吉川元の発言 (文部科学委員会)
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○吉川(元)委員 おはようございます。立憲民主党の吉川元です。
今日は、一般質疑ということでありますので、以前から問題関心を持っておりましたGIGAスクール、ICTの活用の点について質問をしたいというふうに思います。
今、デジタル社会ということで、あらゆる場面でデジタル、デジタルというようなことが言われております。デジタルをやれば何でも解決するかのごとき言説が流布されておりますが、実態として果たしてそうなのかということは、私は疑問に思わざるを得ません。
例えば、コロナ対応を見ておりましても、昨年の今頃、もうちょっと後かな、HER―SYSというシステムがありました。これもなかなかうまく機能しない。その後、接触確認アプリのCOCOAも、これはとんでもないミスが出てきている。今、コロナのワクチン接種がスタートしております。その接種の管理について、V―SYS、そういうまた新たなデジタルのシステムを入れておりますけれども、ここでも早速不具合が出ている。今、V―SYSに関しては、都道府県が自らの県で何人が接種を終えたのかが見られなくなっている、こういう不具合が大量に発生をしております。
何か非常に、政府を見ておりますと、デジタルをやれば何でもうまくいくんだ、もうこれは一種のイデオロギーじゃないのか、宗教がかっているんじゃないかというふうにも私は思わざるを得ません。
それが今、教育の世界で、少しずつデジタル化ということで入ってきて、そして、さらに今、加速度的にそのデジタル化が進もうとしておりますが、非常に危惧する点がございますので、その点について少し質問させていただきたいというふうに思います。
前々回のこの委員会でも同僚議員が同様の質問をされておられましたが、問題意識は全く私も同じであります。
まずお聞きしたいのは、中教審の一月の答申ですけれども、その中で、デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議の中間まとめ、ICTは個別最適な学びと協働的な学びを充実させるために不可欠だ、こういう記述がされているわけです。
ちょっと私自身、よく理解できないんですけれども、なぜICTを全面的に活用しなければ個別最適な学びや協働的な学びができないのか。不可欠と言う以上、なければできないということを言い換えているに過ぎませんから、この点、非常に私自身は、これはちょっと言い過ぎなんじゃないかというふうに思わざるを得ないんですけれども、なぜICTを使わないと個別最適な学びや協働的な学びができないというふうに言えるのか。この点、いかがでしょう。