盛山正仁の発言 (予算委員会)
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○盛山委員 まあ、手心の部分については総務省さんにも確認いたしたいと思いますけれども。
やはり、なかなか信じてもらえないと思いますがと社長がおっしゃったとおり、なかなか普通の人には、簡単に、ああそうだねというふうに言ってもらえる、そういうようなものではないということは是非強く御認識いただきたいと思います。
監督責任とおっしゃいましたけれども、会社自身の問題で、若い部下の職員を監督する、そういう問題ではない、会社自体の問題である、違法性がある行為をしておられたということ、そこをもう少ししっかり認識、自覚をされる必要があるのじゃないかなと思います。
先ほど来申しておりますけれども、私は、会食を含む意見交換、これ自体をやめろと言っているわけではありません。しかしながら、これまでのいろいろな行為があって、そしてそれに対して公務員倫理法という法律を作って、その枠の中でやったらどうですか、こういうふうになっているわけですから、それをはるかにオーバーするような、そういう行為を繰り返されるということ自体が、やはりあってはならないことであるということを申し上げたいと思います。
今回こうやって話題になっていることにつきましてでありますけれども、今回話題の幹部職員の皆さん方も、役所に入るときには多分、公的な仕事をして、国のために、国民のために尽くしたいと考えておられたのではないかなと思います。しかし、いつの間にか、仕事に慣れてということでもあり、接待等に慣れて、感覚がだんだんだんだん麻痺してきたのではないかと思います。
李下に冠を正さずという言葉があります。公務員の場合には、一般の方以上に清廉潔白であることが求められているわけです。先ほど来の御答弁にもありましたけれども、周りの人からどう見られるのか、そしてそれは、そういう疑いを持たれても不思議がないのではないか、そういうような行為はしない、あるいはそういうところにはもう踏み込まない、これが、李下に冠を正さずであり、公務員としての行動規範であると私は思います。
私の選挙区の市井の方からはこう言われました。あんたたち、派手な接待してるなと思うけど、そんなもんやろう、そんなことでは驚かへんわ、私らは、むしろ、役所が、我々庶民には一日でも申請期限に間に合わへんかったら厳しく対応してくるのに、そんな会社に対して甘い対応をしている、そっちの方がけしからぬと思うわ、何とかしてくれやというふうに、お役所の対応がダブルスタンダードになっているのではないかと行政に対する不信をぶつけられました。私が役所の出身であるということもあって、そういうようなことを言ってこられたのかもしれません。
今回の出来事は、多くの皆様の行政に対する不信感を高め、諦めに似た気持ちを強めたことになります。誠に残念なことであると思います。また、一部の方ではない、大多数の生真面目に仕事に励んでおられる公務員の皆様におかれても、何ともやりきれない思いをされておられるのではないでしょうか。十把一からげに、役人ってそんなもんなんだろう、こんなふうに思われている。そういうことに対しては大変残念に、悲しく、悔しく思っておられるのではないかと思います。
私自身、昔、役所におりました。先ほど来の、平成七年以降の不祥事や何やの話をしましたけれども、我々自身がそんなふうに見られたことに対して、当時悔しい思いをしたことを思い起こします。
最後に、武田総務大臣にお尋ねをいたします。
東北新社の外資規制違反については、取消しをされる方向であると報道されております。なぜこのようなことになったのでしょうか。昨日の参議院でのやり取りにもありました、そしてまた、今も東北新社側からの御説明もありましたけれども、なぜこうなったのか、そこを明らかにしていく必要があると思います。監督官庁として、この外資規制問題について、やはり問題があるのではないでしょうか。
また、利害関係者との飲食の届出が、他省庁と比べて総務省の件数が相当少ないと報道されております。逆に言うと、総務省の場合には、ほかの役所と比べて少ないということは、今回のような違反行為が水面下で繰り返されていた、ちゃんとオープンに届出がなされていなかった、こんなふうにも思われるわけでございますが、そこはどうなんでしょうか。
最後に、今回の接待によって行政がゆがめられることはなかったと信じております。総務省の方で第三者委員会を設置されるとのことですが、今回の国家公務員倫理法違反、行政に対する影響について、どのように調査をして、行政に対する信頼を回復されるおつもりでしょうか。国民の皆様からの行政に対する不信感、大変強いものがあります。信頼を回復することは容易ではないと私は思います。どのようにしてこれから総務省を立て直されるおつもりであるのか、御答弁をお願いしたいと思います。