西村智奈美の発言 (厚生労働委員会)
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○西村(智)議員 日本福祉大学名誉教授の二木立先生からは、患者が医療を受けることで得る受益とは、病気から回復、改善すること、つまりマイナス状態から正常状態に近づくことであって、消費者が一般の物やサービスを利用して得るプラスの利益、満足感とは全く異なると述べておられました。
私たちも、二木先生のお考えに基本的に賛同します。
政府案の窓口負担の引上げは、コロナ禍において、病気の方に更に負担をお願いするものであり、既に顕著な受診抑制に拍車をかけることとなるため、症状の重症化を招くおそれがあります。病気の方々を、二木先生がおっしゃるマイナス状態から更にマイナス状態に陥らせることになってしまいます。
そのため、私たちは、コロナ禍においては、窓口負担割合は原則一割を維持すべきであると考えます。
一方で、私たちが提案している保険料の賦課限度額引上げは、病気の有無にかかわらず負担を分かち合うというものです。政府案のような受診抑制を生じさせることはなく、病状の重症化を招くおそれもないということです。