長妻昭の発言 (厚生労働委員会)
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○長妻委員 どうもありがとうございました。
是非、厚労省とも更に情報を共有して、今日も新聞社が独自に調べた、自宅で、入院できずにお亡くなりになった方のかなり多い人数も報道されておりますので、是非よろしくお願いします。
それでは、警察の方、御退席いただいて結構でございます。ありがとうございます。
そして、これも首をかしげるんですけれども、今日も報道にもございましたが、私も永田町にいると感じますけれども、オリンピックは、無観客じゃなくて、やはりお客さんを少し入れてもいいんじゃないか、入れる方向でやろう、こういう機運が高まっているということでございます。私も感じておりまして、非常に危機感を持っているところであります。
そうした中、この六ページ目に配付資料でつけさせていただいておりますが、これは、報道機関のTansaというところが組織委員会の議事録を入手をしたということでございます。
これは組織委員会とパートナーと呼ばれるスポンサー企業との会議ということで、四月二十八日に午後九時半から一時間超にわたって、数十社ぐらいのスポンサー企業と組織委員会が会議をされたというふうに聞いているところでございます。私も組織委員会に問い合わせますと、確かにその時間、その日時に会議をしているということで、副事務総長も出席をされておられたということを確認をしているところでございます。
この報道によると、その議事要旨ですか、議事録ですか、そこには、スポンサーと組織委員会とのやり取りの中で、スポンサーが相当心配しているんですね。無観客というようなことを聞いて、すごく心配しているわけです。
例えば、スポンサーからは、七ページですね、チケットキャンペーンで座席が当選した人に当選を有効だと伝えてもいいのかというような疑問の質問が上がって、組織委員会としては、当選は有効です、こういうふうにお答えをしていたり、無観客になったらシニアエグゼクティブパスはどうするのか、こういうような御質問もあったわけで、組織委員会は、お客様を入れることで最大限努力するということで、一部御紹介、全て御紹介できませんが、つまり、相当な突き上げがスポンサーから、お客さんを招待した枠というのは一体どうしてくれるんだ、こういう突き上げがあるわけで、組織委員会は、自分たちは民間です、民間ですとおっしゃっておられて、なかなか表に出てこないんですが、確かに民間ということで、整理としては、スポンサー収入というのが大きいわけですね。
やはりこのスポンサー収入を失いたくないということで、このTansaの報道によりますと、最上位のランクのワールドワイドパートナーで一社で最大一千億円お金を払うということで、非常に大きな収入源になっているということで、いろんな声が寄せられていて、こういうようなこともありました。パートナー、スポンサーの方から、組織委員会とパートナー企業で越えなければならない共通の壁は世論だ、中止すべきだという世論を逆転させる必要がある。これに対して組織委は、おっしゃるとおりでしたとしながらも、一月から反転攻勢に出るつもりだったが、コロナに再び勢いが出てしまったというようなやり取りもあったようでございます。
そういう意味で、純粋な、感染拡大をさせたくない、こういう思いをこの厚生労働委員会のメンバーは田村大臣も含めて持っておられると思うんですね。ところが、純粋なそういう発想とは違う力が組織委員会の中で、スポンサーからの大きな要望というか、これはしようがないと思うんですよ。しようがない側面はあると思うんですよ。だって、民間ですから、スポンサーの収入がなかったら赤字が出て責任追及されちゃいますから。
だから、組織委員会ではなくて、そういうことについてはちゃんと政府が厚労大臣も含めて出張っていって、それは駄目なんじゃないの、こういうようなことをちゃんと言ってもらわないと、民間に任せていたら、収入を最大化するというのが民間でありますので、感染防止とは違う力学が働きかねないというふうに思っております。
尾身先生にお伺いいたしますけれども、そういう意味では、お客さんをオリンピックに入れる、私は無観客という前提でいろいろ議論していたつもりなんですが、それでも大丈夫なのかという議論をしていたつもりなんですが、この期に及んでお客さんを入れるということについては尾身先生はいかがお考えですか。