黒田東彦の発言 (財務金融委員会)

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○黒田参考人 御案内のように、イールドカーブコントロールの下で、十年国債の金利をゼロ%程度にするということでずっとやってきていたわけでございます。
 ただ、その下で、ゼロ%程度というところの程度について、変動幅が非常に狭くなってきて、そうしますと国債市場の機能度が低下してしまうという問題があったものですから、二〇一八年の七月に、おおむねプラスマイナス〇・一%の幅から、上下にその倍程度変動し得るということを申し上げたわけですね。
 ただ、その下でも、実は一旦ある程度変動幅も拡大したんですけれども、またずっとゼロ%近傍で、非常に狭い幅でしか変動しなくなってしまったということがありましたので、この際、上下にプラスマイナス〇・二五%程度というふうに明示することによって、一方で国債市場の機能度を確保しつつ、他方でゼロ%程度というイールドカーブコントロールの金融緩和効果をしっかり確保していくということで行ったわけでありまして、何か変動幅を拡大しようということでやったというよりも、むしろ、今申し上げたように、マーケットがやや、変動幅を非常に狭い範囲にとどめるように、国債市場の機能度が落ちてしまうということを懸念して、変動幅について、この程度は許容度の範囲ですよということを明示したというふうに御理解いただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2021-04-16

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会