伊波洋一の発言 (外交防衛委員会)

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○伊波洋一君 ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。
 本日の承認案件については、特に異論はありません。
 令和二年度防衛白書において、辺野古新基地を沖縄県内に建設する理由として、第一に、沖縄は潜在的な紛争発生地域に相対的に近い(近過ぎない)位置にあるという沖縄の地理的優位性、第二に、地理的優位性を有する沖縄において米海兵隊が駐留することが抑止力となるという在沖米海兵隊の意義・役割を理由に挙げています。いずれも普天間飛行場の国外、県外移転が議論された平成二十二年、二〇一〇年の防衛省の資料における状況認識と全く変化していません。
 沖縄の地理的優位性について、二〇一六年九月十六日の福岡高裁那覇支部判決では、防衛省の主張に基づいて、北朝鮮が保有する弾道ミサイルのうち、ノドンの射程外となるのは我が国では沖縄などごく一部である、これが近過ぎないことだと説明しています。現実には、北朝鮮のミサイルも長射程化していますし、配付したCSISの資料にもあるように、中国の高精度長距離ミサイルの射程圏内に日本列島全体と同様に沖縄全体が入っています。
 防衛大臣、白書の沖縄の地理的優位性の認識は現実の安全保障環境とは大きく懸け離れてしまっているのではありませんか。

発言情報

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発言者: 伊波洋一

speaker_id: 1359

日付: 2021-05-27

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会