篠原孝の発言 (環境委員会)

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○篠原(孝)委員 今、景観ので、袋をかぶせておく、ちょっと景観に合うように緑色にするとかというのはあると思います。これは我々、景観には無頓着なんですね。ちょっと考えていただきたいんですけれども。
 私はパリに、三十年ぐらい前、三年間いたんですけれども、工事中の塀が灰色と緑なんですよ。日本だと、黄色と黒とか、赤と白とか目立つ色なんですが、何でパリはこんなことをしているのかなと思ったんです。これは皆さんちょっと考えてください。答えは聞きませんけれどもね。
 何でかというと、考えてあるなと。木々の緑、それと建物の石の灰色なんです、風景を乱さないように。次でき上がる建物をテントに描いて、ばあっとやっているところもある。もうでき上がったのかと思ったら、でき上がっていないんです。でき上がったらこうなるよといって、隠しているんです。
 日本は何にもしていませんでした。今どうなっているか、お気づきですね。日本人のやることはすごいんですよ。御迷惑をおかけしていますという漫画が描いてある。そして、同じように、色は、赤や黄色や黒じゃなくなったんです。それどころか、工事中の塀の中、どうなっていますか、一番手の込んだのは。緑色の、ツタじゃないんですよ、名前は知りませんけれども、緑がはっているんですよ。そこまで環境に配慮してやっているんです。それだったら自然公園内に何でできないんですかということなんです。やってくださいね。
 なぜかというと、渥美半島をえらい宣伝していましたけれども、関さんが言っているので、僕は渥美清という名前はそこから来たのかと思って、だから気になって本当かと聞いたら違うと言うんですけれどもね。日本全体、渥美半島だけじゃなくて、長野県もきれいですよ。
 欧米の人たちが江戸時代から明治時代に来たときにも、びっくりしたんです。皆さん気がつかないかもしれませんけれども、日本全体が公園だと思った人がいっぱいいて、その頃の人たちのところにそういうことが書いてあるんです。これに気がついた川勝平太知事、彼がガーデン列島ということを本で使っていまして、ガーデンアーキペラゴ、日本全体が公園のように美しい。それは、砂漠の国から来たらそう思うと思います。だから、それをちゃんと守るという強い意思を持っていただきたい。
 それで、政務官にまたお伺いしたいんですけれども、統一の美というのはやはり考えなくちゃいけないんです。これも、スイスの観光地なんかに行けば分かりますよね、二階建てで、ばかでかいホテルなんかないんですよ。そして、二階の窓辺のところに同じ種類の花が、ゼラニウムか何かが置いてあって。そして、ホリデイ・インもありますよ、乱開発の日本、アメリカで、知ってのとおり。ヨーロッパだとモーテルシックス。だけれども、壁はその地域の壁の色。屋根も同じ瓦を使っている。変なことをしていないんです。日本は何か、どんなのを造ったっていいということになっている。やはり、これは違うと思うんです。
 集団施設地域というのをつくっているんだったら、びしっと示して、こういう統一美をちゃんとキープしようということをやってもいいような気がするんですけれども、そういうことは考えておられませんでしょうか。みんな、どんどんやってくださいと、協議会に任せる、協議会にそういうことをやっていただくべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2021-04-02

院: 衆議院

会議名: 環境委員会