菅義偉の発言 (財務金融委員会)

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○菅内閣総理大臣 所得再分配は、税制の持つ非常に重要な中の一つだというふうに思います。
 税制による所得再分配機能の回復を図るために、所得税については、これまで、最高税率を引き下げて累進構造の強化を図るとともに、金融所得課税についても、前の安倍政権の中で、税率を一〇から二〇%に増やしました。これらの改革によって、所得が高くなるに従って所得税の負担率が上昇し、所得再分配機能の回復に効果があったと考えています。
 また、相続税についても、資産再分配機能を回復する観点から、基礎控除の引下げや最高税率の引上げなどの見直しも行ったところであります。
 そうした中で、私の内閣としては、まさに経済再生、これはしっかり行っていきたいと思います。それと同時に、最低賃金の引上げ、これについてもしっかりと引上げを行っていきたい、これは、私、明快に申し上げています。また、同一労働同一賃金など格差の固定化を防ぐ政策に、ここはしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。
 税制の在り方については、所得格差や資産格差の状況を踏まえ、また社会の状況を見ながら、ここはその変化に丁寧に対応していくということだというふうに思います。
 当時、私は高校まで田舎にいましたので、十八のときに東京に出てきたら、東京は、皆さん、えらい資産の多い人ばっかしだなと当時思ったことを記憶をいたしております。
 いずれにしろ、社会が健全に発展をしていくためには、やはりこの格差というのは、固定をしないで、許容できる範囲というのが正しいのではないかなというふうに思います。

発言情報

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発言者: 菅義偉

speaker_id: 8901

日付: 2021-03-02

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会