荒井聰の発言 (国土交通委員会)

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○荒井委員 前回は、JR問題で、時間が三十分と短かったので、少し積み残しがございました。
 あの後、私にとっては非常に思い出深い人が説明員として来ていたことがその後分かりました。
 一九八〇年代だったと思いますけれども、ちほく銀河線という百キロ以上の長大路線の廃止に伴う議論をしていて、当時の副知事と一緒に、この廃線予定の線に乗ろうといって、北海道庁の若手と一緒に乗りに行きました。その若手の一人が、この間、旧自治省、総務省の説明員として来ていただいた馬場さんであったことがその後分かりまして、奇妙な縁だと。きっと荒井さんならちほく線の話をするだろうと話をしていたよという話がございました。
 鉄道というのは、何かしら心を打つ、ほかの施設と違う何かがあるなというふうに私は思っておりました。前回、JR貨物についてもう少し突っ込んだ議論をしたかったんですけれども、その時間がありませんでしたので、今日の一般質疑をかりて少し話をしたいと思います。
 と申しますのは、あのとき大臣もおっしゃっておりましたけれども、釧路からほくれん丸が就航していたという話をちらっとお述べになりましたけれども、実は、ほくれん丸の就航は、私がちょうど道庁時代の企画室長というポスト、政策企画の総括をしていたときに、元々、あれはJR貨物が輸送していたものなんですね。ところが、それがどういうことか、深い事情は知りませんけれども、JR貨物から、ホクレンという大きな協同体ですけれども、それが自分自ら船を造って、それで牛乳を輸送するという、大胆な方式に切り替えたんです。それは、自分で造るわけですから相当なコストを覚悟したと思うんですけれども、それだけのことをやる理由があったんだろうと思います。
 これは何を物語っているのかというと、もう四十年前ですよ、JR貨物では、高品質の、高価格の、付加価値の高いものを輸送するということに関しては後れを取っていた。結局、ジャガイモだタマネギだというような、そういうものの輸送、つまり、付加価値の余りかからないものに特化せざるを得なかったという、私は、経営上の大きな課題がそのときに解決しないまま残っていたのではないかと。
 今でもその傾向は、JR貨物グループの長期ビジョン、見させてもらいました、よく書かれていると思います。しかし、これで本当にJR貨物の近代化あるいは合理化というものができるんでしょうか。私は、JR貨物というのは、JR東やJR東海並みの、日本を代表するような大きな企業になるポテンシャルはあると思います。そのポテンシャルが本当にこれで生かされるのかということを私はまだ疑問に思うところであります。
 こういう点を踏まえて、鉄道局長、どうでしょうか。

発言情報

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発言者: 荒井聰

speaker_id: 20756

日付: 2021-03-17

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会