西村康稔の発言 (予算委員会)
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○西村国務大臣 お答え申し上げます。
御指摘のとおり、先日の経済演説の中で、今は、感染拡大を抑えること、これを最優先に取り組んでいかなきゃいけないわけでありますけれども、と同時に、これまで我が国が長年抱えてきた、そして、このコロナを機に浮き彫りになった課題に取り組まなきゃいけない、そういうときであるということを申し上げました。
そうした中で、今も御質問の中でありました、デジタル、グリーンと併せて、ヒューマン、人への投資、これを申し上げ、まさに民間の投資意欲あるいは創意工夫、これを引き出すと同時に、多様な人材の能力や発想、これが花開く社会にしていきたいということを申し上げたところであります。そうした観点で、政府の投資、ヒューマンニューディールによって、多様な人材の能力、発想が花開く社会にしていく。
具体的には、新たな社会に適応した、まさにイノベーションを生む人材を育てていくこと、それから、多様な人材の能力、発想が存分に発揮されるための環境整備、働き方の改革などですね、それから、先ほど来あります、誰一人として取り残されない包摂的な社会の構築と格差へのきめ細かな対応、こういったことを総合的に取り組んでいく必要があるというふうに考えております。
その際、有識者の意見を、見識を経済財政政策に生かす経済財政諮問会議というのがあるわけでありますけれども、人材投資やこうした働き方、まさにヒューマンへの、ヒューマンニューディールについて、未来を担う若い人たち、若者の声を是非お聞きをしたいと考えております。いわば若者諮問会議のような、そんな有識者会議を私の下に置いて、若い人たちの声をしっかりと受け止めながら、将来に向けての検討を深めていきたいと考えております。
あわせて、多様な人材を登用していく上で、日本企業のまさに組織の硬直性の打破、これも重要な課題であります。コーポレートガバナンス改革を今進めているところでありますけれども、その中で、若者、女性、外国人、こういった活躍の機会を是非増やしていきたいというふうに考えております。
私の下で既に設置しております企業組織の変革に関する研究会において、個人が組織に縛られ過ぎずに、自由に個性を発揮しながら付加価値の高い仕事ができるよう、日本の組織の変革に向けても検討を進めてまいりたいと考えております。
今年がまさに、大変なときではありますけれども、日本の経済社会変革のラストチャンス、この思いを持って、ヒューマンニューディールについて関係大臣とも連携して取り組み、まさに、コロナで厳しいときではありますけれども、一人一人が未来の扉を開いて新たな一歩を踏み出す、そうした取組、勇気を是非全力で応援していきたいというふうに考えております。