稲津久の発言 (農林水産委員会)
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○稲津委員 ありがとうございました。是非、品目団体の組織化をしっかり推し進めていただきたいですし、我が国のこれからの農林水産業の発展のために輸出は本当に欠かせないことでございますので、省としても働きかけていただきたいと思います。
次の質問に移ります。
次は、農福連携推進の課題についてということでございますけれども、障害者が農業分野で活躍することを通じて自信、生きがいをつくり出す、それから社会参画を促す、こうした農福連携は今後ますます重要視されるものと考えています。
先日、私は、千葉県の我孫子市にあります株式会社帝人ソレイユの農福連携を視察させていただきました。ここでは、年間、百種類余りのオーガニックの野菜ですとか食用のバラ、それから主力のコチョウランを作っておりました。十人余りの知的又は精神の障害のある方々が、サポートを受けながらも、むしろ主体的に作業をして、フルタイムで働いているということ。会社は障害というハンデを個性として受け止めている、そして、障害のある方は多様性のある能力を仕事の中で発揮して働いているという、大変すばらしい取組でした。
この会社の特徴は、帝人グループの特例子会社であるということで、障害者の法定雇用率を親会社と合わせて算定できるということが挙げられまして、このことも障害者が働きやすい環境となっている、このように受け止めました。
意見交換の中で農福連携の課題を伺ったところ、コチョウランの生産は安定しているものの、販売先を確保するのは大変な課題であるということ、そして何よりも、ここがポイントなんですけれども、農福連携がまだ十分に認識されていない、障害者の雇用の場として社会、地域に周知をもっと図っていかなければならない、こうしたことが挙げられました。確かに、農福連携を知らないとか、あるいは、知っていても、経営者側は手間や費用がかかるので心配事の方が先に来る、こういった声があるのも想像されます。
そこで、今後更に農福連携を推進するに当たって、農福連携の周知、後押しを図るべきと考えますが、農林水産省の所見と今後の取組について伺います。