佐藤茂樹の発言 (外務委員会)
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○佐藤(茂)委員 公明党の佐藤茂樹でございます。
今日も質問の機会をいただきまして、大変にありがとうございます。
まず、茂木大臣、ゴールデンウィーク期間を活用して、九日間にわたっての欧州を歴訪されましたこと、大変お疲れさまでございました。一部、先ほどの黄川田委員と重なるんですけれども、やはり、前回の委員会以後の動きとしてはこの動きが大変大きな動きだったと思いますので、総括的にお聞きをさせていただきたいと思うんですが。
訪問先は、イギリスのほか、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポーランドの東欧三か国でございますが、その間に、先ほどありましたように、G7の外務・開発大臣会合に出席されたほかに、日米韓、V4プラス日本のマルチの会談、さらには、二国間会談で二十以上ですか、二十を超える会談を行ってこられたと伺っております。
そこで、もう長い話は別にして、総括的に二点お伺いをしたいと思います。
一点目は、欧州歴訪の成果ということでございますが、今回の歴訪の大きな目的の一つというのが、自由で開かれたインド太平洋の考え方について欧州各国の認識を深めていただくこと、これにあったと思うんですね。一部、イギリスであるとかフランスであるとかドイツというのは、非常に、ここ最近インド太平洋に深い関心というか関わりを持ってきて、艦船を派遣することを決めるなど、具体的な行動も伴うところもあるんですけれども、そのほか含めて、ヨーロッパ全体にこの自由で開かれたインド太平洋の考え方についてしっかりと認識を深めていくことができたのかどうかということについて、どういう成果があったと考えておられるのかということが一点でございます。
もう一つは、二点目として、G7の外相会合が久々に対面で行われました。アメリカのトランプ前政権のときは、自国第一主義で国際的な協力に背を向けたこともあって、機能不全に陥っていたと言われているこのG7の枠組みが再び動き出したこと、さらに、G7自体が、トランプ政権とは別にして、中国やインド、こういう新興国が台頭して以降、G7は影響力が低下してきたのではないか、そういう指摘をされる中で、今回、法の支配、民主主義、自由、こういう共通の価値観を持ったG7が国際的な協調体制づくりに動き出した、そういうことも言えるのではないかと思うんですが、このG7の外務大臣、開発大臣の会合の意義と議論の内容の成果をどのように捉えておられるのか。
ちょっとまとめて二点、欧州歴訪の日本外交にとっての成果と、そして二点目としてはG7の意義と外相会議の成果について、外務大臣の御所見を伺いたいと思います。