上川陽子の発言 (法務委員会)
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○上川国務大臣 人権という言葉の意味するその内容については、それぞれの皆さんの心の中にあるものであるというふうに思います。そういう意味で、意識ということに関わることだと思います。誰もが生まれながらにして、本当に人として極めて重要な、生きるために欠かすことのできない極めて重要な、基本的な権利というふうに思っております。
人権は誰にでも身近にあるものというふうに考えておりまして、例えば、子供たちに向けて言うとするならば、命を大切にしましょう、命を大切にするということ、自分の命も相手の命も大切にするということ、また、みんなと仲よくしましょう、こういう言葉の中に人権の基本的な心のありようというものが映し出されるものというふうに思っております。
人権は、誰もが心で理解し感じることのできる、非常に大切なものであることでありますが、現実の社会を見ますと、偏見や差別がいろいろなところで生じておりまして、そして様々な人権問題が、また技術の発達等も伴いまして、形を変えて出てきているということ、これも深刻に受け止めていかなければいけないというふうに思っております。人権問題の解消、そして人権侵害のない社会の実現ということになりますと、まさに一人一人がお互いに違いを認め合う、こういう心を育んでいくことが何よりも大切であるというふうに考えております。
お尋ねの、人権意識の国際比較ということでのものでございますが、人権擁護の意識の高さというようなスケールで測るということについては、それは違いがあるということも事実でありますので、一概にお答えすることはなかなか難しいところでありますが、今後ともこの人権意識を高めていくということ、そして、差別、偏見が出てきたときにそれにどう向き合っていくのか、こういったことに社会全体として、また一人一人も取り組むことができるのか、こういったことが意識も行動も浸透していく社会、こういったことを目指して、更に人権啓発活動につきましても取り組んでまいりたいと思っております。