茂木敏充の発言 (外務委員会)
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○茂木国務大臣 今年は、G7が英国が議長国ということになります。そして、G20はイタリアが議長国。そして、今喫緊の課題であります気候変動、COP26、これもまたヨーロッパで、まさに今年、外交の舞台、こういったものがヨーロッパが中心になってくる。そのヨーロッパが、インド太平洋地域への関心というのを昨年来非常に高めている。そういう状況の中での今回の欧州訪問でありました。
今回は、本年後半のEU議長国になりますスロベニア、そしてバルカン半島、ボスニア・ヘルツェゴビナ、そしてG7での外相会合で英国、さらには、東ヨーロッパ、V4議長国のポーランドを訪問いたしました。
各国での会談であったりとか、G7、大体二時間ぐらいやりますと三十分とか一時間休みを取る、これをマージンというわけでありますけれども、その空き時間、マージンでの会談を含めまして、合計二十のバイ会談を行いまして、さらには、G7の外務・開発大臣会合、日米韓、そしてV4プラス日本と、マルチの会合にも出席をいたしました。
今回の歴訪の大きな目的は、冒頭申し上げましたが、自由で開かれたインド太平洋について欧州諸国の認識を確固たるとすることが一つの目的でありました。EUは、四月にインド太平洋における協力のためのEU戦略を発表して、議論を進めている段階にあります。
ちなみに、この欧州での議論、今年は、一月に私が日本の外務大臣として初めてEUの外務理事会に出席をして本格的な議論が始まり、四月にこういった戦略が発表され、恐らく九月には更に詳細版が発表されることになると思っておりますが、このようなタイミングにおいて、厳しさを増しておりますインド太平洋の情勢について、各国の外相等と対面で議論を行って、自由で開かれたインド太平洋に向けて協力していくこと、一致できたことは極めてタイムリーであったと考えております。
また、G7の外相会談、ここは、久しぶりにみんな会ったなという感じでありまして、G7の外相が対面でじっくり議論する二年ぶりの機会、こういうことになったわけでありますが、丸二日以上にわたって忌憚なく率直な議論を行い、改めて、G7が結束をして国際社会をリードしていく、こういう決意を確認できました。私自身、G7が戻ってきた、G7・イズ・バック、こういう思いを新たにしたところであります。
会議の中では、中国、北朝鮮、ミャンマーなどの地域情勢、さらには、コロナ、気候変動などの国際社会の重要課題について、日本としてかなり議論をリードできたと思いますし、存在感も示すことができたと思っております。
コミュニケ、御覧いただいたと思うんですが、中国、北朝鮮に関するものも含めて力強いメッセージを発することができて、G7としての結束をしっかりアピールできたのではないかなと思っております。
国際派の黄川田先生にもどうにか合格点をいただけるような内容になっているんじゃないかなと思います。