篠原孝の発言 (環境委員会)

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○篠原(孝)委員 法案の内容を説明していただきましたけれども、もうちょっと哲学を話していただいてもいいと思うんですよね。代わりに私が話させていただきます。
 私が深く関わっている食の世界でも、ここの席にベジタリアンという方はおられますでしょうか。私はベジタリアンという人がいたら手を挙げていただきたいと思います、別に何も指名しませんから。多分おられないですよね。
 それから、ビーガンというのもある。ヨーロッパの人たちはライフスタイルを変えようと。迂回生産をして、そして、牛なんかはメタンガスを出す。メタンガスの方がCO2よりもずっと地球温暖化に対して問題がある。牛肉一キロに十三キロから十四キログラムというのは前から言われています。鶏は二、三キロだ、豚肉は七、八キロだと。肉は食べない、それだけじゃなくて、乳製品も卵も蜂蜜も食べない、それがビーガンですよね。生き方を変えようと。
 それから、衣服。これも、次から次から替えて、すぐ捨てる、やはりそういうのはやめましょうと。使い捨てせずに一つの服を長く着ましょうという人。これはまた、形見分けとかして、おばあちゃんが着たものを孫娘が着るというようなことも日本では行われていたはずです。それがそうじゃなくなってきた。
 便利さを追求するよりも、次の世代のことを考えましょうと。グレタ・トゥンベリさんだけじゃなく、篠原孝だって、そのぐらいのことを昔から考えていましたよ。皆さんも考えておられると思います。
 そういう点では、プラスチックというのは、軽くて、安くて、便利で、何にでも使える。しかし、立ち止まって考えると、私は、いろいろ人類、アントロポセンというんだそうですけれども、人新世ですね、これは後世代に相当批判されると思います。
 そんな中で、コンクリートで覆い尽くしたのも問題だと思いますが、コンクリートは石になってまた砕けていくだろうと思います。
 やはり、よくよく考えてみると、マイクロプラスチック、これでもって海をめちゃめちゃに汚した、回収の方法も分からない、これは相当文句を言われてしかるべきじゃないかと思っております。
 だから、こういう生き方を変えていくということを我々環境委員会の皆さん全員で考えなくちゃいけないんじゃないかということです。生き方を変えるということです。
 こういうことをもうEUは相当やっているんですね。もう今年からいろいろなものを、ワンウェーと言っていますけれども、ワンウェープラスチックは使用禁止だというふうに言っている。それに対して、コロナでもって、公衆衛生、医療の面から、絶対プラスチックが必要だと。医療なら分かりますよ。そう言って、いろいろストローとかそういうのを禁止するのを延ばしてくれと言っているんです。これは余り聞いちゃいけないと思うんですけれどもね。
 コロナがこれだけ騒がれているときに、立民案は医療分野は例外にしますというふうに書いてあるんです。EUのも同じで、医療分野は例外としている、だけれども、ほかの分野では禁止されるプラスチック製品が山ほどあるというんですよね。
 コロナで、医療で、ガウンだとかマスク。例えば、生き方になりますけれども、不織布のマスクをしていると。一時、布マスクがはやりましたよね。はやりましたというか、はやらせようとした方がおられました。私は、布マスクの方がリサイクルできて、理にかなっていると思います。やめられたからよしとするわけじゃないですけれども。それを今は、マウスシールドも駄目だ、抜けるから。全部ワンパターンで、不織布になっている。これはプラスチックが入っているんですね。そこは分かるけれども、やはり環境を重視したというところは変えちゃいけないと思うんですよね。
 政府の方に、小泉大臣にお伺いしたいんですけれども、コロナ対策との関係で、このプラスチックと関係を全然考えなかったんでしょうか、政府原案は。一つたりとも入っていないんですね。
 今一番大事な国内の政策はコロナ対策です。国際的には、気候変動、そしてごみ問題だと思います。これをリンクして、ここはこう考えているよということが書かれていてもいいと思うんです。ちょっと欠けているような気がするんですが、この点についてどうお考えでしょうか。

発言情報

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発言者: 篠原孝

speaker_id: 13215

日付: 2021-05-21

院: 衆議院

会議名: 環境委員会