高木啓の発言 (内閣委員会)
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○高木(啓)委員 私は、今の答弁は非常に納得ができない部分がありまして、つまり、海上警備行動を発令できるようにするというのは、いきなり自衛隊が出ていくという話になるんだろうというふうに思っています。
これは、実は中国海警法が巧妙なところは、中国海警局は平時も有事も対応しますよと、自らをそのグレーゾーンの中に置いたわけですよ。平時でも有事でも対応できるというこのグレーゾーンに、我が国は法律がないということなんですね。だから、このことに問題があるのではないかというふうに言っているわけです。
つまり、何かあったときに海上保安庁がきちんと対処をする、これは第一義的にはそのとおりだと思います。しかし、いきなり自衛隊が出ていくんだというところで、これは、やはり国際的な状況から考えて、向こうにつけ入る口実を与えてしまうんじゃないでしょうかということを私は非常に懸念をいたしております。
だからこそ、中国が海警法という法律を作って、自ら海警局をグレーゾーンの中に入れた。つまり、自分たちが、海警局自体グレーゾーンですから、だから、ここのところに対して我が国はきちっとした法体系をつくらなければいけないのではないかということを私は思います。そのことは是非これからも研究をしていただきたい、このように思っています。
そして、尖閣諸島周辺の海上は海上保安庁、そして、空の場合は航空自衛隊なわけですね。海上と領空の警備体制というのは、一方は海上保安庁で、一方は自衛隊だ、この体制で本当にこれからもいいんでしょうかという気がしてなりません。
つまり、要するに全く組織が違うわけですから、この現状のままで本当に我が国が、先ほど来ずっと答弁をされているように、この尖閣諸島周辺をしっかりと守っていくことができるのかということに懸念を私は持っております。
現状のままで適切と考えていますか。