佐藤茂樹の発言 (外務委員会)
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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。
午前中の質疑は私が最後でございますので、もう一踏ん張り、よろしくお願い申し上げます。
参考人の方々にも午前中お聞きをしまして、そういうことも踏まえて何点か政府の考え方をお聞きしたいと思うんですが、まず、四月九日の委員会に続いて、RCEPの意義等についてもう一問お尋ねをしたいと思うんですが。
これは、与野党共に説明で配られましたRCEP協定の概要、外務省、財務省、農林水産省、経済産業省と四省のクレジットの入った紙の意義のところで、二ポツ目に、地域の貿易・投資の促進及びサプライチェーンの効率化に向けて、市場アクセスを改善し、発展段階や制度の異なる多様な国々との間で知的財産、電子商取引等の幅広い分野のルールを整備、このように記されているわけでございます。
識者の中にも、RCEPによってサプライチェーンの展開が拡大、深化することを促進すると評価されている方もおられるわけでございます。
例えば、一月二十一日の日経では、「新局面の通商政策」という表題で、大庭三枝神奈川大学教授は、「RCEPの成果として関心が集中するきらいがあるのが物品貿易の段階的関税撤廃だ。だが今後の地域統合や国際経済秩序にとって一層重要なのは、国境を越えるサプライチェーンの展開がけん引する「二十一世紀型貿易」をRCEPにより促進することで、経済発展を加速するための共通のルール構築を一定程度成功させたという点だ。」、そういう評価をされておられる方もいらっしゃるわけでございます。
RCEPによって人、物、お金、サービスや投資の双方向の円滑な流れをこれまで以上の水準で保障する国際ルールができ上がったことによって、国境を越えるサプライチェーンの展開の拡大、深化、効率化にどのような影響を及ぼすことが想定されているのか、政府の考え方をまずお聞きしたいと思います。