帰国したときに身柄を拘束される可能性がある、そうなった場合に、やはりこの方々を、在留の延長なりをして本国に帰らないように、何とかして、何かの形で保護する必要があるというふうに思いますけれども、日本政府として、今後、民主化運動を進めている人たち、外国にいて不利益を被らないように、どのように対応していけるか。その点について、日本政府は今どう考えていますでしょうか。
この発言だけを見る →何よりも、思いやり予算が思い上がり予算などとならないように、もうとにかくアメリカが何でもかんでも要求を出せば、最後はアメリカの様々な運用にまで負担を回すようなことになって、結果的に、先ほどの話で、納税者のやはり理解が得られなくなるような制度になると、これはやはり今後の不公平感、不公正感というものを生むと、私は、在日アメリカ軍に対する在り方についても何らかの国民的な感情の中に複雑な思いが生まれてくるんだろうと、今もありますけれども。その点についてはまた改めて指摘をしたいと思います。
残りの時間で、ちょっと香港の問題を質問したいと思います。
先般、三月十六日に、対中政策に関する国会議員連盟という超党派の議員連盟の中で、私も出てまいりました、まさに先ほど冒頭に大臣がおっしゃったような、ウイグルであるとかチベットであるとか香港であるとかいう様々な人道を抑圧されている、この中国の在り方に対して、日本の国としてどうするのか。
一つには、やはり要望がありました、声明を採択したんですけれども、昨年八月に。制定された国家安全維持法、国安法ですね、これに対して、日本は香港と捜査共助の協定を結んでいます。この点について、日本は、この法律、国安法の怖いところは、香港に永住権を持たない人でも、つまり外国人でもこの法律は適用されるという、あってはならぬ法律になっている。例えば、私どもがこういう質問をして、先般来られた香港の民主化運動を日本でやっている在日香港人の方々の運動を後押ししている。そうなったときに、当然、ブラックリストに載れば、我々が香港に行ったときに、香港までは行けるけれども、香港に入国できない。もしかしたら、これは法の解釈というのを日本政府に求めるのは難しいと思いますけれども、例えば香港経由でどこかに行く、トランジットした場合も、ひょっとしたらそこで身柄を拘束されるかもしれないという可能性はなきにしもあらずなんです。
もっと言うと、民主化運動をやっている人たちのフェイスブックにいいねとクリックしたことも、ひょっとしたら、これ、そのままブラックリストに載るかもしれない。好ましからざる人物になってしまうのではないかと思うんですが。
そういう状況の中で、日本の国としてこの在日香港人の方々に何ができるかということについては、日本政府は、当然、この方々が帰国したときに身柄を拘束される可能性がある、そうなった場合に、やはりこの方々を、在留の延長なりをして本国に帰らないように、何とかして、何かの形で保護する必要があるというふうに思いますけれども、日本政府として、今後、民主化運動を進めている人たち、外国にいて不利益を被らないように、どのように対応していけるか。その点について、日本政府は今どう考えていますでしょうか。
石
石岡邦章#25
○石岡政府参考人 お答え申し上げます。
私の方からは、入管法上の在留について答弁させていただきたいと思います。
出入国在留管理庁におきましては、個々の外国人が在留を希望する理由等を踏まえまして、在留資格を決定し、日本での在留を認めておるところでございます。
一般論で申し上げますと、国籍国で生じた事情により帰国が困難であるなどの申出がありまして、人道上の配慮を行うべき必要性が認められる場合は、個別の事情に応じまして、特定活動という在留資格を付与しましてその在留を認めるなど、配慮を行うことになります。
この発言だけを見る →私の方からは、入管法上の在留について答弁させていただきたいと思います。
出入国在留管理庁におきましては、個々の外国人が在留を希望する理由等を踏まえまして、在留資格を決定し、日本での在留を認めておるところでございます。
一般論で申し上げますと、国籍国で生じた事情により帰国が困難であるなどの申出がありまして、人道上の配慮を行うべき必要性が認められる場合は、個別の事情に応じまして、特定活動という在留資格を付与しましてその在留を認めるなど、配慮を行うことになります。
渡
あ
渡
渡辺周#28
○渡辺(周)委員 それで、勇気を振り絞って、もちろん黒ずくめでサングラスもかけて、もうどなたか分からないような、でも、日々、日本での活動といいながら、非常に、例えば何かネットで監視されているのではないか。例えば、今はSNSで発信するとこれが特定される、それによって、物理的な身辺に対するやはり何らかのリスクを感じながらも、勇気を持って行動していらっしゃる方々がいらっしゃいます。この方々が、今お答えになったのは、迫害の危険にさらされている香港市民に対し入管行政を通じた保護を提供するということでは、若干お答えいただいたと思います。
もう一つ、やはり、彼らが求めている中で、あるいは我々がすべきだといった中で、中国政府及び香港当局との捜査共助の拒否、これは明言できるのかということなんです。つまり、捜査の共助ですね、条約に基づいて要請が来るということを日本政府は想定しているのかどうか。
この香港の国安法で罰せられる行為というのは、日本の法令では言えますよね、言えば、犯罪に当たらない。それは、器物の損壊とかいろいろな、物理的なことがあった場合、暴力を振るわれた場合は状況によるとは思いますけれども。
ただ、この中国のいわゆる国安法では、言論の自由も何もない。我々が日本の国の中で、例えば体制批判をしたり政権批判をした、それは当然の、まあ、度合いの問題はあります、公共の福祉に反しない限り、やはり意思表示をするということは日本ではできるんですけれども、今の香港ではできない。
政治犯であるとか、あるいは、本来そうした、日本では罪に当たらない、双罰性のない行為に関しては免除されるとは聞いてはおりますけれども、国安法違反ということで、もし万が一、中国当局から捜査共助の要請が来た場合は、日本は拒否をするかどうか、その点についてだけ伺いたいと思います。
この発言だけを見る →もう一つ、やはり、彼らが求めている中で、あるいは我々がすべきだといった中で、中国政府及び香港当局との捜査共助の拒否、これは明言できるのかということなんです。つまり、捜査の共助ですね、条約に基づいて要請が来るということを日本政府は想定しているのかどうか。
この香港の国安法で罰せられる行為というのは、日本の法令では言えますよね、言えば、犯罪に当たらない。それは、器物の損壊とかいろいろな、物理的なことがあった場合、暴力を振るわれた場合は状況によるとは思いますけれども。
ただ、この中国のいわゆる国安法では、言論の自由も何もない。我々が日本の国の中で、例えば体制批判をしたり政権批判をした、それは当然の、まあ、度合いの問題はあります、公共の福祉に反しない限り、やはり意思表示をするということは日本ではできるんですけれども、今の香港ではできない。
政治犯であるとか、あるいは、本来そうした、日本では罪に当たらない、双罰性のない行為に関しては免除されるとは聞いてはおりますけれども、国安法違反ということで、もし万が一、中国当局から捜査共助の要請が来た場合は、日本は拒否をするかどうか、その点についてだけ伺いたいと思います。
曽
曽根健孝#29
○曽根政府参考人 お答えします。
本件、法務省の刑事局等が主管ではございますけれども、条約の解釈に基づく観点から答弁させていただきます。
この刑事共助条約に基づく個別の刑事共助要請を受託する中央当局である法務省においては、外務省とも、我々とも協議しながら、香港からの個別の刑事共助要請ごとに共助実施の可否を慎重に判断しているということでございます。
政治犯罪に関するものにつきましては共助の拒否事由に当たるものと承知しておりますが、具体的に何が政治犯罪に当たるかについては、個別に、事案ごとに個別の事情を勘案して判断するということになるというふうに考えております。
以上でございます。
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この刑事共助条約に基づく個別の刑事共助要請を受託する中央当局である法務省においては、外務省とも、我々とも協議しながら、香港からの個別の刑事共助要請ごとに共助実施の可否を慎重に判断しているということでございます。
政治犯罪に関するものにつきましては共助の拒否事由に当たるものと承知しておりますが、具体的に何が政治犯罪に当たるかについては、個別に、事案ごとに個別の事情を勘案して判断するということになるというふうに考えております。
以上でございます。