井上哲士の発言 (外交防衛委員会)
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○井上哲士君 注目をしていきたいという話ですけど、中国からの輸入量は、外食で使われる加工冷凍野菜を含めますと三十年間で二十七万トンから百五十五万トンに、既に六倍になっているんですね。この間、いわゆる例えば毒入り冷凍ギョーザとかありましたけど、にもかかわらずこういうことになっているわけです。
それに対して、私は、まともな対策の姿勢があるとは到底今思えませんでしたし、そもそも試算をしていないと。そういうことで本当に日本農業が守れるのかということを問いたいと思います。
是非、政府として、中国などの今後の動向も踏まえて農業での影響の試算等を行って必要な対策を進めるということを改めて求めておきたいと思います。
次に、ISDSについてお聞きしますが、参考人質疑で菅原淳一参考人が、今回のRCEP、総じて、TPPや日EU・EPAと比べてRCEPのルールや自由化の水準は低いと言わざるを得ません、注目すべきことは、このRCEPには見直しや検討の規定が数多く含まれていること、現在が最終形態とみなすべきものではなくて、生きている協定として発効後も進化、成長を遂げていくもの、日本が主導し、それを促していかなければならないと述べられました。
しかし、TPPで、市民社会がこの有害条項として問題にしたISDSや医療品の特許データ保護期間、著作権の保護期間、農民の種子の権利を制限しかねない国際協定の批准義務化などがこれ盛り込まれなかったのは、やっぱりそういう市民社会の皆さんの大きな世論と運動がありました、それと結んだそれぞれの国の政府の反対の意見があった結果だと思うんですね。
具体的に聞きますけれども、このISDSについては、日本はこの本協定に盛り込むことを求めたにもかかわらず入りませんでした。どういう具体的な反対の意見があったんでしょうか。