吉川元の発言 (文部科学委員会)

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○吉川(元)委員 立憲民主党の吉川元です。
 余り時間がありませんので、早速法案について質問をさせていただきたいと思います。
 文科省の説明資料を見ますと、大学ファンドの創設を検討するに至った背景、これはもう先ほど大臣も答弁されたりしておりますけれども、日本の大学の研究開発基盤が大変厳しい状況に置かれている、そういう認識だというふうに理解しております。
 昨日のレクの際に二つに分けたんですけれども、併せてお聞きしたいんですが、なぜ若手研究者が減少し、なぜ日本の研究開発基盤が他国の後塵を拝するようになったのか、その原因がどこにあるのか。
 今から二年前、二〇一九年二月に、梶田隆章東大宇宙線研究所長、白川英樹筑波大学名誉教授、ノーベル賞を取られた方も含めて五十一人の学者の方々が、「大学の危機をのりこえ、明日を拓くフォーラム」、こういうものを結成をいたしました。当時の呼びかけ文を読み返しますと、この中では、運営費交付金や私学助成など基盤的経費の継続的な削減が教育、研究の土台を弱体化した、最初にこういうふうに指摘しております。さらに、競争的な研究資金や寄附金などを自ら稼ぐことのできる大学を政府が大学に求めてきた結果、社会科学よりも自然科学、基礎研究よりも応用研究、長期にわたる研究よりも短期に結論が出そうなテーマが重んじられ、その帰結が、科学論文の量と質の低下、そして研究力、とりわけ基礎研究の基盤を弱体化させた、こういうふうに指摘をしているわけです。
 非常に、院生を含めまして劣悪な環境にあると、野依良治名古屋大学特別教授、この方からは、欧米では学費が事実上免除されて生活に十分な給与が与えられている、一方で、日本は、授業料の負担はもちろん、生活のためのバイトに追われている、最悪の環境にいることは間違いない、ブラック企業だ、こういうふうにも述べておられます。
 そういう意味でいいますと、今回のファンドの設立、その元になった、なぜこういう事態になってきたのかということについて大臣はどのように考えておられるか、答弁をお願いします。

発言情報

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発言者: 吉川元

speaker_id: 13429

日付: 2021-01-26

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会