斉木武志の発言 (内閣委員会)
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○斉木委員 じゃ、もう一つお聞きします。
国土交通省で昨年末に、カーボンニュートラル港湾というのを全国六港湾指定したんですね。小名浜港であるとか横浜・川崎港であるとか、新潟港、名古屋港等々でございます。これは、次世代エネルギーの大量輸入、貯蔵、輸送、活用を通じてカーボンニュートラルな港湾運用を目指すとしております。
敦賀市は、昨日も聞いたんですが、是非このカーボンニュートラル港湾に敦賀港を加えてほしいと言っておるんですよ。これはなぜかといいますと、水素の輸入港になりたいからなんですね。
実は、私、二年前、敦賀市長の渕上隆信さんとオーストラリアの大使館のエネルギー担当者と会っていただきました、私の議員会館事務所で。これは何かといいますと、今、まさに経産省もオーストラリア政府と組んで、川崎重工、Jパワー、岩谷産業、丸紅、NEDOなどと共同で進めております褐炭水素プロジェクトの件なんです。
オーストラリアの南東部にビクトリア州という州がございまして、ブラウンコールと現地で言われますけれども、褐炭、茶色い水分を多く含んだ未利用炭がございます。これを川崎重工が出ていって、熱を加えて水素に変える。出てくるCO2、二酸化炭素は全部海底下地中に貯留をし、液体水素の形で日本に持ってくる。水素運搬船「ふろんてぃあ」というものが今動き出して、進水式が終わっております。
この水素運搬船「ふろんてぃあ」が今年出航いたしまして、年内に神戸のポートアイランドに戻ってきて、水素の、輸入液化水素の一号発電が行われるんです。まさにこれは国策で進めているカーボンフリーの水素の輸入政策なんですけれども、これを、敦賀港というのは、三百メーター級の、パナマックス級のタンカーといいますけれども、喫水が深いですので入れるんですよ。ですので、原子力は今おっしゃったようにリプレースも新設もさせないというのであれば、国策で、まさに今年一号船が入ってくる水素の二号船は是非敦賀港に入れてくれ、若狭湾を指定してくれということをもう国に要望してあると明言しているんですよ、敦賀市としては。
なぜ、ここまでやはり国策に乗りたいというふうに今必死に求めている立地地域の声に応えないんですか。今から計画を作るというより、現実はもう、多分、井上大臣の描いている、認識している現実よりも更に先に先に立地市町は、県は動いていると思うんですが、いかがですか。