繁本護の発言 (予算委員会第六分科会)
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○繁本分科員 自由民主党の繁本護でございます。
今日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。
また、野上大臣、宮内副大臣、太田局長、御準備を本当にありがとうございます。
今日は、コロナ禍にあえぐ水産の仲卸業者の経営の実態と、そして今後の支援の在り方について順次質問をさせていただきたいと思います。
まず初めに、政府は、食の産業あるいは食そのものに対するコロナ支援策を様々講じていただいております。また、感染を拡大させない、蔓延を防止するための対策もしていただいております。
この対策が、実際、食に大きな影響を与えている。二つあって、二極化していると思います。一つは、営業時間の短縮等に伴ういわゆる外食の不振ですね。一方において、外食しないわけでありますから、巣ごもり需要といいまして、家で食べる機会も増え、この影響が、生産者やあるいは飲食店といった外食産業のみならず、実は、その間にある流通に大きな影響を与えているということであります。
特に、高級なおすし屋さんでありますとか居酒屋等々の業務筋に鮮魚を卸している仲卸業者の皆さんに対する影響が非常に大きいです。晴れ食と化している高級な料理であればあるほど、そこを取引先とする仲卸業者に対するコロナ対策によるマイナスの影響が非常に大きいということであります。
まず、マクロでちょっと見てみて、全国の中央卸売市場における令和二年の水産物の取扱高は、金額ベースで見ると、対前年で約九割になっています。これは数量で見ても大体同じような傾向が出ていて、マクロで見ると、市場全体の取引量あるいは金額は一割減ぐらいかなというような感じなんですね。ところが、市場で重要な役割を果たしている仲卸にブレークダウンして見ていると、今大変な状況になっております。
この仲卸さんは、産地から市場に運び込まれる、荷受けが持ってくる荷物に対して値段をつけないといけない、そして安定供給しないといけない、買い支えないといけないんですよね。この買い支えるという重要な役割があるんですが、水産仲卸の団体であります全国水産物卸組合連合会、全水連が全国の三十の組合に対して行った一月二十八日公表のアンケート結果を見ますと、今年の一月の上半期と去年の二月の上半期の比を見た場合、ホテルへの販売は七〇%から九〇%減、そして小型飲食店への販売は五〇%から何と九〇%減という、仲卸業者さんのレベルで見ていきますと、そういう大きな影響が出ています。
荷受けさんが持ってきたものを買い支えするんだけれども、買った後に行き先がない。ダムのように荷物が、あるいは商品が止まっちゃっているというような状況が報告されているわけであります。
こういう状況を受けて、農水省にお聞きしたいんですが、この卸売市場への影響、特に仲卸業者さんに対する影響、経営状況、これをどのように実態を把握されているのか、お聞かせをください。