広田一の発言 (国土交通委員会)
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○広田委員 大臣の方からは四国の魅力についてお話をしていただきました。宿毛や四万十川の魅力についてお話をいただきまして、誠にありがとうございます。
そういう中で、大臣の方からお話がありました、やはり北海道と比べればまだまだいろいろなやりようがあるのではないか、その具体的なところとしては交流人口の拡大等、いろいろな形で追求していく、こういった御指摘であったというふうに思いますが、その一つの手法といたしまして四国における新幹線の整備、これについてお伺いをしたいと思います。
今回の支援内容、あるいは改正案においては、四国における新幹線が入っておりません。現状は、四国新幹線、四国横断新幹線は、基本計画路線としては位置づけられているところであります。四国四県の自治体の皆さんや地元経済界が中心になって、この整備計画への格上げ、さらには建設や実現に向けて、毎年様々な要請行動をさせていただいているところでございます。
そして、国交省の方も入っていただいております、四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会2が二〇一九年の十月に公表した、四国が目指すべき公共交通ネットワークの将来像には、新幹線を骨格とした公共交通ネットワークの構築を掲げたところであります。つまり、四国全体の総意といたしまして、この四国新幹線の実現を求めております。昨年、国会でも、改正交通政策基本法の中にも、高速交通網の必要性といったものが盛り込まれたわけです。
そうしますと、やはり新幹線というのは、本当に何か特別な交通網だというふうなイメージがあるんですけれども、二十一世紀はそうでなくて、公共交通の標準的なインフラであるというふうな位置づけも、これはしっかりやっていかないといけないんじゃないかなというふうに思っております。加えまして、昨日、東日本大震災から十年目の節目の日でありましたが、四国の場合は、南海トラフ巨大地震がいつ起きてもおかしくないような今現状であります。
こういったことをまさしくトータルで考えますと、鉄道を抜本的に高速化する、高規格化する、さらに、耐震化に優れた新幹線が私は必要不可欠だというふうに考えられるわけであります。
あわせて、四国新幹線というのは、四国だけがメリットを得るのではなくて、つながっている四国のみならず、岡山を始めとする中国地方であるとか、また、大阪と四国の各県庁所在地が一時間半で結ばれることになるわけです。関西との、それこそ交流人口の増大であるとかビジネスチャンス、こういったものが期待できます。それは、やはり反面、四国にとっては本当に厳しい競争にさらされるということにもなるわけですが、そういった厳しい競争をすることによって私は活力が生まれる、こういうふうにも考えます。
先ほど来、JRの四国、北海道の職員の退職の話がありました。職員の皆さんにとっても、将来、自分が働いているところに新幹線ができるんだというふうなことを持つことが、将来に対する希望にもつながりますし、そのことが私は職員の定着にも必ず寄与するんだというふうに思います。そういった観点に立って、四国新幹線の必要性について、赤羽大臣の御所見をお伺いしたいと思います。