滝波宏文の発言 (環境委員会)
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○滝波宏文君 委員長も研究者としてやってこられた方なので、自分の専門でもない分野で自分に都合のいい独自説を唱えることがいかに問題であるかは分かると思います。私は、やはり下線部分の発言はおかしいと思いますし、規制当局のトップとして非常に問題ですので、改めて撤回を求めておきます。
そして、この訓示の問題は、規制委員会の現在の規制姿勢の問題に根差していると考えます。すなわち、本来は規制当局もすべからく責任を負うからこそ、事業者、関係者としっかりコミュニケーションをし、限られた時間、リソースの中でどうしたら現実的な安全対策向上ができるか、とりわけ、現場において実効的な立地住民のリスク軽減をどう確保できるかを詰めなければならないのです。にもかかわらず、規制委員会は、単に玉座に座ってノーと言うばかりで仕事をしたかのように振る舞っており、あまつさえ責任逃れに走っている。早急にこの規制態度を改めていただきたいと、国会の監視機能の発揮として申し上げたいと思います。
さて、配付の資料五を御覧ください。これは、小泉大臣と元大阪府知事の橋下徹氏との対談記事からの引用であります。
これを見まして、私、おお、小泉大臣もエネルギーそして原子力に対する理解も多少進んだなと思って、私もリツイートさせていただきました。
具体的には、小泉大臣は、原発を使わなくて済むならその方がいい、ただし、過渡的な時期、移行期というものも必要だと思っている、一気にゼロは今は無理、大臣になって直面したのは、日本の中では原子力というテーマは物すごく政治的だが、国際社会ではそうではなく、むしろ石炭の方が政治的だというギャップ、日本のエネルギー政策というと原発の問題で、しかもそこにはイデオロギーの議論や科学的ではない議論までが入ってくる、だけど、国際社会の科学的な議論の中では、どうやって化石資源の依存度を下げるかということが気候変動対策につながってくると発言されております。
おっしゃるとおり、世界的には気候変動対策の最大の政治課題、論点は、ウオー・オン・コールと言われる石炭をめぐる戦いであります。我が国の場合には原子力が一番の政治課題になっていますが、世界では実は二の次になっておりまして、むしろ、脱炭素電源として原子力は気候変動対策という意味でも評価もされている。世界的に有名な若手環境活動家グレタ・トゥンベリ氏も、原子力に関しては一定の評価をしています。
小泉大臣のこの対談での発言はメディアで言ったことでありまして、是非国会の場で明確に答弁していただきたいのですが、脱炭素という大きな目標を実現するには、まずは石炭火力の問題に取り組み、原子力に関しては脱炭素電源として利用するという認識でよろしいですね。この資料五の発言を読み上げていただくだけで結構ですので、大臣の簡潔な、長くない見解をお伺いします。