茂木敏充の発言 (外務委員会)

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○茂木国務大臣 日本と英国は同じ島国であります。そして、日英同盟とお話ありましたが、英国が南ア、ボーア戦争で相当苦労していて、東洋におけるプレゼンス、こういったものをしっかり確保する時代、そういったときに、そのパートナーとして日本と同盟関係を結んだ、それ以来の様々な歴史もあるわけであります。
 五月三日の日、私は、G7外相・開発大臣会合に先立ちまして、同会合の議長でありますラーブ外相との間で、合計二時間半にわたりまして第九回の日英の外相戦略対話を実施いたしました。私とラーブ外相との間で二回目となる戦略対話では、二国間及び国際場裏における幅広い協力について議論を行ったところであります。
 我が国にとりまして、英国は基本的価値を共有するグローバルな戦略的パートナーであります。本年三月に、英国は安全保障、防衛、開発及び外交政策の統合的見直しを発表し、外交政策上の優先事項としてインド太平洋地域への傾斜を明言し、同志国と連携していく姿勢を打ち出しております。G7の外相会合に先立ちまして、非常にタイムリーかつ充実した議論を行うことができたと考えております。
 今回の対話では、安全保障分野で私から、英国のインド太平洋地域への関心、関与拡大及び空母打撃群の日本寄港を歓迎し、ラーブ外相との間で、日英両国が自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて具体的な協力を積み重ねていくことを確認いたしました。
 また、防衛装備、技術協力、サイバーセキュリティーを含みます経済安全保障についても議論をしたほか、中国、北朝鮮、ミャンマーといった地域情勢についても認識を共有し、今後の連携を確認したところであります。
 また、経済分野では、日英のEPAが発効しておりまして、これを通じた貿易・投資の更なる促進で一致するとともに、英国のTPP11加入申請について意見交換を行ったところであります。
 新型コロナ対応では、WHOを含みます多国間主義の重要性及びWHOによる検証、改革の重要性を改めて確認いたしました。私から、日本が六月にGAVIと共催で開催する予定でありますCOVAXワクチンサミットへの英国の協力を求め、支持を得たところであります。
 さらに、英国はCOP26の議長国でもありまして、気候変動について私から日本の取組を説明し、ラーブ外相から、日本の目標発表を歓迎する、こういった旨が述べられたところであります。
 ちょうどその晩からワーキングディナーが始まって、本格的なG7の会合に入るその日に、二時間半にわたって幅広い議論を日英間で、ドミニク・ラーブ外相と二人でいろいろ話をして、言ってみますと、会議をどんなふうに進めようかということまでできた。そして、G7の結束、G7が戻ってきた、こういう意識の下で会議を成功裏に終えることもできた。非常にいい成果だった、こんなふうに考えております。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2021-05-14

院: 衆議院

会議名: 外務委員会