山下雄平の発言 (議院運営委員会)
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。
今回、政府が国会に提出した法案や条文の中に、条文や参考資料の中に誤りがあったことについては、大変残念に思っております。条文自体に誤りがあれば、その解釈が変わってしまうこともあります。また、大変遺憾なのは、誤りが発覚した後に、その報告が衆議院よりこの参議院について遅れる事例が相次いだということであります。これは政府にとって本当にゆゆしき事態だというふうに思っておりますので、深く反省していただければと思います。
ただ、私は、この法案などの誤りについて、政府の責任だけを声高に指摘するつもりはありません。与党においては、政府が国会に法案を提出する前に事前に審査をしています。事前審査制については批判もありますけれども、私自身は、政治家になる前に政治記者として、前の自民党の政権も、そして民主党政権のときも、そのときの与党の政調を取材しておりました。時々の与党は、この政府と与党の間について、関係について、理想と現実を悩みながら、模索しながらも、最後は事前審査制を採用してきました。与党は法案について責任を共有しているというふうに思います。だからこそ、このような問題が今後起きないように、なぜ誤りが生じ、なぜチェックが働かなかったのかということを検証しなければならないと考えています。
変化の速い時代に、スピード感を持って法案を作成しなければならない場合も少なくありません。一方で、国家公務員の定員は非常に管理が厳しくなっております。そういった状況下で、公務員の皆さんが条文や関係資料の読み合わせや文面のスタイルチェックに膨大な時間を費やされている現状があるんだと思っております。
法案に携わる人たちだけでチェックすることに対しては限界があるのではないかというふうにも感じます。行政官の方の能力や時間をミスのチェックばかりに費やすのではなくて、政策の中身について心血を注げる体制をつくっていかなければならないと考えています。
例えば、紙で法案を提出、配付するのではなく、デジタルデータで配付、提出できるようになれば、改行のずれであったりとか、そういった問題も含めて、チェックをシステム化したり外部化したりできるようになるのではないかと思いますし、立法府や政党のチェックも機能しやすくなるのではないかというふうに考えております。
昨日、政府が省庁横断のプロジェクトチームを立ち上げたというふうに聞いておりますけれども、加藤官房長官にお伺いしたいのは、現在の立法作業の問題点はどのようなところにあると考えておられるのか、プロジェクトチームでの法案作成のICT化、デジタル化についてはどのように検討を進めるつもりなのか、お聞かせください。