稲津久の発言 (予算委員会第五分科会)
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○稲津分科員 感染症の戦い、多様な、多種の治療の選択肢がやはり必要だと思うんですよ。まさに治療薬は、そういう意味で、今、レムデシビル、デキサメタゾン、ヘパリン、この三つだけなんですよ。確かに、レムデシビルは重症化した方から今度は中等症の方まで対応で、しかし、ここはやはり、先ほど私が申し上げたような薬剤が早く、まず薬事申請を出していただきたいですし、そうしたことを促していくのも役割かなと思うんです。
余りアビガンに偏って、こだわってきたのではないかなという批判的なそういう意見もある中で、私は、このことは私が言っているんじゃないんですね、もう御存じのとおり、政府の基本的対処方針の中の改訂版にも、例えば、レムデシビルやデキサメタゾン、供給の確保を図る、有効な治療薬の開発を加速する、他の治療で使用されている薬剤のうち、効果が期待されるものについて、検証するための臨床研究、治験を速やかに実施する、予備費も活用し、医療提供体制の更なる強化に向けて対策に万全を期す。これは、政府の方針、厚生労働省としてのまさに一丁目一番地の取組ですよ。ですから、ここのところは是非総力を挙げて対応いただきたいということを、多くの国民の皆さんが強く望んでいることですので、関係者の御期待にお応えしていただきたいと思います。
次の質問に移ります。
これも先ほど答弁いただきましたので、確認の意味ですので、簡潔にお答えいただければ結構だと思うんですけれども、昨年の衆議院の予算委員会で、日本版のCDC、設置すべきだ、実は私も答弁していました。それで、ちょうど今、橋本主査が、あのとき、二月でしたね、ダイヤモンド・プリンセス号のクルーズ船の対応を、対策本部長で現地に行かれて、大変でしたね。よくぞ、本当に御無事で、そして立派なお仕事をされて帰ってきたと思って、いまだに敬意を表させていただきたいと思いますが。
そのときに、日本版CDC、必要じゃないか、こういう質問をされて、私は何と答えたのかと調べてみましたら、そのときの答弁、CDC、米国の厚生省疾病管理予防センターの設置について、まずは、この度設置した専門家会議による適切な対応策を進める、それから、世界保健機関、WHOや関係国と、感染状況を提供し、情報交換を進めている、こういうふうに答弁して、これで一旦終わっているんですね。
そのとき私はいい答弁をしたかなというふうに想像していましたけれども、そうじゃない、やはり。あれからもう一年たってきている中で、様々なエビデンスも見えてきた。何よりも、専門家会議の方が、重ねてのいろんな会議を経て、そうした知見も集めてきたわけでございまして、今、この時点で、やはり、私は、専門家の方々の意見を聞きながら、いよいよ日本版のCDCを設置する、そうした構想を立てるべきだ、こう思うわけなんです。
これも政府参考人に御答弁いただきたいと思います。