滝波宏文の発言 (環境委員会)
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○滝波宏文君 自民党、福井県選出の滝波宏文です。
本日は、当環境委員会で質問の機会をいただき、委員長、理事、委員の先生方に感謝申し上げます。
まず、福島第一発電所ALPS処理水の海洋放出について質問します。
本件については、アメリカやオーストラリア、インドネシア、そしてIAEA、国際原子力機関等が日本の海洋放出の方針を支持していますが、中国や韓国は反対しております。
まず、韓国についてですが、そもそも昨年十月には韓国政府内で、海洋水産部など関係省庁による作業部会が処理水の安全性に問題がないとの報告書をまとめていたことが報じられております。配付の資料一にあるように、同報告書は、処理水が数年後に韓国周辺海域に到達しても、海流に乗って拡散、希釈され、有害な影響はないとし、トリチウムについても、水産物摂取等による被曝の可能性は非常に低いと報告したとのことであります。よって、今年四月十九日に韓国の外交部長官が国会で、IAEAの手続に従うのであれば問題ないと考えると答弁をしたのは自然なことであったでしょう。
ところが、翌日、四月二十日には同長官は、汚染水の放出には断固反対と突如答弁を変更。この一日での答弁変更も、また昨年の報告書との関係も、自己矛盾と言わざるを得ません。
さらに、そのように韓国政府が海洋放出に反対に転じたそのさなか、四月二十六日には、今度は韓国の原子力学会が、福島第一原発で貯蔵されているALPS処理水を一年間で放出しても、韓国国民の被曝線量は無視できる水準である旨の報告書を出しています。
これら韓国の反応について、我が国政府の見解を伺います。