小倉將信の発言 (総務委員会)
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○小倉委員 どうもありがとうございます。
このシステムの開発というのは、予想外の不具合とか作業の遅れというのはつきものであります。目標をいたずらに守ることがすばらしいのではなくて、逆に、無理なスケジュールを守ろうとして、より大きなミスを誘発をして、その取組自体せっかくいいものであるのに信頼性が薄れていくことの方が私は問題だと思っておりますので、そこら辺は是非、政府には柔軟に取り組んでいただきたいと思います。
二つ目の質問は、国の法令改正と自治体システムの関係についてであります。
私、なぜ自治体のシステムが複雑化するかというと、国にも責任の一端があるのではないかと思います。特に社会保障の分野が顕著だと思いますけれども、毎年のように国の法令が改正されますので、それに合わせて自治体もシステムを更新をしなければなりません。その中で、システムのことを十分に想定していない法改正が交ざれば、自治体のシステムの改修の負担が更に大きくなりまして、これを自治体ごとに対応しようとすると、更に複雑化やタコつぼ化が進んでいくというような悪循環に陥ってしまいます。
デンマークにはデジタル版の法制局のような組織がありまして、システムの面で無理のある法律は通せない仕組みがあります。
私、今回好都合だと思いますのは、法令を所管する省庁は、法改正に合わせて、今回導入するシステムの標準仕様書の改定も行う点だと思っています。その際に、デジタル庁に、標準仕様書の作成における権限を持たせるとか、せめて、事前にこの標準仕様書がシステムの面で無理を起こさないかどうかコンサルティングを行わせる手続にすれば、システムの面から無理の大きい法令にはならないのではないかと思います。
今、このタイミングでそういった枠組みを強化すべきだと私は思いますけれども、その点についての政府の御見解を伺いたいと思います。