前原誠司の発言 (予算委員会第一分科会)

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○前原分科員 おっしゃるところは、私は正鵠を得ていると思います。
 まず、竹島は日本の固有の領土であるということを明確に言うということと、したがって、それをそもそも前提としていないことについては受け入れられないということと、そして、先ほどからの議論で明らかになっているように、そういったことは全く日本としては考えていないにもかかわらず、それを前提としているということ、これは私は明確に抗議をすべきだと思うんですね。
 古今東西、いろいろな理由をつけて防衛力の整備というのはやるものだということは、これは一般論としては理解します。
 例えば、私がオーストラリアで聞いた話だと、オーストラリアというのは一番直近で最後に攻めてこられた国はどこだかお分かりですか。日本なんですよね。日本が、いわゆる回天という、シドニー湾に人間魚雷というもので、言ってみれば、攻撃してきた。あれが最後で、その中でどうやって防衛力整備をやっていくのかということについては非常に苦労するんだということを私はオーストラリアのある閣僚の方に聞いたことがあります。
 そういう意味では、いろいろなシナリオというのは、内部で作ることは、それはあり得るかもしれませんけれども、堂々と、日本は平和を希求する国である、そして竹島は日本固有の領土である、堂々と平和交渉でそれを実現する、粘り強くやっていくんだ、期間は関係なくやっていくんだ、こういうようなことをちゃんと明確に言って、恐らく韓国国民も、岸大臣なり政府の関係者がそういうことをおっしゃれば、私は理解されると思うし、そういうシナリオを作っていることについては逆にうさん臭く韓国の国防当局が見られるということになるわけでありますので、そういう抗議をされたということは正鵠を得ていると思いますけれども、明確にこういうことを発信し続けていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
 その上で、やはり私は、中国の軍事力の増強あるいは海警法に見られるような、勝手に自分たちでルールを作って、そしてそれを行動していくという法の秩序のチャレンジをしてきている。北朝鮮も核、ミサイルを含めて、日本のこの戦略環境というのは非常に厳しいものがあるわけですね。そうなると、日米、そして日米韓、この二か国、三か国の連携というのは極めて大事なことになると思うわけです。
 そこで、一月二十四日にアメリカのオースティン国防長官と電話会談をされたと伺っております。そのときの、防衛省がホームページで発表している内容を私は見せていただきましたけれども、韓国がこういったことを、架空シナリオを出して、そして防衛力整備をしようとしているということについて、やはりこれは日米韓の足並みを乱すものであるということを明確にアメリカに対してしっかりそれは伝える、事実関係、そして日本の立場を伝えるということが大事だと思いますが、一定の限度の時間しかなかったと思いますが、まず、事実関係としてそういう話はしなかったかどうかということと、しなかったのであれば私は今後してもらいたいと思うんですね。そういうお気持ちがあるかどうか。二点、お伺いします。

発言情報

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発言者: 前原誠司

speaker_id: 10284

日付: 2021-02-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会