山内康一の発言 (文部科学委員会)
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○山内委員 立憲民主党の山内康一と申します。
今日は、三人の参考人の先生方、貴重な御意見をありがとうございました。
まず、石原参考人に質問させていただきます。
いただいた、学長選出方法の変遷という資料、非常によく分かりやすい資料だなと思いました。
過去の国立大学改革というのは、本当に、学長のトップダウンをいかに強化するか、それが一番主眼だったんだろうなということがよく分かりました。過去の大学教育の改革、この二十年ぐらいを見ると、どんどんどんどん、何か企業経営のビジネスモデルを大学に当てはめればそのままうまくいくという、素朴な信仰のような発想に基づく大学改革が行われてきたんだと思います。
過去の経済同友会とか経団連の大学関係の提言を見ると、企業経営者の皆さんの言うことですから、企業経営モデルがベストであって、そのまま大学に当てはめればうまくいく、そういう素朴な思い込みに基づく大学改革をずっと続けてきたんだろうなと私は前から思っていましたが、改めて、この図を見て再認識をさせていただきました。
どんどんどんどん民主的じゃない方向に大学のガバナンスを変えてきた。本来、大学というのは、学長だけじゃなくて、大学の教員も、学生も、卒業生も、地域のコミュニティーも、いろんな人たちが参加してつくっていくものであって、単に、企業経営のように、利益を上げればそれでいいという発想でマネジメント、ガバナンスを行ってはいけないんだと思うんですね。
そういった点で、まず最初に、具体例に即してお聞きしたいと思いますが、石原参考人の資料の中に、旭川医科大学の事例が出てきました。これは、報道されているだけの情報に基づいても、本当に、学長のコロナ患者受入れをめぐる対応に関して、教職員の皆さん、かなり、過半数の人たちが学長に対して信頼をしていないということが明らかになっている、こういう状況なのに、学長がなかなか辞めない。これは弊害は大変大きいと思います。
こういった事例にうまく対処していくためには、どのような改革が、本来、今回法改正で必要だったんでしょうか。改めてお伺いしたいと思います。