三宅伸吾の発言 (外交防衛委員会)
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○三宅伸吾君 おはようございます。自由民主党の三宅伸吾です。質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。
早速、質問に入ります。
まず、新型コロナウイルスのワクチンについてお聞きしたいと思います。
我が国など先進国が導入する新型コロナウイルスのワクチンには、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ製などがあります。その全てがWHOの緊急使用リスト、EULに掲載されております。五月七日には、WHOは中国のシノファーム社のワクチンもEULに掲載をいたしました。
しかしながら、今申し上げたワクチンの発症予防効果、つまり有効性にはばらつきがございます。ファイザーは九五%、モデルナは九四%など高い効果を示しております。一方、中国シノファーム社製は、WHOのデータで七八・一%にとどまっております。そしてまた、このシノファーム社製ワクチンは詳細な治験データが公開されていないようであります。
世界規模でコロナウイルスを撲滅するには、予防効果の高いワクチンが先進国のみならず途上国にも広く供給されるべきです。しかし、現状は必ずしもそうなっておりません。なぜならば、中国は独自に、主にこのシノファーム社製と有効性の下限が五〇%そこそことも言われるシノバック製を活用し、いわゆるワクチン外交を途上国を中心に大規模に展開をいたしております。これはつまり、高い有効性を持つワクチンを接種できる途上国の人口が限られてくるという可能性がございます。ワクチンの有効性、発症予防効果が低いということは、ワクチンを打っても感染するリスクは残るということです。コロナウイルスは感染が続く限り変異する可能性がございます。そして、その新たな変異が蔓延すると、最終的にワクチン接種が進みつつある先進国にも影響を及ぼす可能性が否定できないと思います。
なお、イギリス保健当局は、五月二十二日、ファイザーのワクチンを二回接種することでインド型の変異に対しても八八%という高い発症予防効果があると発表しております。
繰り返しになりますけれども、有効性が高いワクチンがあまねく世界に速やかに接種されるのが理想ですが、そうなっていないのが現状でございます。明日、茂木大臣のリーダーシップで、我が国主催によりCOVAXワクチンサミットが開催されますが、こうした現状への問題意識とサミットに臨む茂木大臣のお考えをお聞かせください。