稲津久の発言 (農林水産委員会)
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○稲津委員 おはようございます。公明党の稲津久でございます。
それでは、質問に入らせていただきたいと思いますが、その前に一点申し上げたいと思います。
先ほど大臣から、貯金保険法の法案のミスについてのおわび、それから、今後マニュアルを作り研修なども行うということで、再発防止についてのお話がございました。その点について、私からも一点触れておきたいと思うんですけれども。
まず、率直に申し上げて、極めてゆゆしき問題だ、私はそういう問題意識を持っております。農水省に限らず、各省でも相次いでこのようなミスがあったということ、これはやはり断じてあってはならないことだと思っておりますし、もう一つ、法案にミスが見つかったときに迅速な報告をお願いしたい、このことを申し上げておきたいと思います。
何よりも、これは規律の問題だと思っています。したがいまして、私どももそうですけれども、しっかり、規律の立て直し、こういうことにこれから一層注意喚起をしていかなきゃいけない、このことをまず強く申し上げておきたいと思います。
それでは、質問に入らせていただきます。
まず一点目の質問は、規制改革推進会議の農林水産ワーキング・グループ会合での意見についてでございます。
政府の規制改革推進会議農林水産ワーキング・グループ会合が三月十九日に行われまして、この中で生乳流通についての意見がございました。指定生乳生産者団体が独占的な立場にあるとして分割を求めるという、大変乱暴な意見が出されたというふうに私は思っております。これに対して、野上農水大臣は三月二十三日の閣議後の記者会見で、乳業メーカーに対する価格交渉力が弱体化するおそれがあり、慎重な議論が必要だ、このように述べられました。
民間の協同組織である指定生乳の生産者団体は、乳業メーカーに対して価格交渉を行うに当たってやはりそれぞれの単体の生産者では不利になる、こういうことから組織化されたものでありまして、分割の意見はこのことを否定するもので、私は極めて理解に苦しむ、こういうことを申し上げておきたいと思います。改めて、この委員会の場において、大臣のこのことに対する所見をお伺いしたいと思います。