茂木敏充の発言 (外務委員会)
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○茂木国務大臣 中国側の行動の背景について、大国になった中国の威信を高めたい、若しくは、現在の国際秩序をより自国に有利なものにしたいなど、様々な見方というのはあるんだと思っております。
その行動の背景には、中国の内政上の課題というのは当然ある。これはどの国でもそうでありますけれども、外交的な政策の変更をするのには、内政が絡んでいることもあります。さらには、外交政策そのもの、経済政策、様々な要因があると考えられ、分析結果を断定的に申し上げることは困難だと思っております。
その上で、中国との安定した関係は、日中両国のみならず、地域及び国際社会の平和と繁栄のために重要でありまして、日中、世界第二位、第三位の経済大国として、地域及び国際社会の諸課題に取り組んでいく責務というのを共有をしておりまして、両国が国際社会のルールにのっとってその責任をしっかり果たして、国際社会の期待に応えていくことが重要だと考えております。
一昨日の日中外相電話会談においても、王毅国務委員との間で、両国が共に責任ある大国として地域、国際社会に貢献していくことの重要性を確認をしております。中国との間には様々な懸案が存在しておりますが、引き続き、首脳会談や外相会談等のハイレベルの機会を活用して、主張すべきはしっかりと主張し、懸案を一つ一つ解決し、中国側の具体的な行動を強く求めていきたいと考えております。
先日のアラスカの会談、その後、全体では八時間ぐらいの会談になった模様でありますけれども、冒頭、相当激しいやり取りがあったわけであります。その後のやり取りの詳細について私の方からこの場でつまびらかにすることは控えたいと思いますが、少なくとも、お互いの考え方そして相手に対する見方、これが率直に伝わったのは間違えないと考えておりまして。
日本も、こういったハイレベルの対話を通じて、意見が完全に一致しているわけでありません、そういった中で、日本としての考え方、また私が聞いている国際社会全体の懸念、こういったものも中国に率直に伝える、また中国側のそれに対する反応というのを聞くというところから、様々な問題の解決というのが見えてくるのではないかなと思っております。