高木錬太郎の発言 (議院運営委員会)
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○高木(錬)委員 埼玉県さいたま市在住の立憲民主党、高木錬太郎です。
まとめて伺います。
一つ目です。
蔓延防止等重点措置は、緊急事態宣言に至る前段階で感染の芽を摘むのが目的であったはずが、関西圏を見て分かるように、実際には芽を摘むことができていないし、むしろ感染拡大を後追いする形になっています。
国民は、この蔓延防止等重点措置が何なのか、よく分からなくなってきています。それゆえ、行動変容につながっていません。このままでは、大型連休において人流は止まりませんし、例えば、感染リスクの高い三密状態の、大人数参加でのマスクなし、大声会話を伴うような昼カラ、昼飲みなどがあちこちで開催されてしまうかもしれません。その結果、連休明けの爆発的感染拡大、その後の医療崩壊につながるかもしれない。
昨日の国内新規感染者は、四千五百七十六人。大臣、やはりここは、当該十都府県、蔓延防止等重点措置ではなく緊急事態宣言の下で大型連休を迎えるべきと考えますが、いかがですか。
二点目です。変異株について伺います。
さきの厚生労働省の専門家組織の会合で、五月中にも変異株が従来の株と置き換わり、全国的に主流となる可能性が示されました。先ほど、大臣からもありました。
そこで伺いますが、政府の警戒する変異株とは、感染力が強いことや重症化リスクも高いと見られているN501Yだけでなく、免疫やワクチン効果の低下の可能性が指摘されているE484Kも、当然、両方ともという認識で間違いありませんでしょうか。そして、この間、全陽性患者数の四〇%を目指す変異株スクリーニングを実施する自治体からの要望、意見に対してどのように対応されてきましたか。
最後に、尾身会長は、第四波というものに入っているというのは間違いない、緊急事態宣言を出す可能性については十分検討する必要があると危機感をおっしゃっていますが、他方、菅総理は、全国的な大きなうねりとなっていないなど、甘い認識を繰り返しています。これまで何度も見てきた、まさにこのずれに、あるいは現実を真正面から受け止めようとしない姿勢に、国民は総理への不信感を募らせています。
専門家は、科学的に分析し、論理的に進言しているにもかかわらず、総理は常に政治的思惑で動いていると国民は感じ、それゆえ、政府からのお願いや総理の発言に聞く耳を持たなくなってきているのではないでしょうか。総理が幾ら覚悟や決意などという言葉を並べても、心に全く響きません。
今回の重点措置拡大に当たっても、訪米前のばたばた感満載、拡大四県ときちんとコミュニケーションを重ねたか、非常に疑わしい。このことは、コロナ禍が既に長期化し、まだ収束が見えない中、そしてこの先のことも考えると、国民からの不信感は深刻に受け止めなければなりません。大臣の見解を伺います。