田村憲久の発言 (予算委員会)
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○田村国務大臣 御高齢の皆様方、お元気な方もおられます、それから要介護、要支援の方々もおられます。やはり、この新型コロナウイルス感染症というもの、人と接することによって感染をする可能性が高いわけでございますので、そういう意味では、なかなか家からお出にならなくなるという方々は結構多いわけでございます。
それで新型コロナウイルス感染症からは一定程度リスクは低減できるのかも分かりませんが、結果、やはり、今まで、ふだん、いろいろな日常生活でやっていた行動、これが制約されることによって、例えば身体機能等々、これはサルコペニアやいろいろな問題があると思います、それが衰えられてフレイルになられる、こういう方もおられる。それから、人と接しないことによって認知症が進まれる方もおられます。
そういう意味では、やはり、そういう方々に対して介護予防というものをどのように進めていくか。そしてまた、通所でありますとか、入所の方々は入所の中でという話になると思いますが、そういう方々にとって、どうやって感染を予防しながら、一方で、介護も、進むのを予防していくか。これは非常に大きな問題でありまして、自治体に対しては、国の方からもいろいろな対応というものをいろいろ通知でお知らせをさせていただいております。
例えば、在宅の方々に対しては、ウェブでありますとか、また、新聞媒体、テレビ媒体を通じて、いろいろな役に立つ介護予防の情報等々をお知らせをさせたりでありますとか、また、認知症カフェに関しても、ウェブでやるというようなことをやられているところもありまして、そういう情報等々もしっかりとお知らせをさせていただく。また、実際の、来られるような認知症カフェに対しても、感染防止対策等々、こういうことをお願いいたしたいですよということをお伝えをさせていただいております。
いずれにいたしましても、非常に難しい問題でありますけれども、例えば、御自宅でおられる方々、人がいない早朝でありますとか、そういう時間帯は感染のリスクは低いわけでございますので、外で散歩いただくでありますとか、また、ウェブを使っていただいて対話を友人としていただくでありますとか、そういうこともしっかりとやっていただきたいと思いますし、そういうことも、我々、広報してまいりたいと思います。
一方で、入所施設に対するスクリーニング的な検査でありますが、これはずっと、私も大臣になってからもう数度、通知を各自治体にはさせていただいておりまして、お願いをさせていただいております。一定程度はやっていただいているんですが、まだ全体的に広がりが欠くという御意見をいただいておるところも事実であります。感染拡大地域においては、なるべく定期的にやっていただきたい。
これは行政検査として我々としても対応いたしますので、そういう意味では、一〇〇%国費が出ます。五〇、五〇と、後から五〇という形になるんですが、そういう形でございますので、是非とも利用いただきたいという中で、今言われた抗原検査キット、これは、インフルエンザと同時流行する可能性があるということで、たくさんメーカーには生産のお願いをさせていただきました。今、やはり一千万を超える流通がされておられるというふうに思います。
これを使っていただいて、もちろんPCR検査よりかは感度は若干落ちるんですが、しかし、これでやるということも一つ方法でありますよということ、これは審議会の方からもそういう御評価をいただいておりますので、これを使っていただきながら、これは四十分ぐらいで多分結果が出ると思いますので、非常に簡単だと思います。
もう一方は、PCR、なかなか進まないのはPCRの検査能力の問題があります。そういう意味からいたしますと、これを考えたときにプール検査も導入しようではないかということでございまして、これも審議会の御評価をいただいて、いよいよ、スクリーニング的なプール検査、これを厚生労働省としても推奨をしてまいります。
これならば一定程度PCR検査能力が十分じゃないところでも対応できるということでございますので、こういうものを使っていただきながら定期的に、特に感染拡大地域においては、高齢者施設の入所者の方々、また従事される、作業される方々、もちろん医療機関もそうでありますけれども、対応いただければありがたいというふうに思っております。
いずれにいたしましても、クラスターが起こると大変なところでございますので、しっかりと対応いただきますように、更に国の方からも自治体の方にお願いをしてまいりたいと思います。