海江田万里の発言 (財務金融委員会)
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○海江田委員 立憲民主党、そして無所属の海江田万里です。
菅総理とは、国会でこうやって質疑をするのは初めてでございます。時間は十分と限られておりますので、手短にお答えをお願いしたいと思います。
今日、私は、まず、格差の問題、日本社会の特に所得格差の問題と、それから税制の問題についてお話をしたいと思います。
せんだって、先週、二月の二十六日に、麻生財務大臣に対してはこの問題で議論をさせていただきました。麻生財務大臣とのやり取りの中で、やはり日本の所得の格差について、先進国の中では日本はまだまだそれほど格差がない方ではないだろうかという見解をいただいたわけでございますが、ただ、麻生財務大臣と私どもとでは育った環境もかなり違いますし、年も若干違うので。
菅総理と私は、菅総理は昭和二十三年の十二月ですね、私は二十四年の二月でございますから、お互い七十二になったばかりでございますが、菅総理は、二十歳までは、ふるさとの秋田で、秋田の自然に恵まれて、秋田の自然の風景を見ながら育ってきたようであります。私は東京で育ったわけでございますが、そこから、二十歳ぐらいから既に五十年、半世紀たっているわけですね。
その半世紀たつ中で、私が、やはりこの日本の風景というものが、まさに半世紀前と大きく違う、あるいは、半世紀前と言わずに三十年ぐらい前と大きく違っているというふうに思うわけで、その変化というものは、やはり私は税制にあるのではないだろうかと。
これも、もう言うまでもないことでありますけれども、税制というのは、やはり所得の再分配機能という大変大きな役割があります。その所得の再分配機能が薄れてきたのではないかと思うわけでございますが、特に日本の所得の格差の問題と絡めて、この税制が、ちゃんと再分配機能が今機能しているかどうかということについて、総理のお考えをお聞かせいただきたいと思います。